読書の感想とかのブログ

本書で書いていることは


アメリカは今の政治のやり方では発展しない、


中国は多くの不動産バブルを抱えており


その危険があると指摘。


本書では、経済を発展させる鍵が


発展途上国にあるという。


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ちなみに本書では、今の政権のことを


厳しく非難している。

ｐ163、164 ずばりいおう。多くの国民がいま口には出せないが 心のなかで感じていることを。「政権交代は誤りだった！」 そうなのだ。自民党はあまりにひどく無責任で、一年交代 で選んでもいない首相をくりだし、国家破綻させた。十五年 ものあいだGDPの成長がストップし、デフレスパイラルから 抜け出せなかった。何よりも、不誠実な感じを金権腐敗の臭 いがフンプンとした、（中略）そして待ちに待った政権交代が 実現した。（中略）しかし、である。小沢氏が幹事長に就任 するや、陳情を一元化する、といいながら露骨な利権漁り が始まったのだ。

政権交代については、


２ちゃんねるとかでは、「民主党に投票したやつはバカ」


ということがかなり騒がれるため、


選挙で民主党を選んだ人も責任を感じているため


口には出せないのだろう。


ただ、個人的にはこのまま自民党でずるずるいっても


いつかは民主党が政権をとるときが来たと思う。


だから、有権者が無知かといえば一概にそうは


言えないのである。


それに民主党を批判している人も他のどこの党に


入れればいいのか分かる人は少数だと思う。


自民党に投票したとしても、同じようなことしているのでは


遅かれ早かれ政権交代をしていたのだろう。





ちなみに今回の地震（２０１１年３月１２日現在）で


原子力発電所で事故が起こっているが


原子力発電所の安全性については大前氏はこう書いている。

ｐ186 たしかに旧ソ連のチェルノブイリ原発の事故では 多数の犠牲者が出たが、あれはあくまで圧力容器 がなく、爆発したら終わりの古いタイプの原子炉 だったからだ。欧米や日本の原子炉は圧力容器 があって、炉心融解が万が一起こっても、放射能 はすべて中に閉じ込められて、あのように外部 に漏れ出すことはない。

この言葉通りだと今回の事故はある程度安心できるが

本当かどうかは事故が起こらないと分からないのが

こまるな。