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FUKUSHIMA福島原発メルトダウン(広瀬隆) 感想




本書では福島原発の事故をはじめ現在の原発の
危険性を指定をしてます。

この本の趣旨は原発の危険性や
今日本にある原発はどれだけいい加減につくられて
いるかが書いています。
ただ、本書を読むと俗に言う「危険厨」か?
と思ってしまうかもしれませんが
今の原発事故の状況を見ると著者のほうが
正論であると思っています。







p216
第一章で、原発における熱の流れを説明し、
「原子炉で発生した熱エネルギーの三分の一しか電気にならない」
ことを説明しました。(中略)
この捨てられる熱水を「温排水」と呼びます。
温排水によって海に捨てられる熱量はどれくらいか?
これが膨大で、びっくりします。
福島第一原発事故が起こる前、二〇一〇年末現在で日本の原子炉
五四基の電気出力は、合計で四九一一・二キロワットでした。
ということは、原子炉から毎日、温排水として海に捨てられた熱量
はその二倍、約一億キロワットという計算になります。
この熱量は、たった1日で、広島に投下された原爆一〇〇発分に
相当します。広島の原爆は一瞬で町を焼き尽くし、
一四万人の命を奪いましたが、それが毎日一〇〇発分も海に
「投下」されたら、どうなるでしょうか。海の生態系が壊れないはずがありません。
「原発は電力需要の三分の一をまかなっています」という前に、
「原発は発電量の2倍の熱で海を加熱しています」と言うべきでしょう。




原子力発電のメリットは二酸化炭素をださないので
温暖化問題を解決するとよく言われています。
しかし、これを読んで全然違うと思いびっくりしました。

しかし、これはテレビでは言われていません。
原子力発電を使う理由に上げられるのが
「クリーンであること」「エネルギー効率がよいこと」だと思いますが
その条件でさえ満たしていないので問題であると書いています。

しかも、日本の原発はすべてが地震の対策をしていないため
これから起こると懸念される東海地震で倒れる可能性が
出てくると書いています。

ただ、浜岡原発が止められた分は本書の希望が反映されてるかも
しれないが


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