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即戦力は3年もたない 感想



私は本書のタイトルを見たとき


新卒社員のことを言っているのかと思いましたが、


本書では、


「転職」のことを中心に


書いてました。
最近は、


新卒の雇用のことをよく言いますが


転職の部分でも厳しくなっていっているように


思います。




p113

昨年では就活のノウハウが

巷に多く出回っており、

応募者側にしても

どう答えれば印象がよく見えるのかを

学習し、

十分に準備したうえで面接に

臨んでいます。

そのため、

本人の実力以上に優秀に見えてしまう可能性が大きいのです。

(中略)

ですから、

意欲や印象という部分からは

本当の姿は見抜けない、

と考えておくべきです。




このように書いていますが


基本的な採用活動では、


面接が主流となっています。


つまり、いい人材を採用するのは


難しい、ということです。



本のタイトルである


「即戦力」をどの企業も求めすぎだと思います。


(逆に企業がそこまで人件費のことを


考えている証拠でしょうが)


本書なかに


自分のことを棚に上げて、


不思議なことに部下に


「完成品」を求めてしまう



という言葉があります。


つまり、


本当に使える人材は雇ってみないと分からない。


ということです。


当たり前のことだと思いますが


現在は、日本の採用活動の限界が


きているのだと思います。







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