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塩分の過剰摂取と野菜不足
塩分は可能な限り排除し、野菜をたっぷりと摂ることを勧め いるが、実はこの二つは密接に結びついるのです。
体にとりまして塩分はもちろん必要なものでしょうけど、摂りすぎは代謝異常を招き、健康を害してし まいます。
塩分は高血圧をもたらし、胃壁を傷つけて胃がんになりやすくなるという以前 に、全身の細胞にも影響を与えてしまうのです。
本来私どもの体の中の水分、その為体液には電解質（イオン）が含まれていまして、浸透 圧を調整したり、筋肉や神経細胞の働きに関わる様々な役割をもっています。 この電解質とはナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウムなどであり栄養素で言うミネラル に属します。
動物や植物を構成する細胞の内部には、カリウムが豊富に含まれており（約140meq) トリウム（塩分）はその＋分の一程度だと言い聞かされます（約10mEq）。
細胞の浸透 この電解質 （約14omEq）、ナ 一方、細胞の外側にある血液やリンパの中にはカリウムは少なく、ナトリウムが多く含まれ ています。
塩分を過剰に摂ることで細胞内にナトリウムが多くなり、細胞内の電解質のミネラ ルハランスが崩れ、老化や病気、そうして細胞ががん化する原因にもなるのでしょう。
それで塩分を避けてカリウムを摂取することの方が望ましいといえます。
カリウムは野菜などに 多く含まれるので、野菜を多く摂取すると、がんや病気の改善に為になるというわけです。
ただし腎臓に障害がある場合は、カリウムの多い野菜が制限させられる場合もあるので、その時 合は必ず主治医に相談してほしい。
*mEq（メック）：ミリ・エクイバレント電解質濃度を示す単位。
(参考文献 3ヶ月で驚くほどよくなる！がんを死滅させる食事 がんの予防から末期がんまで済陽高穂 宝島社2014年11月24日第1刷発行）
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タグ：塩分とりすぎ
