2017年04月14日
熊本地震から今日で1年が経ちました
おはようございます。昨年4月14日に発生した、九州熊本地震から、今日で1年が経ちました。
被害に遭った街も少しづつ復旧に向けて、工事が進められておりますが、被災された方々の避難生活を続けられている方が4万7725人で、地震で関連死された方が170人で、心の傷も癒されて居ない状況だと思います。
昨年の熊本地震で鉄道も大きな被害を受けました。JR九州の熊本と大分を結ぶ豊肥本線(全長148km)の、肥後大津〜阿蘇間の27.3kmは、熊本地震による阿蘇外輪山の斜面から流失した岩盤や、土石流により路盤流失や落石の被害で、現在も不通となっております。
また平行する国道57号線も同じく被害に遭いましたが、現在は仮設の敷設で通れる様になりました。また国道325号線に掛かっていた阿蘇大橋も、阿蘇外輪山の崩落で橋は流失してしまいましたが、こちらも新阿蘇大橋建設に向けて、工事が行われております。
豊肥本線の復旧工事は今月から本格的にスタートいたしました。まず最初に復旧させる区間として、肥後大津から立野間を復旧させる計画ですが、県の災害防止の工事と並行しての復旧工事になる為、開通には時間が掛かると思われます。
立野〜阿蘇間はスイッチバックもあり、阿蘇外輪山の急斜面を縫って走る為、復旧工事には難航しそうですが、豊肥本線の全線での運転再開を、地元始め観光客も望んでおりますので、早期の復旧を目指して欲しいと思います。
全線開通になったらJR九州も記念列車として、昨年デビューしたキハ47系改造の「或る列車」を用いて、「全線開通記念!熊本〜大分・別府を巡る或る列車で巡る、豊肥本線の旅!」として、ヘッドマークを掲げた「或る列車」を運転しそうですね。
まあ全線開通までは「或る列車」のキハ47系2両も、配置されていると思いますので、JR九州としても何とか豊肥本線の旅客収入を得る為に、イベント列車を運転させると思います。
あと豪華寝台列車の「ななつ星」豊肥本線全線を走るコースが、再開されて阿蘇駅での朝食も行われると思います。豊肥本線全線開通したらななつ星の走行ルートコース再開で、応募者が多数になるのは必至ですね。
他にはSLのイベント列車の熊本〜宮地間の運転や、キハ183系特急あそぼーい号の運転、キハ185系の特急九州横断特急の運転と言った処でしょうかね。
掲載写真の様に、阿蘇中岳をバックに豊肥本線の列車が、再び走ります事を心からお祈りいたします。
写真は豊肥本線 赤水〜市ノ川にて。(撮影日2005年8月28日にて)
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