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宮部みゆき_【火車】

 社会問題を含む作品を多く書かれている宮部みゆき氏のミステリー小説です。

 クレジット自体の仕組みに問題があるのか? クレジットを使用する人間に問題があるのか? 

 休職中の刑事『本間俊介』は、親戚から失踪した婚約者を探してほしいと頼まれるところから物語が始まります。
 この婚約者が失踪したのは、クレジットを作ることができない自己破産経験者であるということが判明した翌日です。

 本間刑事は休職中であり、警察手帳を使えないために雑誌記者に扮しながら捜査を開始しますが、婚約者の足跡を追いかける途中で同姓同名の別人らしき人物にたどりつきます。

 この同姓同名の人物と婚約者の関係は何なのか?

 一つの答えにたどり着いた本間刑事ですが、最終的にこの婚約者の口から答えを聞けなかったのが残念です。

 宮部みゆき氏の作品は、社会問題を取り上げるものとしてものすごく上手く作り上げられていますが、管理人としては、終わり方が物足りなかったです。

 2011年にドラマ化が予定されていますので、その前に一度読んで見れば面白いと思います。管理人も小説とは違った終わり方を期待して、待っています。
 


{a8.net http://books.livedoor.com/item/609876}

気が付いたら完結編ッ!?


 
 富士見ミステリー文庫から発行されていた『GOSICK』が、気が付いたら完結編が出ていたので纏め買いしてきました。

 確か3,4年前に一時新刊が出なくなって、完結されずに消えていったのかと思っていたのですが、いつの間にかアニメかされていたり驚かされることばかりです。

 ゴシックの内容については、またそのうち紹介していきますが、簡単に言うと東洋の留学生の少年が、灰色狼と呼ばれる最強の頭脳と出会う話です。

 分類すると安楽椅子探偵ですね。
 
 富士見ミステリーが無くなってアニメ化した作品は結構多いのでは、と思ってしまった。

 {a8.net http://books.livedoor.com/item/307878}{a8.net http://books.livedoor.com/item/3561641}

大学附属図書館って



 久しぶりに大学附属図書館に寄ってきました。

 大学の図書館になれると、普通の図書館が小さく感じますね。

 たまには勉強しようと思いました。




赤川次郎_【三毛猫ホームズの推理】

 小説家、赤川次郎氏の三毛猫ホームズシリーズ第一作目です。

 三毛猫ホームズシリーズは、血が苦手で、女性恐怖症の刑事『片山義太郎(かたやまよしたろう)』
が、三毛猫ホームズの不思議な行動を追いかけながら、事件を解き明かしていくというストーリーです。

 私は、最初ホームズは、片山義太郎の飼い猫かと、勘違いをしてたのですが、ホームズは被害者の猫だったようです。まさしく『ホームズの推理』は、主人の敵をとったという内容です。

 そして、今回の事件は羽衣女子大で一人の女子生徒(注:ホームズの飼い主ではありません)が殺害されたところから始まります。その女子生徒が売春を行っており、それを組織していた者達を調べるために片山義太郎がやってきます。
 しかし、彼に捜査を依頼した森崎が、捜査の途中で殺害されてしまいます。

 売春に殺人、二つの事件が絡まり複雑化する事件は、マッチ箱でじゃれるホームズの姿により解き明かされます。
 特殊な環境でしか使用できないトリック(殺人トリックはそんなものが大半)だが、意外の一言に尽きる。まさに、読者の斜め上を行く殺人方法でした。

 スケールの大きさは、東京タワーを消したマジック並みです。

 ちなみ”東京タワーを消すようなトリック”は例えで、このトリックの答えを知っていても『ホームズの推理』の謎は解けませんのであしからず。

 とにかく、まさかこんなッ! というトリックが読みたい方にお勧めです。

{a8.net http://books.livedoor.com/item/1380904}

情報をまとめてみよう

 さくらパンダ劇場の謎解きに役立つ情報をまとめてみました。

 前提条件。
 @犯人は単独犯。
 Aさくらパンダ氏と小暮彩氏は犯人出ない。
 B犯人は登場人物の中に必ずいる。
 C超能力や魔法など、人知を超える力は存在しないものとする。
 D犯人の名前はフルネームで性格に答える。

 謎解きに必要な前提知識は上の5つです。では、まず登場人物を整理してみましょう。

 1.小暮彩(ヒロイン・桃子の友人・助手)
 2.さくらパンダ(探偵)

 3.車田紀夫(タクシーの運転手)
 4.花澤杏子(『花澤商事』名誉会長・被害者)

 5.佐藤良三(執事)
 6.望月春雄(杏子の主治医)

 7.花澤桃子(三女・彩の友人)

 8.花澤菜々子(次女)
 9.山田直樹(菜々子の婚約者)

 10.花澤百合子(長女)
 11.花澤健介(百合子の夫)

 登場人物は全員で11人。この中で1.小暮彩、2.さくらパンダは前提条件より除外。
 犯人の候補は全部で9人です。

 殺害方法は望月氏が言ったことが正しければ”毒殺”。

 もっとも、被害者と険悪な関係であるのは、一見次女の菜々子であるが、婚約者の会社の援助? を目的に実家に戻ったとしたら、毒を用意する必要は無く、毒殺は不自然ではないだろうか?

 盲点となる人物は、3.車田紀夫。開始数十秒で一瞬だけ登場した人物で、被害者と一番最初に一緒にいた人物である。見落としそうになるが、彼の名前は確かに存在しているので、登場人物の一人であることは間違いない。

 毒を飲ませる機会が一番多そうなのは、被害者が愛用する水を管理している6.望月春雄であるが、あまりにもあからさまでないか? もし彼が犯人なら、自分から毒殺だと全員に告げる必要があるか? この考えを逆手にとった可能性もあるが・・・

 取り敢えず思いついたことを箇条書きにしてみたが、犯人の特定はなかなか難しそうだ。

 次に消去法としてそれぞれのアリバイを確認してみよう。

 3.車田紀夫(被害者と二人きりになる時間がある。)

 5.佐藤良三(午前中は桃子と買い物へ。その後望月と一緒)
 6.望月春雄(被害者が帰宅したときは良三と一緒)

 7.花澤桃子(午前中は良三と買い物へ)

 8.花澤菜々子(彩が着いたとき百合子と口げんか)
 9.山田直樹(遅れて花澤家に到着。15分の遅刻。広間で待つ)

 10.花澤百合子(健介と一緒に行動?)
 11.花澤健介(百合子と一緒に行動?)

 こうしてみると、怪しそうなの3.車田紀夫、6.望月春雄だが、いまいち決定力に欠ける気がする。

 取り敢えずこれらの情報を元に、もう少し考えてみようと思う。
 皆さんも、参考にしてください。

さくらパンダに挑戦!

 ミステリー好きの皆さん。面白い企画を発見してしまいました。

 その名も、『名探偵さくらパンダ劇場 20歳のバースデー』!!

 大丸松坂屋百貨店のさくらパンダ館の企画。本格ミステリーに挑戦し、犯人を探し出した人の中から抽選で1名に百万円相当の純金が当たるらしい。
 締め切りは10月4日の火曜日!!

 管理人も挑戦したが、容疑者を半分ほどまで絞ったところで、そこから今ひとつ確証を得られない。
 興味のある方がいましたら、即参加、挑戦してみましょう。

 桃色の頭脳を持ったさくらパンダ氏を目指してがんばりましょうッ!!

西尾維新_【不気味で素朴な囲われた世界】

 正直な話、以前書きました『きみとぼくの壊れた世界』と比べて好みでありませんでした。
 世界観は統一されていますが、登場人物は、最後の謎解きを告げるために病院坂黒猫が出てくる以外は、前作の人物は出てきません。
 
 前作の『様刻』くんのポジションに、『弔士』くん。
 『病院坂黒猫』の代わりに、『病院坂迷路』が入り、まったく別の学園で殺人事件が起こります。
 もしも、『きみとぼくの壊れた世界』の続きだと思って読もうとした方がいましたら、ここらで引き上げてください。
 
 『きみとぼくの壊れた世界』よりもさらに、歪で救いがありませんから。

 まあ、そうは言いましても、西尾ワールドは健在です。
 奇人三人衆と呼ばれる、変りだねから、一切しゃべらない探偵役。よくこんな話を思いつくなと関心してしまいます。

 西尾ワールドにのめりこんで抜け出せない人だけにお勧めします。
 
 様刻くんと弔士くんは、まったく正反対の価値観です、そのことを理解したうえで本を開いてください。


{a8.net http://books.livedoor.com/item/1917198}{a8.net http://books.livedoor.com/item/1917301}

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アクセス数は増えるのかな?

取り敢えずお菓子でも食べながら眺めてたいです。

ああ、ここの和菓子おいしそう。



Mr.サイレント_【仮想世界の優しい奇跡】

 今は無き、富士見ミステリー文庫の作品の一つです。
 本格化ミステリ? と呼んでいいのかわかりませんが、時代が時代ならアニメ化してもおかしくない作品だと思いますね。でも、富士ミステリーの作品がアニメ化するところはあんまり見たことありません。

 この作品は、富士見系なのでキャラクターや、人物設定が斬新です。
 主人公・探偵役『林晋一郎』は、人間嫌いで、パソコンとテディベアが大好きな17歳の青年です。しかし、それだけではなく、彼は、後天的に話すことができないという障害を持っています。
 そして、ヒロイン『中垣内真理香』が、主人公の通訳として、事件の真相を語ってくれます。

 まあ、小説なんで、主人公がしゃべれなかった場合でも、あまり関係ないかもしれませんがね(笑)

 1巻は、インターネット上に見つけたSOSに興味を持った、ヒロインが主人公を炊きつけて解決に向かうという内容です。
 
 富士見ミステリーの作品は、犯罪に重心を置くよりも、キャラクタに重心を置いている部分が多かったりするので、凶悪犯罪を暴くといったものを読みたい方には合わないかも知れません。

 しかし、変わった系統のミステリを読みたい方にはお勧めですね。

 例えるならば、シャーロックホームズの『オレンジの種5つ』や、『黄色い顔』が好みの方にお勧めかもしれません。
 
 

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西尾維新_【きみとぼくの壊れた世界】

 読み始めてみると、主人公『様刻』くんはひねくれてるんですよ。あげ足取りのような、それでも最後まで読んでしまうと、彼がどこにでもいる人間に感じられるんですよ。

 不器用というより、やってることは無茶苦茶なんですが。例えば、幼いころの話しとはいえ、いじめられた妹を助けるために、妹の足を折って入院させるとか。その後いじめた人間を聞きだすために妹の腹を殴るとか。
 (ここだけ書くと、主人公がかなりやばい雰囲気に見えてしまう・・・)

 まあ、ヒロイン・探偵役『病院坂黒猫』もかなりぶっ飛んで無茶苦茶やりますしね。
 殺人現場に潜入するのに、「僕に任せて」と言われたら、特殊スキルを期待するじゃないですか。
 
 普通に金槌で鍵を破壊しますからね(笑)

 二人とも、やり方はかなり歪で間違っていそうですけど、正しくないだけで間違ってないんですよ。
 求める結果を得るための障害が排除されていく訳ですから。そのために、別の問題が発生するわけですが。

 例えば、100%、BADENDを回避するために99%のHAPPYENDを避けて、TRUEENDにしかたどり着けないというところでしょうか? 

 この物語、トリックよりも人間関係を読み解くほうが、解決に早く結びつくかもしれません。
 
 戯言シリーズよりもきみとぼくの壊れた世界シリーズの方が、読んだあとに感情をえぐられる気がします。

 特に主人公の最後の言葉。

 「どうして僕は・・・・・・こんなに最悪なんだ」
 
 自分の能力で得られる最良の結果を得て、知ることになった殺人事件の真相。そして事件に対する自分のあり方。
 ここまで読んだ人は、感情を揺さぶられること間違いなしです!
 
 {a8.net http://books.livedoor.com/item/249966}
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