2011年04月05日
日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか(竹田恒泰) 感想
本書は日本人が
日本に対してかなりさめた目で見てると書いている。
ただ、本書では日本をたしかに人気があると
しているが基本的に「文化」や「天皇」についてが
中心になっていると思う。
著者が旧皇族に生まれたから、この内容になるのは
仕方ないんだろうな
よろしければクリックお願いします。
↓
にほんブログ村
個人的には
1章から3章までは同意できるが
4章から日本の歴史が関わっているところは
あまり関心できません。
理由は歴史というのは当時の権力者の
好きなように捻じ曲げられるものなので
あまり無批判に歴史をみて
日本はすごいというのは疑問なのです。
もちろん、日本のモノづくりは
すごいと感じました。
ただ、マンガなどにしては
某条例などにより自分で自分の首をしめている
ように感じる。
ちなみに日本マンガに「成長物語的」なことは
日本では当たり前でも、世界ではめずらしいものらしい。
この本で疑問なのが
文化などをほめているが
現在の日本人については批判的であると思う。
正直、その意見は建設的でないし
ただの懐古主義に思うので
同意しない。
さらにデイトレードをしてる若者を批判して
p206、207 たとえ収入が少なくとも、毎日懸命に働いている人の生き方は美しい。 作物を育て、製品を作り、サービスを提供するなど、 すべての人々の生活を幸せにすることにつながる。 価値を創造するものがほんとうのしごとなのであって、 デイトレードの類は到底「仕事」などとよべるものではない。 |
と書いているが
はっきりいって今は真面目に生きてる人が
損をする世の中になっている。
ホリエモンが逮捕されたが今もテレビなどで
引っ張りだなことが証拠。
私は彼が悪人とは思っていないし、優秀だとおもうが
少なくとも著者が望む人間像ではない。
それでも、演出があるかもしれないが
拝金主義なキャラをしており、ある程度は人気がある。
それは今だけではなく歴史的にもそのようなところが
あったように思う。
つまり、天皇の生活の影に市民が苦労した姿がある
と考えければいけない。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント