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語学学校で得られないもの

留学先の語学学校で得られないもの。

それはネイティブスピーカーが日常会話で使う生の英語だ。


なぜか。それは語学学校の生徒にアメリカ人はいないからだ。

ネイティブスピーカーは先生のみだ。

語学学校に通うのは過半数を占めるアジア人、数名の南米人、少数の

ヨーロッパ人、ごく稀にいる中東アラブ人という面子だ。

それゆえ語学学校に通い始めの留学生に陥りやすい現象がある。それはなにかというと、

3ヶ月くらい語学学校に通い始めると、クラスメイトの外国人ともなかよく

話せるようになり、「英語がしゃべれるようになってきたぞ。」なんて錯覚の陥るのだ。

しかし、それは対外国人のみの話であり、いざ、ネイティブスピーカーと話すとなると、

「通じないかも。難しい言葉いってくるかも。恐くて話せない。」

なんてことがおこるのです。

こんなことは慣れればどってことないことなのだが、

その慣れる為の機会が語学学校にはない。


それを克服するにはどうすればよいか。

大学に早く入る。もしくは就職する。これに越したことはないが、

語学学校に通い始めのひとにとっては、非現実的な答えだ。

ならどうするか、それは、もう外へでる。街へ繰り出すしかない。


日本人女子ならば、クラブにいっちゃえばいい。

そんで必ずナンパされるから、付き合っちゃえばいい。ぐんと英語が伸びるはず。

これで解決だ。準備することいえば、女を磨くことのみだ。

しかし男子はそうはいかない。ウジウジ日本人男子なんてそうそうモテない。

それは実証済みだ。「どうせ俺なんて」精神をもつ僕等は絶対もてない。ごく稀に

外国人女性と付き合ってる日本人をみかけるが、彼等はヒーローだ。キムタクだ。

一般男子と次元が違う。


ではどうするか。


非キムタク男子代表の僕が、ネイティブスピーカーと接するために、

実際に実践したことが4つある。他の代表メンバーの参考になれば幸いだ。


まずひとつは、

「カンバセーションパートナーをみつける。」ということ。

語学学校の掲示板なんかに張り出されているので、それでみつける。

しかしこれは相手がどんな人かによってだいぶ変わるので要注意だ。

僕の場合、男女問わずとにかく、歳の近いネイティブの人だったらだれでも

いいと思ってたのだが、実際に待ち合わせて会ってみると、

たしかに歳は近い。たしかにネイティブだ。

が、しかしアジア系アメリカ人だった。わるくないんだよ。何もまちがってない。

要望どおりだ。けど実際のところネイティブといえば、金髪、ブルーアイと

期待していた僕はがっちょリ。そんでもって、相手も

かわいい日本人女性を期待していたのでお互いがっちょリ。

暗黙の了解で、一回こっきりの出会いとなった。

なので、これを実践するには、どんな人を求めているかを明確にし、

事前のリサーチを充分にしたほうがいいと思う。


2つ目に実践したのは、「スポーツ交流」だ。

たとえば、バスケットボールをもって公園にいく。

そうすると、どこからともなくネイティブのヤングがやってきて、

一緒にバスケをしないかと誘ってくる。この現象は必ず起こるといってよい。

そして、知らず知らずのうちに、どんどんひとが集まってくるのだ。

なのでネイティブと接するのにはもってこいだ。

しかしここにも注意することがある。彼等はバスケがうまい。そして、

尋常じゃないスタミナの持ち主だ。もともと体力のない僕なんかは、

もって5分。もうハアハアいっちゃう。だからといって帰れない。

白熱したゲームのなか

「疲れたし、もう帰りたいから。」

なんてボールを取り上げ帰ることなんてとてもじゃないができない。

最終的には、彼等の白熱した試合を、コートの隅っこで

独りポツンと体育座りで、ただただ観戦することになり、最悪の場合、

「あの隅にいるモンキーはなんなんだ」ってことにもなる。

なのでこれをするにはまずは体力づくりが必要だ。


3つ目に実践したことは、いろんな社会人向けのクラスをとってみるということ。

アメリカでは、リーズナブルな価格、ときには無料で受けられる社会人のための

いや、年齢、人種問わず、誰もが受けられるクラスや習い事が沢山ある。

そんなわけで僕も、絵画クラス、ビリヤードクラス、ローラーブレードクラス、

ボストン歴史クラスなどなど沢山参加した。

誰でも受けられるとはいったが、参加する生徒の大概は年配のひとたちなので、

みんな優しくゆっくり話しかけてくれる。

がやっぱり、歳が離れているのでこっちのテンションが

いまいちあがらないというのが難点だ。

そんでもって、クラスが終わったらそうとうがんばらない限りそれっきり会うことはない。


最後の4つ目として実践したことは、「街の人に突然はなしかけちゃう」ということ。

どうするかというと、

時計もってるのに、いま何時?ときいてみたり、いつも通ってる道だけど、

迷ったふりをして道を尋ねてみたり、隣でバスを待ってるひとに、

「遅いね」なんて話しかけちゃう感じだ。これは初心者にとっては、

なかなかサバイバルな方法だ。時には、相手が調子にのって、

ものすごく話しかけてくる場合もある。

そんときはもう僕等日本人の武器である愛想笑いでフェイドアウトだ。

まあ、まずは時間を聞くくらいからはじめるのが無難かとおもう。


そんな感じで色々試してきて、ネイティブの友達ができたかというと

答えは否だ。できない。それっきりだ。そんな突発的な出会いで接点の少ない

相手と友達になるなんてなかなか難しい。

しかし、こんなことをひたすら繰り返すことによって、

ネイティブスピーカーとの会話に慣れていったということは確かだ。

すくなくとも何もしないよりはマシだったはずだ。

そのおかげで、大学に入っていきなり大勢のアメリカ人達と

共同生活をはじめることになったときも、短い期間で慣れることができたのだと信じている。


ということで、学校だけにたよらず、うまくいく、いかないはおいといて、自分から街へでて、

まずは色々試してみるというのが、ネイティブスピーカーが日常生活で使う英語に

触れ、そして慣れるということの結局のところの近道なのではないかというのが結論だ。


最後に誤解を招くといけないので、付け加えると、

「じゃあ、語学学校は、意味がないんだ。」ということではない。

語学学校でしか学べないことも沢山ある。基本的な英語の構造だったり、

大学で頻繁に書かされる論文の書き方だったりと、得るものは沢山ある。

なので、「書を捨て街へでよう。学校には行かずに街へでよう。」ではなく、

「学校も行って、街へもでよう。」の心意気で充実した留学ライフをおくるべし。


おしまい。



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