マーケットの愚か者

1月11日

10:30 先週末の米国のイベントは比較的良い数字となった。指数は上に一瞬振れただけで値を消していく。プレミアムは急落して安心していたが下げが止まらない。17,800円からの下落は大引けまで続き、高値からの下げ幅は500円を超えて17,250円付近で引ける。
ここまで下げられると遠いプットも踏まされる。Ｐ14000、理論値は2円3円なのだが43円で損切りとなる。新年早々、憂鬱な連休へ突入し週が明けるのを待つ。完全に読みが外れて、そんなバカな状態。
週が明けるが東京マーケットは休場。7時からのオセアニア市場で円一段高。南アランドがまたとんでもない値段を付ける。6.6円台まで下落、スプレッドは拡大して取引は実質停止。ストップロスに引っ掛からずに済んだだけでも良かったのか。このオセアニア時間は昔から板が薄くとんでもない市場であることを再認識させられる。
9時になって東京以外のアジア市場が始まる。為替の板もいつも通りの厚みに戻り円高も修正されつつある。CMEは一時17,100円付近まで突っ込んだが現在17,200円台で推移。どうせまた中国市場の動向に振り回される事になる。東京市場が休場の時に仕掛けられた円高。2016年は急落から始まり下げ幅拡大へ。いつもと違う年の始めに、戸惑いそして警戒するレベルへと移る。今夜の海外市場の動向次第で、明日の寄付きはシャレにならない事になる。17,000円割れも十分に視野に入り、とんでもない事になってしまう。