2014年01月27日
花に乗せた想い
久しぶりに実家に足を運んだ。年明けは忙しなく行くことができなかった。
挨拶がてら手土産に花を選んだ。花屋の店員によると花開く年になるとのことで
最近では、花を持って年始の挨拶する方も増えているとのこと。
親父が死んで、かれこれ15年経つ。実家には母親がいて彼女もさすが女性である
息子の訪来とあわせて喜んでくれた。彼女は花が昔から好きだったこともある。
俺は昔から、女性には花を贈ることが何となく習慣付いていた。好きな女性との
初デートに一輪の薔薇をもって行った事がきっかけである。
初めは非常に恥ずかしい気持ちであったが、真剣な自分の想いを乗せ手渡すと
かなり喜んでくれて、自分でもこれほど効果があるとは思わなかった。
後日談、その娘からは花を持ってくるような人には見えなかったと。そのギャップ
がかえって好印象につながったようである。その時どんな花言葉を添えたかは、
思い出せない、そこまでキザなタイプでもない。しかしその娘にとっては、
感動のレベルであったことに違いない。
ここでもう一つ俺が経験した話をしたいと思う。まだ駆け出しの営業マンであった
頃、取引先の豪傑な女社長がいた。各社の営業マンがむらがり、何とか取引の一番手
になろうと日頃から熾烈なアポ取り合戦が繰り広げられていた。
人を分析し、スバスバものを言う方で、どちらかというと苦手なタイプであった。
ある展示会があり、その女社長に来場して欲しく、俺も猛烈にアピールを繰り返した。
全くと言っていいほど話も受け付けてもらえない状況が続き、半分あきらめかけていた。
そんな矢先に専務(社長の弟)から、女社長の誕生日が間近であることを教えてもらう
その時俺は仕事ではありながら、一人の男として女社長の誕生日に花束を贈り、日頃の
感謝の気持ちを書いた手紙を添えた。それから、数日間はアプローチをしなかった。
最後、開催日前日の晩に一輪の薔薇と招待状を社長宅に届けた。
もちろん会ってはくれず、女中さんにお渡し頂けるよう頼んだのである。
結果、朝一番でハイヤーに乗って来て頂けたのである。俺は最高に嬉しかった。
その女社長が帰るまでは、その他のお客様には申し訳なかったが、付きっ切りで
最高のエスコートをし、もちろん、俺が考えるベストのビジネス提案をした。
(その後、取引の一番手までのし上がることができた。)
ここで、履き違えてもらわないように言っておくが、花で心を動かしたのではなく
真剣な気持ちを伝えるツールとして花を使ったのである。そこは間違えないで頂きたい。
さて、ダチ諸君! 奥さんや恋人と思いのあまりに意見が食い違い、自分の気持ちを
うまく伝えられない方がいないだろうか、もしいたらさりげなく、日頃の感謝の気持ち
を込めて花を贈ってみては如何か?一輪の花もいいだろう、また部屋いっぱいの花も
いいだろう、きっと想いは伝わると思う。
挨拶がてら手土産に花を選んだ。花屋の店員によると花開く年になるとのことで
最近では、花を持って年始の挨拶する方も増えているとのこと。
親父が死んで、かれこれ15年経つ。実家には母親がいて彼女もさすが女性である
息子の訪来とあわせて喜んでくれた。彼女は花が昔から好きだったこともある。
俺は昔から、女性には花を贈ることが何となく習慣付いていた。好きな女性との
初デートに一輪の薔薇をもって行った事がきっかけである。
初めは非常に恥ずかしい気持ちであったが、真剣な自分の想いを乗せ手渡すと
かなり喜んでくれて、自分でもこれほど効果があるとは思わなかった。
後日談、その娘からは花を持ってくるような人には見えなかったと。そのギャップ
がかえって好印象につながったようである。その時どんな花言葉を添えたかは、
思い出せない、そこまでキザなタイプでもない。しかしその娘にとっては、
感動のレベルであったことに違いない。
ここでもう一つ俺が経験した話をしたいと思う。まだ駆け出しの営業マンであった
頃、取引先の豪傑な女社長がいた。各社の営業マンがむらがり、何とか取引の一番手
になろうと日頃から熾烈なアポ取り合戦が繰り広げられていた。
人を分析し、スバスバものを言う方で、どちらかというと苦手なタイプであった。
ある展示会があり、その女社長に来場して欲しく、俺も猛烈にアピールを繰り返した。
全くと言っていいほど話も受け付けてもらえない状況が続き、半分あきらめかけていた。
そんな矢先に専務(社長の弟)から、女社長の誕生日が間近であることを教えてもらう
その時俺は仕事ではありながら、一人の男として女社長の誕生日に花束を贈り、日頃の
感謝の気持ちを書いた手紙を添えた。それから、数日間はアプローチをしなかった。
最後、開催日前日の晩に一輪の薔薇と招待状を社長宅に届けた。
もちろん会ってはくれず、女中さんにお渡し頂けるよう頼んだのである。
結果、朝一番でハイヤーに乗って来て頂けたのである。俺は最高に嬉しかった。
その女社長が帰るまでは、その他のお客様には申し訳なかったが、付きっ切りで
最高のエスコートをし、もちろん、俺が考えるベストのビジネス提案をした。
(その後、取引の一番手までのし上がることができた。)
ここで、履き違えてもらわないように言っておくが、花で心を動かしたのではなく
真剣な気持ちを伝えるツールとして花を使ったのである。そこは間違えないで頂きたい。
さて、ダチ諸君! 奥さんや恋人と思いのあまりに意見が食い違い、自分の気持ちを
うまく伝えられない方がいないだろうか、もしいたらさりげなく、日頃の感謝の気持ち
を込めて花を贈ってみては如何か?一輪の花もいいだろう、また部屋いっぱいの花も
いいだろう、きっと想いは伝わると思う。
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