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デフレの正体 感想

本書は、さまざまなデータを使って

今の経済実際の数字からみて、どうなっているか解説した本です。

本書は、今までのニュースでやっている経済の常識が覆される本でしょう。

結構中身が濃い本だと思いますが

自分が印象の残った部分引用します。

p226
私は、「外国人労働者導入は必然だ」
と主張する議論を読むたびにいつも思うのです。
あなたの目の前に、教育水準が高くて、就労経験が豊富で、能力も高い日本人女性が
これだけいるのに、どうして彼女らを使おうとせずに、先に外国人を連れて来いという発想に
なるのか。日本女性が働くだけで、家計所得が増えて、税収が増えて、年金も安定する。
そもそも女の人が自分で稼いでお金を持っていただいた方が、
モノの売れるのです。
車だって洋服だって日経新聞だって、働く女性が増えれば今以上に売れることは確実です。


私は、別にフェミニストではありませんが

この意見には、賛成です。

ただ、「女性が働かないんだ」という意見もありますが

現在の労働環境があまりにも悪いのが理由だと思います。

有給も気楽に取れない。残業は当たり前。仕事を理由にされると休みもなくなる。

こんな環境では、働く女性は少数でしょう。

労働しているといっても、正社員ではなくパートがほとんどでしょう。

育児をしてる女性ならなおさらです。

その理由で働けないと、「だから女はつかえない」「それは甘えだ」とか言われます。

しかも、これらはやる気がないという理由で「個人の責任」になってしまい、

なかなか改善されようとしません。

このような状態では、女性だけでなく男性も働く気が失うでしょう。

さらには、これを個人の責任にして「草食系」とかのレッテルを貼る。

(草食系は、恋愛に関係しているものだとは思いますがこれを、

仕事の意欲にも結びつけようとする論者も現れている。)

「イクメン」とかいって男性に育児休暇をとるように言う某市長もいるようですが

まず日本全体の労働環境がよくならない限り

日本人はおろか、外国人労働者も働かすことは簡単でないでしょう。

本書は日本経済の本なので、労働環境には触れませんが

今までの経済ニュースの常識が間違っていると解いている本です。





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