読書の感想とかのブログ

私は本書の著者である


苫米地氏の著書は


何冊か読んでいますが


これは、宗教のことについて書いた本です。


ただ、苫米地氏は仏教中心に紹介しています。


著者は「天台宗ハワイ別院国際部長」を


してるらしいので


一応、宗教家（？）になるのかな？

この本の結論を言えば


「神は存在しない」


ということだと思います。


これだけ言うと「なーんだ」と思うかもしれませんが


これを証明したものは「物理学」です。


（長いし説明が難しいので、このところは説明出来ません。


自分もわかっているかよく分からないので）


ただ、この本の問題は


本書にかいている「神はいない」という論文が


日本にはまったく広まってないということです。


（ちなみに本書では1991年に、これが証明されたと書いています）


次に著者はあまりに釈迦を過大評価してないか？


と思うわけです。


釈迦のことは、過大評価するのはいいのですが


釈迦が気孔を使えたかもしれないということは


ちょっとよくわかりませんでした。


（気孔はブラシーボ効果の亜種と考えればいいのか？）


ｐ186,187

当時、経営者たちが頭を悩ませた

人件費増加のひとつは、

従業員の精神的、

肉体的ダメージから派生する

福利厚生のコストの問題でした。

（中略）

そこで、会社側は定期的に従業員を集めて

牧師に説教させるという制度を

導入しました。

すると、精神的な不調を

訴えたり事故を起こしたりする人が

みるみる減っていきました。

（中略）

政治が宗教を利用し、

それを戦争遂行の道具にしている事例は

すでに紹介しました。

ところが、

それだけにとどまらず、

いよいよビジネスがそれを

利用し始めたということでしょう。




無宗教である日本では、


このようなことは、そのまま使わないと思いますが


今の日本でも同じような状況があるのでは


ないでしょうか？


例えば、


仕事を理由にすると休日も返上しなくてはいけない


残業も会社のためにしないといけない。


きつい仕事をやっていることに


不満をいうのも許されない。


それでも不満を言ったものなら


「会社はお前に給料を払っているんだ」


「今の仕事を頑張れば、後で役に立つ」


とか言います。


もちろん、事実もあるでしょうが


このような意見を押し付けていて


日本の労働環境があまりよくないと思います。


日本は宗教がない代わりに


別の同調圧力があるように思います。







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