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【7.5坪の家】2013年4月9日頃『内装材の選定』

そういえばこのあたりの2週間程は、
設備機器の仕様最終確認、内装材や備品の選定、納まり等
棟梁との詳細打合せにも励んでいました。

現場では発見よりも考え込むことの方が多くて、
写真を撮る余裕がなかったのでした。




4月9日の写真には、選んだ面材を翌日現場に届けるため、記録として撮っていたものが
残っていました。

白基調の非常にオーソドックスな色使いで、簡単に決めたように見えますが、
何度もサンプルを取り寄せなおした結果です。


なにぶん狭い上に繋がった空間なので、
室内に石やタイル等を貼り分けたり等なく選ぶものも少ないのですが、
それでも設備機器の仕様最終確認、インターホン、床暖房等の大物以外にも

ビニールクロス
フローリング材
巾木
造作家具等面材

取っ手
レバーハンドル
ペーパーホルダー
タオル掛け
スイッチパネル

等等あります。

せっかくの機会なので
それぞれ有名メーカー、デザインにこだわったメーカー、
過去も含めたグッドデザイン賞受賞商品や海外の製品等を調べながら選んだので、
結構時間がかかりました。




例えば写真はメラミン化粧合板等、面材の選定で惜しくも落選したサンプルで
手元に残っていたものを今写真に撮ってみるとこんな感じ。

面材は特に、カタログ、サンプル帳、カットサンプルで
全く違うものに見えることが多く、更に現場に入ると

あれ、、こんなだったかな。。

と思うことが多々あります。

素朴な普通の材料しか選んでいないですが、慎重に、慎重にイメージしました。

【7.5坪の家】2013年4月6日『3階収納の工夫』

ボード張りの工事は着々と進んで行っています。

設備機器との取り合いが少ない上の階から先行して進めているようで、
3階はこんな感じ。




細かいところ以外はほぼ完了しています。

右側は幅1m程の押入れ。




床から2mくらいまでは普通に使えますが、

その上の部分はそのままだと
使い道のない三角の隙間みたいにしかならないので
開口の向きを変えて階段の踊り場的な位置から使えるように工夫しています。


【7.5坪の家】2013年4月4日、5日『内部下地工事中』

毎日か一日置きで連日撮っていた写真ですが、このあたりで空白の数日があります。




これが天気の悪かった4月4日の写真。

ちょっと理由が思い出せないのですが、カメラを持ってでなかった日もあったはずですが、

多分一番の理由は、内装の下地ボード工事が全盛だったからだと思います。


図面を確認し(それも中途半端なCGと照らし合わせながら)、
実測を行い、誤差を勘案しながらカットして施工していく工事なので
僕のような人間はとても邪魔。

(まあ毎朝来てる時点でそもそも邪魔なんですが)

多分中に入り込みにくくて撮ってないのだと思います。




これは4月5日、やっとこ撮った写真。

ボードからはみ出る鉄骨が、かっこよく見えるのかそれともイマイチなのか、、

直感的にはかっこいいと思いつつ、この時は良くわからずとりあえず撮った写真です。

【7.5坪の家】2013年3月31日『現場をゆっくり確認』

また、休みの日に現場に入らせて頂きました。

空間の狭さと広さがだいぶイメージしやすくなってきました。

この日は階段を何度も行ったり来たりして、狭さと広さの緩急がちゃんとついているかを確認しました。


(1階廊下の様子。僕の書いた何枚もの稚拙なCGを
 現場のそこらじゅうに貼って意図を汲んでいただいています)


(2リビングの様子。こちらにも右側にCGが数枚。)


7.5坪の家は所詮7.5坪しかないので狭いに決まっているのですが、


  相対的な広さの違いを利用して感覚的に広く感じる場所をつくりたい、


というのもテーマのひとつです。


最も重視したのは1階の玄関から2階のリビングまでの構成。

実は建築としては特に有名でもない喫茶店やバー、居酒屋の入口、
友人の家の玄関等がお手本です。


いずれも広さも構成も異なりますが、


 普通の場所から異空間に入ったことを感じる導入
       ↓
 その先に感じる期待感
       ↓
 いい意味の裏切りと心地良さ


がありました。

この構成のエッセンスを抽出できたなら、7.5坪の家は大成功。

でも、建築というのは難しくて、写真映えはしても実際いいと思う構成にはなかなか出あわないし、
そもそもこれだけ大げさに書いても所詮ものすごい狭さなので、
ほんのちょっぴりのエッセンスだけで良しとします。

例えば、足にぴったり合う靴を履いた時くらいの感覚でもOK。

うまく行っても失敗しても、後日コラムかどこかに記そうと思います。







徐々にディテールも最終決定しなくてはいけない部分が出てきています。

実際には一部間に合わず、何とか修正をお願いしたりしました。

【7.5坪の家】2013年3月30日『窓枠工事、内部下地ボード工事』



断熱材の工事を追いかけるように、ボードの工事が始まりました。

石膏ボードは天井→壁の順番で行うのをよく見ます。

今回は2階からの施工でしたが、やはり天井が最初でした。

まだ張り始めでわかりにくい写真ですが、床下地同様、千鳥で張っています。


その左奥に見える開口部には窓枠が入っています。




大建工業の窓枠です。

今回は枠は特に主張させないので、ネオホワイトを使っています。

【7.5坪の家】2013年3月29、30日『断熱工事』

ものすごい速さで断熱材が敷き詰められていっています。




29日の朝で既に断熱材が施工されており、




30日には3階天井含めほとんど終わっていた感じです。早いものです。
天井は無理言って2重に断熱材を入れてもらいました。


あとあと見えなくなってしまう工事なので一般的には手抜き工事などで
問題になりやすいところなのかもしれませんが、大変丁寧にやっていただきました。

ガルバリウムの下地ボードと合わせてかなりの断熱性能が期待できそうです。

【7.5坪の家】2013年3月28日『まさかのガルバリウム変更』

一昨日投稿したつもりだったのですが、なぜか消してしまったみたいです。
ちょっと文章を忘れてしまいましたが再投稿します。


結局最終的に出した結論は、なんと


 「ガルバリウムはブラウンからダークブラウンに変更」


というものでした。

決定打になったのは以前撮った参考建物とサンプル帳との比較でした。


参考写真の茶色は黄色味の強い茶色で

一方の日鉄製鋼の月星GLカラーつや消しクールは、赤味の強い茶色。


以前書いたとおり、ガルバリウムは時間帯や天気で
その彩度明度が大きく変わって見えるのですが

ブラウンの彩度があがってみえて、赤っぽく見えるときの感じに違和感があり、

ダークブラウンに変更することにしました。


面積効果とかバランスとか、色はとても難しいです。
しかしここで検討しなおして、満足度はさらに高いものになりました。

【7.5坪の家】2013年3月28日『断熱材搬入』



断熱材が入ってきました。

住宅をつくるとき、断熱は建物の性能の中で一番、くらいの順位で重視される項目だと思いますが、

一方でどこまで追求してもすっきりする整理が一番つかないのが断熱な気がします。


いろいろ調べた結果、上記のような感想しか出てこないのですが、
鉄骨造でグラスウール断熱材の場合、断熱の費用対効果がすごくいいのが
グラスウールの性能を上げることです。

外壁下地パネルのエーアンドエーマテリアルのKLパネルにそれなりの断熱性能があることもあり、
100mm厚24kg/m3もともと100mm10kで検討していただいていたのですが、

多分搬入直前で、100mm厚24kg/m3に変えてもらいました。

【7.5坪の家】2013年3月27日『まさかのガルバリウム再検討2』

26日の夜は現場にあったあのサンプルを再度持って帰り、
風呂場で洗って汚れを落とし、妻と2人で夜中までかなり議論をしました。

以前撮った写真も何度も見比べて。

そしてその結果、


 「結局のところ初志貫徹、ブラウンでいいんじゃないか。」


という暫定の答えを出して寝ました。

そして27日朝、現場に行き、無理行って屋根のガルバの施工状況を見せてもらいました。




ガルバリウム平葺きの美しさにしばし感動。。


瓦と一緒で下から葺いていくんですね。


で、肝心の色味については、、、周りが緑色のせいかキャラメル色でなかなかかわいい。

けど、外壁がこの色で良かったのかまたわからなくなりました。


であればとしたに大き目のサンプルを持っていって見比べました。



うーむ、今度は赤く見える、とても。。


果たしてどうしていいかわからなくなった僕は結局、
もう一日検討時間をくださいと棟梁にメールしたのでした。


【7.5坪の家】2013年3月26日『まさかのガルバリウム再検討』

その日、3月26日、15時11分に棟梁から入ったメールには、以下のような文章がありました。

***********

  本日、屋根材を施工しています。
  サンプルの明るい方の色で施工していますが、かなり明るい感じがします。

  外壁も同じ色で良いでしょうか。
  材料を発注するので最終確認です。

  明日朝、確認頂いてからでもかまいません。

***********
(以上、勝手に転載しましたが、何かありましたらすぐ削除しますです)

棟梁がいつも、僕を設計者兼施主として立ててくれていることを勘案して、


「明るすぎる感じがしますが、色を再検討しますか」


という趣旨であることを理解するまで、数秒〜十数秒かかりました、確か。


通常であれば『外壁の色はブラウンで最終確定』と伝えられたら、
施工側としては1日も早く発注しておきたいところだと思いますが、

わざわざ最後の検討のタイミングを残してくれていたことに感謝しつつ、
棟梁がそういうからには『かなり明るい』というよりは『すごく明るすぎる』ということなのでは、、

と理解しました。


ちなみに棟梁のこの最終確認には、へっぽこ設計者&優柔不断施主である僕は
この後何度も助けていただくことになります。


さてその後、妻に屋根の端材を撮って送ってもらった写真がこれです。




妻は明るさよりはこの縞々模様が外壁にも入るのかしらと心配してました。

僕は多分それは水道(みずみち)のためのものだろうと思いつつ、
この赤みがかった感じが面積効果でかなり赤くなるのかなぁと心配してました。

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