2011年03月10日
老いの才覚(曽野綾子) 感想
ただ、「昔は良かった」という懐古主義的な
ことも感じられ正直、あまりにも外国や昔の日本を美化しすぎて
いるように感じた。
もちろん、最近の老人は老いの才覚を失ったという部分は
ある種納得できるが、
残念ながら多くの人はそこまで、
著者は言うように生きられないと思う。
(生きられるのは理想だろうが)
ただ、貧しい人が必ずしも心が美しいというわけでない。
と著者が言ってるように人間の弱さをわかっているはずなのだが。
このようなことを書いているのに
あえて「老いの才覚」という本を出して
いるのは、今の日本の老人の行動が目に余るからだろう。
ただ、本書のことは全ての年代の言えることがある。
ただ、著者はとても強い人間で、ゆとりとエネルギーがあるから
このようなことをいえるのでないかと思います。
ことも感じられ正直、あまりにも外国や昔の日本を美化しすぎて
いるように感じた。
もちろん、最近の老人は老いの才覚を失ったという部分は
ある種納得できるが、
残念ながら多くの人はそこまで、
著者は言うように生きられないと思う。
(生きられるのは理想だろうが)
ただ、貧しい人が必ずしも心が美しいというわけでない。
と著者が言ってるように人間の弱さをわかっているはずなのだが。
p51、52 日本人の多くは、人は皆いい人という性善説が好きですが、 私のように性悪説だと、人と付き合っても感動することばかり です。だれでも嘘をつくだろうと思っていると、騙されなかったり、 むしろ救ってもらったりする。その時、自分の性格の嫌らしさに 苦しむことは合っても、いい人に合えて良かった、という喜びは 大きい。 |
このようなことを書いているのに
あえて「老いの才覚」という本を出して
いるのは、今の日本の老人の行動が目に余るからだろう。
ただ、本書のことは全ての年代の言えることがある。
ただ、著者はとても強い人間で、ゆとりとエネルギーがあるから
このようなことをいえるのでないかと思います。
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