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偽善エネルギー(武田邦彦) 感想



本書はさまざまなエネルギーをそれぞれ
未来のエネルギーになるか解説していく本です。

ただ、結果としては原子力エネルギー以外は
実用的でないと言っています。
個人的に驚いたのが
日本は火力発電に頼ってるのは
およそ1/4程度だということです。

ちなみにほかは、
原子力のほかに石炭や液化天然ガス
だそうです。

本書では、原子力のトラブルは
人災だと断言しています。

さらに太陽光発電はいろいろ理由が
あって結局実用化にはならないし、
日本の国土の広さや人口密度によって
日本には向いてないみたいので
本書が出たあとで技術が発達しても
実用化は難しいみたいです。





p176
そうすると、国も市長さんも「地震が起こっても原発は大丈夫です」
と言っていたことがわかりました。この発言は、ウソといってもよい
表現です。もともと、日本の原発は地震に弱く、地震で壊れて、
付近住民が被曝する可能性があります。(中略)
まず、原発というのは、非常に巨大な設備なのに、その責任者は
サラリーマンで、生まれてこの方、あまりに大きな判断を
自分でしたことはありません。(中略)
だから、どうしても原発の責任者は国民を守るというより先に、
我が身や自分の会社のことが気になって、重要なことほど
隠してしまう傾向があるのです。



正直、今回の原発事故でこのような
人災がモロに出てしまったように思います。

さらにこの事故のせいで日本原発が
完全に否定されているのが世論の流れです。
原発がよい悪い以前に
原子力に変わるエネルギーは実用化されて
いるのか、そこが問題です。

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