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原発のウソ(小出裕章) 感想



最近、原発関連の本ばかり読んでるな。

本書も含めて何冊か原発事故がきっかけで
原発の本をよんみたのですが
すべての本に共通しているところが
「原発を全否定」しているところです。
私は今まで原発がないと電力がなくなると
思っていたのですが、その通りになるという本は
原発関連ではなかったように思います。

ただ、そのような意見がでているのに
今日本には54もの原発があり、
浜岡原発が停止をしていても他の原発が
まだ危険ということになっている状況なのが不思議だ。

原発を止めない理由は経済的な理由が原因だろうが
それでも今危険とされる原発を止めるという話になると
「日本経済がメルトダウンする」とか、歯切れのいい言葉を
使ってメディアで原発のまた推進の方向に向かうような
方向になってると思う。

 



p127
私たちは、使えばなくなる資源を「再生不能資源」と呼んでいます。
石油、石炭などの化石燃料がそうですし、原子力の燃料であるウランも
また再生不能資源です。
(中略)
一方、多くの人たちが「未来のエネルギー」との幻想を
抱いているウランは、利用できるエネルギー量換算で
石油の数分の一、石炭に比べれば数十分の一しか地球上に
存在していません。石油よりかなり前にウランが枯渇してしまうこと
は明らかです。「化石燃料が枯渇するから未来のエネルギーは原子力しかない。」
という宣伝は、まったくのあやまりでした。



本書では「原子力はコストが高い。」
「二酸化炭素を出す」
「使用済み核燃料を出して処理にこまる」
そして
「原子力は危険」
これだけのリスクを孕んでいるのを
私はまったく知りませんでした。

本書でも
「被害を福島の人だけに押し付けてはいけない」
とも書いています。
これからは私も知らないではすまされないとも
思っています。

そして現在、問題になっていると思うのが
「風評被害」です。
私がいう「風評被害」は
「福島の野菜を根拠もなしに安全という」ことです。
正直、もう原発事故が起こりかなりの時間が
たったのだから


最近私が見ている、武田邦彦教授のブログでも
これを指摘しています。
(ただ、このブログを見る限り農家の人は汚染された
野菜とかを出荷したくない気持ちが強い人が多いようです。
正直、このような人に頭が下がります)


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