2011年04月09日
変化を生み出すモチベーション・マネジメント(小笹芳央) 感想
本書では変化することの大切さを書いてながら
変化することの難しさも同時に書いている。
難しい変化をどう対応するかについて
Unfreeze
↓
Change
↓
Refreeze
の3つのステップに分けて説明している。
3つに分けているのは
段階を踏まないとうまく変化できないのが理由らしい。
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本書の手段は場面に分けており
書いていることは分かりやすいが
問題はこれは仕事の場面を想定しているみたいで
マネージャーとか地位が上の人間が
なかなかできないと思う。
もちろん、そうでなくてもできると思うが
やはり周囲の影響は大きい。
さらにセフティーネットの大切さを強調していることから
体力がある程度あり、失敗に寛容な会社がいいみたいだ。
しかし、最近はセフティーネットが脆弱なのに
「挑戦をしない」ということを一方で言っているのは
どうかと思う。
p143 悪い例から始めるのは恐縮だが、例えば第二次世界大戦のナチスが 暴力的で非人道的な行為を行ったことは周知の事実だ。 しかし、あの時代、あの場所に生きた人たちの多くは、 それを受け入れた。たとえ「おかしい」と思っても、 大勢がそれを支持していれば疑問の声をあげることは難しい。 |
学校でのいじめが問題になることがあるが
これも集団の力によるものだと思う。
会社だって、このようなことだって起こる。
仕事を人間関係でやめたという人がでるのはその証拠だと思う。
本書では、これをよい方向に向かわせればいいと書いてあるが
そういう方向は意識しないとなかなかできないと思う。
やはりこれもトップ次第だろう。
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