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スパニッシュ系アメリカ人はサルサを踊る

アメリカ滞在中に出遭ったサルサの話。


若者のダンスといえば、

なんとなくヒップホップ・テクノ・レゲトンなどの

クラブ系がまず思い浮かぶ。

アメリカでも確かにそっち系が主流だとは思うけど、

それと同じくらいに遭遇したダンスがある。

それがサルサだ。

サルサ サルサ サルサだ。
アメリカにはスパニッシュ系の人が多い。(スペイン語をしゃべる人達で主に南米からのひとびと)

ルーツが南米のひと、移民のひと、留学生と、とにかく多い。

町の案内標識等には必ずといっていいほど、英語と一緒にスペイン語表記があるくらいだ。

そして、そう、サルサを踊る大半はそのスパニッシュ系のひとびとだ。

小さい時から踊ってきているからなのか、尋常じゃなくうまい。

ホームパーティーなんかによばれて、

そこに3,4人スパニッシュ系の人が集まれば、

そこはもうサルサ会場だ。サルサパーティーの始まりだ。

そりゃもう、ぐるぐるまわっちゃってる。そんでもって

「you 何してんだ。一緒に踊ろうよ?」

なんて腰をフリフリしながら言ってくる。

できるか。。。

テクニック云々よりまず、そのスピードには到底ついていけない。

日本人の僕には盆踊りのテンポがちょうどいい。

なんてウジウジするしかないのである。



アメリカ滞在中に働いてた会社の同僚にもスパニッシュ系の人がいた。

何回か以前のブログにも書いたアンディガルシア似の彼だ。

彼自身は生まれも育ちもアメリカだが、両親が南米チリの出身なのだ。

そんな彼はサルサが踊れなかった。が、目覚めた。社会人になって。

え、いまさら?なんて思ったが、

「俺もスパニッシュ系だし、やっぱ踊れなきゃまずいとおもって」

なんていって、サルサ教室に通い始めた。

彼は根がまじめで、練習熱心だった。気づけばサルサを練習していた。

「あれ、どこいった?」なんてオフィスの湯沸室をふとのぞいてみると、

もうサルサ。

ひとりサルサやっちゃってる。

そのうちにもう、ふつうにしゃべってる時もそう、サルサ。

腰がぜんぜんおちつかない。そりゃもう話しづらい。だって

サルサ踊ってんだもん。

「いったい、どこにむかってるんだ? 向かう先はどこなんだ?」

と会社のみんなにも問い詰められ、あげくのはてには

「サルサ マスター」と名づけられ茶化されるが、おかまいなし。

彼は腰フリフリをやめなかった。

そうこうして3ヶ月がたった。まだ彼はサルサ漬け。

「よく続くね。ここまでくると尊敬するよ。」

「こんど大会にでるんだ。」

え?え?大会?  

向かう先はそこだったか。。。

数日後、言ってた通り、彼は町のクラブのサルサ大会に出場。

そして彼はみごとに踊りきる。

そして結果発表。

そしてグランプリ獲得。

え?え?グランプリ?マジ?

この三ヶ月間であんたそこまでいっちゃってたのね。

そう彼はほんとにサルサマスターになっちゃってた。。。



彼はスパニッシュだから踊れたんじゃなくて、努力したから踊れるようになった。

そんな彼をみて、日本人だからできない、スパニッシュだからできるとか

最初から決め付けちゃだめだな。と思った。

そしてここまで彼を魅了し、成長させたサルサのもつ力っていったいなんなんだと思った。


最初からできないって言わないで僕もやってみようかなぁ。。。。



。。。やっぱ無理。


おしまい。


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