2015年05月02日
黄昏の大黒ふ頭
英二です。
昨晩は眠れぬ夜であった
既に時は正午をすぎる
熱いシャワーを浴び、
2時間ほどの仮眠をとった後
そう、
横浜の夜景が見たくなった
俺は、車を走らせた
何年かぶりに大黒ふ頭に
着くと、以前と変わらぬ風景
俺は車から降り、
その立ちはだかるセピア色の黄昏を
とても愛おしく感じ
噛みしめる、甘い香りが
その黄昏に溶け込むと同時に…
全身に伝わってくる
生きている…とは
きっとこう言う事なのだろう
遠い記憶のどこかに落とし、
忘れかけていた
感情が込み上げてくる
すべてを失ってもいいと
思えるほどの思い
そして…
俺は、その気持ちを
抑え込むように、煙草に火をつける
やがて辺りは、夜の帳につつまれ
煙草の火が夜景と同化して行く
なにも無かった様に…
ただ、それを見つめるしか
俺には出来なかった
======================
ハードボイルドって
こんな感じかな
この文章はフィクションです。
昨晩は眠れぬ夜であった
既に時は正午をすぎる
熱いシャワーを浴び、
2時間ほどの仮眠をとった後
そう、
横浜の夜景が見たくなった
俺は、車を走らせた
何年かぶりに大黒ふ頭に
着くと、以前と変わらぬ風景
俺は車から降り、
その立ちはだかるセピア色の黄昏を
とても愛おしく感じ
噛みしめる、甘い香りが
その黄昏に溶け込むと同時に…
全身に伝わってくる
生きている…とは
きっとこう言う事なのだろう
遠い記憶のどこかに落とし、
忘れかけていた
感情が込み上げてくる
すべてを失ってもいいと
思えるほどの思い
そして…
俺は、その気持ちを
抑え込むように、煙草に火をつける
やがて辺りは、夜の帳につつまれ
煙草の火が夜景と同化して行く
なにも無かった様に…
ただ、それを見つめるしか
俺には出来なかった
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ハードボイルドって
こんな感じかな
この文章はフィクションです。
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