毎月、数千品目の商品値上が発表されます。
今回の価格上昇について、食料品について疑問に思うことがあります。
日本で自給率の低い農産物といえば、小麦や大豆です。
小麦の自給率(生産額基準)は16%です。
ロシアのウクナイラ侵攻もあって、世界的に価格上昇しています。
日本でも、パンや麺類の値上がりを招いています。
小麦より自給率が低いのは大豆で、自給率(生産額基準)は6%です。
不思議なことに、大豆の自給率が低いわりに
食品売り場に国産大豆の納豆商品が並んでいます。
大豆は小麦より自給率が低いのですが、いまのところ豆腐や納豆が
大幅に価格上昇したという話は聞きません。
個人的に、不安に感じるのは「じゃがいも」です。
「じゃがいも」の自給率は60%台のようです。
ところが、大好きなポテトチップスの値上げが続いています。
価格:1,650円 |
ビールのおともは、どこまで値上がりするのでしょうか?
今年にはいって、2回目の値上げがあるとか・・・?
なぜ、自給率が60%台の「じゃがいも」を原料とする
「ポテトチップ」が何度も値上がりになるのでしょうか?
食料問題は、何年も前から自給率の向上が課題になっていました。
【送料無料】我が国における食料自給率向上への提言/板垣啓四郎 価格:2,200円 |
ところが、少子化対策と同じく政府は掛け声ばかりで
明確な改善策を打ち出していません。
どうするつもりなのでしょうか?
10年、20年後先の課題については
年を取った政治家に任しても解決しないかもしれません。
未来に生き抜く若い人たちに期待するしかありません。
少子化問題の経済学ー生きづらい社会で出生率は低下するー [ 溝口由己 ] 価格:1,100円 |
水曜日・TBSの夕方ニュース「Nスタ」の
コメンテーターに若い女性が登場しています。
「食べチョク」代表の秋元さんというかたです。
Tシャツがトレードマークのようです。
彼女は元農家の娘で、農業支援のベンチャー企業を経営しています。
6億円の融資を受け、農産物など食材のオンライン直売所
「食べチョク」を運営しています。
このような女性に、食料自給率の問題に
取り組んでもらいたくなります。
儲かる農家を育て、自給率の向上を目指す活動に
取り組んでくれそうです。
最近は、「ビジネス成功者の仕事ゲーム」では時代の課題に
こたえる人を主人公にしたテーマの作品作りを目指しています。
秋元さんには、農家の活動を支援して儲かる農家を育て
食料自給率を高める働き方をしてほしくなります。
コロナ禍でも、農業や漁業の生産者支援に取り組んでいたみたいです。
秋元さんも「#Tシャツ起業家」という本を出版されています。
365日 #Tシャツ起業家 「食べチョク」で食を豊かにする農家の娘 [ 秋元 里奈 ] 価格:1,430円 |
この本を参考に、ゲームにしてみようかと思っています。
農家の後継者問題と食糧自給率の改善といた社会的問題の解決を
図る働き方を学ぶゲームにしたいと思っています。