2011年05月10日
突破する力(猪瀬直樹) 感想
本書は東京副知事に任命された人が書いたらしいが
この人は作家でもあるらしい。
石原都知事にしろ、作家という仕事をしている
政治を任されるのは本書で書いている
「突破する力」があるからなのだろうか?
本書はビジネスマンが
壁をうちやぶる方法を中心に書いていて
読みやすくて面白かった。
ただ、個人的に思ったのが
本書で書いているような「いきづまり」は
ここまで問題は単純ではないと思う。
しかし、それを差し引いても本書は
面白いと思う。
p39、40 負けを重く受け止める人は、人生を甲子園のような トーナメント戦だと考えているのではないでしょうか。 甲子園では一度でも負けたら上に進むことは不可能。 それと同じように、一回でも失敗したら、人生という舞台で 勝ちあがれないと思い込むのです。 (中略) 今日の負けは、明日に取り戻すことも可能です。 にもかかわらず、トーナメント思考で試合を放棄して しまったら、黒星を重ねていくだけ。 大切なのは試合を続けることであり、 1敗や2敗でうろたえてはいけないのです。 |
これは半分同意できます。
しかし、トーナメントなところも同時にあると
思っています。
例えば、新卒の就活でつまづくと
なかなか挽回できないや
年齢が上がると就職先を見つけるのが
苦労するところです。
もちろん、リーグ戦的なことがあるでしょうが
日本ではリーグではおそらく最初に
勝った人間が有利になる気がします。
例えば就職活動でいうと内定を複数もらう人です。
だから、ここでは「思い込まされている」ところと
「事実そうなっていること」の二つにまずわけないと
いけません。
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