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金持ち父さん貧乏父さん 感想




本書は、以前にベストセラーになっている本で



私は今になって読みました。
この本のタイトルで



ビジネス書大バカ事典にも



「さぞかし世の「貧乏父さん」たちは慌てたことだろう」



と書いている通りタイトルが秀逸だと思う。



で、肝心の中身はというと



「ラットレース」を抜け出すために



「ファイナンシャル・インテリジェンス」を高めるらしい。



ラットレースというのは本書では、



子供の教育費や家のローンを払うことによって起こると



本書は書いているが、実はそのようなことは



現在では贅沢なうちに入るかも知れない。



本書は投資の本の内容みたいなイメージがあったが



お金のことの哲学的なことを書かれていた。



本書に書かれている金持ちが金持ちになる理由が



p112
それは、資産が大きいからそこから生まれる収入が資質を上回り、

あまったお金をふたたび資産にまわすことができることだ。

そうすれば、資産は増え続け、収入も増え続ける。




つまり、金持ちは金で資産を買い、



それを繰り返すことで金持ちになるらしい。



個人的に理屈はわかるが



「資産」の話で不動産が入っていることから


この根底にある「土地の値段は上がり続ける」


という考えがサブプライムローンを引き起こした原因じゃないのか?



悪くはない本であると思うが



本書の考えは、日本ではある程度



浸透していると思う。



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