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日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか(竹田恒泰) 感想



本書は日本人が

日本に対してかなりさめた目で見てると書いている。

ただ、本書では日本をたしかに人気があると

しているが基本的に「文化」や「天皇」についてが

中心になっていると思う。

著者が旧皇族に生まれたから、この内容になるのは

仕方ないんだろうな


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個人的には

1章から3章までは同意できるが

4章から日本の歴史が関わっているところは

あまり関心できません。


理由は歴史というのは当時の権力者の

好きなように捻じ曲げられるものなので

あまり無批判に歴史をみて

日本はすごいというのは疑問なのです。


もちろん、日本のモノづくりは

すごいと感じました。

ただ、マンガなどにしては

某条例などにより自分で自分の首をしめている

ように感じる。


ちなみに日本マンガに「成長物語的」なことは

日本では当たり前でも、世界ではめずらしいものらしい。



この本で疑問なのが

文化などをほめているが

現在の日本人については批判的であると思う。


正直、その意見は建設的でないし

ただの懐古主義に思うので

同意しない。


さらにデイトレードをしてる若者を批判して





p206、207
たとえ収入が少なくとも、毎日懸命に働いている人の生き方は美しい。
作物を育て、製品を作り、サービスを提供するなど、
すべての人々の生活を幸せにすることにつながる。
価値を創造するものがほんとうのしごとなのであって、
デイトレードの類は到底「仕事」などとよべるものではない。


と書いているが

はっきりいって今は真面目に生きてる人が

損をする世の中になっている。

ホリエモンが逮捕されたが今もテレビなどで

引っ張りだなことが証拠。



私は彼が悪人とは思っていないし、優秀だとおもうが

少なくとも著者が望む人間像ではない。

それでも、演出があるかもしれないが

拝金主義なキャラをしており、ある程度は人気がある。



それは今だけではなく歴史的にもそのようなところが

あったように思う。

つまり、天皇の生活の影に市民が苦労した姿がある

と考えければいけない。

この記事へのコメント

   
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