2017年11月21日
右膝とMRI
右膝の調子は相変わらずで、今日鍼の先生に膝関節のロッキングが繰り返し起こるという症状をお話ししたところ、俗に「関節ねずみ」と呼ばれる「関節遊離体」というものの仕業かも知れないので、時間のある時に一度整形外科を受診してMRIを撮って、治療法があるなら、大きな怪我をする前に治療しておいた方がいいとアドバイスされました。
そこで午後早速近所の整形外科に行ってみました。すると医師は問診票を一読し、私の姿をジロリと見るなり、小さくため息をつきました。このため息を翻訳すると、「あなた、そんなに太っているんじゃ膝関節に負担がかかるのは当然ですよ。医療だ治療だと言う前にまずは体重ですよ、体重。もういちいち言われなくたってあなたもよくおわかりだろうから敢えて繰り返すような野暮な真似は致しませんけれど、もう少し節制なさったらいかがですか」でした。
医師は仰臥した私の右脚を曲げたり伸ばしたりかなり乱暴に扱ったあと「大きな痛みはありませんね」と言い、次にレントゲンを撮りました。「レントゲンを見る限りこれといった異常は見つかりません。こういう症状が確認できないのが一番困るんですよね…」としばらく沈黙が続いたので、私の方から「関節ねずみが確認できないということですか」と伺うと、「レントゲンでは映らないので、やっぱりMRIを撮ってみましょう」ということになりました。
診察室を出る時に医師は、「まぁ、2年くらいかけて落としてください」と敢えて目的語をはぶいて仰いました。なるほど整形外科医の視点でも、私が標準体重になるには2年が必要なのだということなのです。身長165cmのBMI22の標準体重は59kgですから、10kg痩せた今でもまだあと36kgあります。2年であと36kg、1年当たり18kg、ひと月当たり1.5kgです。乱暴だし嫌味だしなんとなく相性の良くない先生ですが、さすがにプロの医師なのだと思いました。
そして別の施設でMRIを撮ることになったのですが、撮影中に右膝が動かないように固定する装置に右膝を乗せると、脚が太すぎて蓋が閉まらないのです。検査技師の方が角度を変えたり、色々と工夫してくださいましたが結局その装置ではなく別の装置を流用することとなりました。
このところ、脚が細くなったと心密かに喜んでいたのはあくまでも「当社比」に過ぎなかったわけで、男性も使用する膝固定装置が閉まらないのですから、医師にため息をつかれても仕方ないのだと思いました。
そこで午後早速近所の整形外科に行ってみました。すると医師は問診票を一読し、私の姿をジロリと見るなり、小さくため息をつきました。このため息を翻訳すると、「あなた、そんなに太っているんじゃ膝関節に負担がかかるのは当然ですよ。医療だ治療だと言う前にまずは体重ですよ、体重。もういちいち言われなくたってあなたもよくおわかりだろうから敢えて繰り返すような野暮な真似は致しませんけれど、もう少し節制なさったらいかがですか」でした。
医師は仰臥した私の右脚を曲げたり伸ばしたりかなり乱暴に扱ったあと「大きな痛みはありませんね」と言い、次にレントゲンを撮りました。「レントゲンを見る限りこれといった異常は見つかりません。こういう症状が確認できないのが一番困るんですよね…」としばらく沈黙が続いたので、私の方から「関節ねずみが確認できないということですか」と伺うと、「レントゲンでは映らないので、やっぱりMRIを撮ってみましょう」ということになりました。
診察室を出る時に医師は、「まぁ、2年くらいかけて落としてください」と敢えて目的語をはぶいて仰いました。なるほど整形外科医の視点でも、私が標準体重になるには2年が必要なのだということなのです。身長165cmのBMI22の標準体重は59kgですから、10kg痩せた今でもまだあと36kgあります。2年であと36kg、1年当たり18kg、ひと月当たり1.5kgです。乱暴だし嫌味だしなんとなく相性の良くない先生ですが、さすがにプロの医師なのだと思いました。
そして別の施設でMRIを撮ることになったのですが、撮影中に右膝が動かないように固定する装置に右膝を乗せると、脚が太すぎて蓋が閉まらないのです。検査技師の方が角度を変えたり、色々と工夫してくださいましたが結局その装置ではなく別の装置を流用することとなりました。
このところ、脚が細くなったと心密かに喜んでいたのはあくまでも「当社比」に過ぎなかったわけで、男性も使用する膝固定装置が閉まらないのですから、医師にため息をつかれても仕方ないのだと思いました。
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