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2014年12月31日
池泉回遊式庭園が美しい圓光寺と曼殊院門跡の名勝庭園
皆さん、こんにちわ。
はんなり京太郎です。
今年もあと数時間となりましたが、今年最後の
投稿です。
先日の洛北一乗寺界隈散策の続きで訪ねた
「瑞巌山圓光寺」「曼殊院門跡」の紹介です。
<圓光寺十牛之庭>
<曼殊院門跡の名勝庭園>
ともに詩仙堂から歩いて行けるのでのんびり
散策しながら訪ねました。
瑞巌山圓光寺は尼寺として長い歴史を持ち、
山門を入ると枯山水「奔龍庭」が広がり、
さらに中門を抜けると敷紅葉の「十牛之庭」と
美しい庭園が続きます。
「奔龍庭」は渦巻き、様々な流れを見せる
白砂を雲海、天空を奔る龍に見たてた石組
で表現される“平成の枯山水”と云われます。
龍の頭部、背中付近に建つ石柱は龍の周囲
に光る“稲妻”を表現し、躍動感があります。
<圓光寺奔龍庭>
「十牛之庭」は牛を追う牧童の様子を描いた
「十牛図」を題材とした近世初期の池泉回遊
式庭園で新緑の時期は眩しい緑、秋には紅葉、
12月晩秋には敷紅葉と苔のコントラスト、雪が
降ると白銀の水墨画のような世界がひろがり、
四季を通じて楽しむことができる庭園です。
庭園南側には洛北最古と云われる泉水、
「栖龍池」があり、ここからの眺めも素晴らしい
ものがあります。
また境内には澄んだ音色が響く水琴窟があり、
洛北の静寂さを醸し出す演出となってます。
<敷きもみじとあいらしいお地蔵様>
<静寂に響き渡る水琴窟>
また、裏山には当山開基徳川家康公の歯を
埋葬した東照宮があり、洛北が一望できる
小高い丘の上に墓地があります。
圓光寺を後にして歩くこと約13分程度で
「曼殊院門跡」へ到着します。
住宅街の中を縫うように歩いていくので
所々にある看板にナヴィしてもらい何とか
到着。
<曼殊院門跡山門>
「曼殊院門跡」はもと伝教大師の草創に
始まり、比叡山西塔北谷にあり、東尾坊
と称しました。現在の地に移ったのは、
明暦二年(1656年)で桂宮智仁親王の
御次男である良尚法親王の時と云われ、
庭園、建築ともに親王の識見、創意に
よるところが多く、その様式は桂離宮と
関連が深いとも云われます。
境内には国宝・黄不動尊、古今和歌集
曼殊院本を蔵する。
また庭園は遠州好みの枯山水庭園で
名勝庭園指定。
庭園内には鶴島と亀島があり、鶴島に
は五葉の松(樹齢約四百年)があり、
鶴をかたどっている。松の根元には
キリシタン燈龍があり、曼殊院燈龍と
も呼ばれます。
また、亀島にはかつて亀の形をした
地に這う松があった。
5月の初旬頃には霧島つつじが紅く
燃えるような花を咲かせます。
ここの枯山水は、禅的なものと王朝風
のものが結合した庭園として定評が
あるとか。
<曼殊院門跡庭園>
他にも大書院、小書院、虎の間、
竹の間、孔雀の間、十雪の間など
境内は見ごたえがあります。
京都洛北一乗寺は歩いて巡ることが
できる静かなエリアです。
皆様も是非、お出かけください。
◎瑞巌山圓光寺
京都市左京区一乗寺小谷町13番地
TEL:075-781-8025
拝観料:大人500円 中高生400円 小学生300円
拝観時間:9時〜17時(閉門)
交通アクセス:
京都駅・四条河原町・三条京阪より市バス5系統
→岩倉操車場行 「一乗下り松町」下車
地下鉄北大路駅・松ヶ崎駅より市バス北8系統
→松ヶ崎修学院道行 「一乗下り松町」下車
京阪出町柳駅、地下鉄松ヶ崎駅より京都バス56系統
→銀閣寺・詩仙堂行き 「一乗下り松町」下車
叡山電鉄・出町柳駅より「一乗寺」駅下車
http://www.enkouji.jp
◎曼殊院門跡
京都市左京区一乗寺竹之内町42番地
TEL:075-781-5010
拝観料:大人600円、高校生500円、小中学生400円
拝観時間:9時〜17時
交通アクセス:
京都駅・四条河原町・三条京阪より市バス5系統
→岩倉操車場行 「一乗寺清水町」下車
地下鉄北大路駅・松ヶ崎駅より市バス北8系統
→松ヶ崎修学院道行 「一乗下り松町」下車
叡山電鉄・出町柳駅より「修学院」駅下車
http://www.manshuinmonzeki.jp/
今年一年は「京都寺院の庭園」を中心に紹介
してきました。
2015年はまた違った京都の魅力にも迫って
いこうと思いますので引き続きよろしくお願い
します。
それでは皆さん、良い年をお迎え下さい。
一年間ありがとうございました。
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はんなり京太郎です。
今年もあと数時間となりましたが、今年最後の
投稿です。
先日の洛北一乗寺界隈散策の続きで訪ねた
「瑞巌山圓光寺」「曼殊院門跡」の紹介です。
<圓光寺十牛之庭>
<曼殊院門跡の名勝庭園>
ともに詩仙堂から歩いて行けるのでのんびり
散策しながら訪ねました。
瑞巌山圓光寺は尼寺として長い歴史を持ち、
山門を入ると枯山水「奔龍庭」が広がり、
さらに中門を抜けると敷紅葉の「十牛之庭」と
美しい庭園が続きます。
「奔龍庭」は渦巻き、様々な流れを見せる
白砂を雲海、天空を奔る龍に見たてた石組
で表現される“平成の枯山水”と云われます。
龍の頭部、背中付近に建つ石柱は龍の周囲
に光る“稲妻”を表現し、躍動感があります。
<圓光寺奔龍庭>
「十牛之庭」は牛を追う牧童の様子を描いた
「十牛図」を題材とした近世初期の池泉回遊
式庭園で新緑の時期は眩しい緑、秋には紅葉、
12月晩秋には敷紅葉と苔のコントラスト、雪が
降ると白銀の水墨画のような世界がひろがり、
四季を通じて楽しむことができる庭園です。
庭園南側には洛北最古と云われる泉水、
「栖龍池」があり、ここからの眺めも素晴らしい
ものがあります。
また境内には澄んだ音色が響く水琴窟があり、
洛北の静寂さを醸し出す演出となってます。
<敷きもみじとあいらしいお地蔵様>
<静寂に響き渡る水琴窟>
また、裏山には当山開基徳川家康公の歯を
埋葬した東照宮があり、洛北が一望できる
小高い丘の上に墓地があります。
圓光寺を後にして歩くこと約13分程度で
「曼殊院門跡」へ到着します。
住宅街の中を縫うように歩いていくので
所々にある看板にナヴィしてもらい何とか
到着。
<曼殊院門跡山門>
「曼殊院門跡」はもと伝教大師の草創に
始まり、比叡山西塔北谷にあり、東尾坊
と称しました。現在の地に移ったのは、
明暦二年(1656年)で桂宮智仁親王の
御次男である良尚法親王の時と云われ、
庭園、建築ともに親王の識見、創意に
よるところが多く、その様式は桂離宮と
関連が深いとも云われます。
境内には国宝・黄不動尊、古今和歌集
曼殊院本を蔵する。
また庭園は遠州好みの枯山水庭園で
名勝庭園指定。
庭園内には鶴島と亀島があり、鶴島に
は五葉の松(樹齢約四百年)があり、
鶴をかたどっている。松の根元には
キリシタン燈龍があり、曼殊院燈龍と
も呼ばれます。
また、亀島にはかつて亀の形をした
地に這う松があった。
5月の初旬頃には霧島つつじが紅く
燃えるような花を咲かせます。
ここの枯山水は、禅的なものと王朝風
のものが結合した庭園として定評が
あるとか。
<曼殊院門跡庭園>
他にも大書院、小書院、虎の間、
竹の間、孔雀の間、十雪の間など
境内は見ごたえがあります。
京都洛北一乗寺は歩いて巡ることが
できる静かなエリアです。
皆様も是非、お出かけください。
◎瑞巌山圓光寺
京都市左京区一乗寺小谷町13番地
TEL:075-781-8025
拝観料:大人500円 中高生400円 小学生300円
拝観時間:9時〜17時(閉門)
交通アクセス:
京都駅・四条河原町・三条京阪より市バス5系統
→岩倉操車場行 「一乗下り松町」下車
地下鉄北大路駅・松ヶ崎駅より市バス北8系統
→松ヶ崎修学院道行 「一乗下り松町」下車
京阪出町柳駅、地下鉄松ヶ崎駅より京都バス56系統
→銀閣寺・詩仙堂行き 「一乗下り松町」下車
叡山電鉄・出町柳駅より「一乗寺」駅下車
http://www.enkouji.jp
◎曼殊院門跡
京都市左京区一乗寺竹之内町42番地
TEL:075-781-5010
拝観料:大人600円、高校生500円、小中学生400円
拝観時間:9時〜17時
交通アクセス:
京都駅・四条河原町・三条京阪より市バス5系統
→岩倉操車場行 「一乗寺清水町」下車
地下鉄北大路駅・松ヶ崎駅より市バス北8系統
→松ヶ崎修学院道行 「一乗下り松町」下車
叡山電鉄・出町柳駅より「修学院」駅下車
http://www.manshuinmonzeki.jp/
今年一年は「京都寺院の庭園」を中心に紹介
してきました。
2015年はまた違った京都の魅力にも迫って
いこうと思いますので引き続きよろしくお願い
します。
それでは皆さん、良い年をお迎え下さい。
一年間ありがとうございました。
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2014年12月28日
心洗のひととき…詩仙堂 残月軒と美しい庭園
皆さん、こんにちわ。
はんなり京太郎です。
師走という言葉通り、あっという間に
12月が終わろうとしてますね。
年末の行事に追われてましたが、
ようやく落ち着いての投稿です。。
先日、一乗寺界隈をぶらり散策して
参りました。歩いて史跡めぐりを楽しめ、
カフェや飲食店めぐりができるのも
京都の魅力のひとつですね。
<詩仙の間から眺める庭園>
今回は史跡・詩仙堂丈山寺の紹介
です。正しくは凹凸窠(おうとつか)
であり、でこぼこした地に建てた住居
を意味します。
詩仙堂はその一室とか。
詩仙堂の由来は、中国の漢晋唐宋の
詩家三十六人の肖像画を狩野探幽に
描かせて図上に各詩人の詩を丈山が
書いて四方の壁に揚げた「詩仙の間」
が中心となっていることからその名が
ついたと云われます。
<詩仙堂蕭月楼から眺める庭園>
<詩仙堂残月軒と庭園>
今年は12月に入り寒波がやってきた
ので紅葉は落ちてましたが、それでも
趣のある庭園を眺めながら、蕭月楼
にてぼーっとしてました。
静寂に包まれた庭園の奥からは通称
「鹿おどし」とよばれる“僧都(そうず)”
の音が「コーン」と響き渡り、まさに
日本庭園の風情があたりを包み込み
まさに心が洗われる気分でした。
<詩仙堂蕭月楼>
<寒波によってもみじは落ちてました。。。>
庭園は散策できるようにもなっており
残月軒、十方明峰閣(座禅堂)が建ち
並びます。
庭園は5月末の“さつき”と11月末の
“紅葉”が美しい庭園としても有名です。
“心洗”のひとときを皆様もお越し頂き
是非、堪能下さい。
◎詩仙堂 丈山寺
〒606-8154
京都市左京区一乗寺門口町27
TEL:075-781-2954
拝観料:大人500円 高校生400円 小中学生200円
拝観時間:9時〜17時 ※5月23日は丈山忌拝観休止
交通アクセス:
京都駅・四条河原町・三条京阪より市バス5系統
→岩倉操車場行 「一乗下り松町」下車
地下鉄北大路駅・松ヶ崎駅より市バス北8系統
→松ヶ崎修学院道行 「一乗下り松町」下車
京阪出町柳駅、地下鉄松ヶ崎駅より京都バス56系統
→銀閣寺・詩仙堂行き 「一乗下り松町」下車
叡山電鉄・出町柳駅より「一乗寺」駅下車
http://www.kyoto-shisendo.com/
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はんなり京太郎です。
師走という言葉通り、あっという間に
12月が終わろうとしてますね。
年末の行事に追われてましたが、
ようやく落ち着いての投稿です。。
先日、一乗寺界隈をぶらり散策して
参りました。歩いて史跡めぐりを楽しめ、
カフェや飲食店めぐりができるのも
京都の魅力のひとつですね。
<詩仙の間から眺める庭園>
今回は史跡・詩仙堂丈山寺の紹介
です。正しくは凹凸窠(おうとつか)
であり、でこぼこした地に建てた住居
を意味します。
詩仙堂はその一室とか。
詩仙堂の由来は、中国の漢晋唐宋の
詩家三十六人の肖像画を狩野探幽に
描かせて図上に各詩人の詩を丈山が
書いて四方の壁に揚げた「詩仙の間」
が中心となっていることからその名が
ついたと云われます。
<詩仙堂蕭月楼から眺める庭園>
<詩仙堂残月軒と庭園>
今年は12月に入り寒波がやってきた
ので紅葉は落ちてましたが、それでも
趣のある庭園を眺めながら、蕭月楼
にてぼーっとしてました。
静寂に包まれた庭園の奥からは通称
「鹿おどし」とよばれる“僧都(そうず)”
の音が「コーン」と響き渡り、まさに
日本庭園の風情があたりを包み込み
まさに心が洗われる気分でした。
<詩仙堂蕭月楼>
<寒波によってもみじは落ちてました。。。>
庭園は散策できるようにもなっており
残月軒、十方明峰閣(座禅堂)が建ち
並びます。
庭園は5月末の“さつき”と11月末の
“紅葉”が美しい庭園としても有名です。
“心洗”のひとときを皆様もお越し頂き
是非、堪能下さい。
◎詩仙堂 丈山寺
〒606-8154
京都市左京区一乗寺門口町27
TEL:075-781-2954
拝観料:大人500円 高校生400円 小中学生200円
拝観時間:9時〜17時 ※5月23日は丈山忌拝観休止
交通アクセス:
京都駅・四条河原町・三条京阪より市バス5系統
→岩倉操車場行 「一乗下り松町」下車
地下鉄北大路駅・松ヶ崎駅より市バス北8系統
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2014年12月14日
京都「一乗寺」界隈をぶらり散策〜京、冬の街並み散策
皆さん、こんにちわ。
はんなり京太郎です。
12月に入り毎週のように寒波がやって
来て、京都も厳しい底冷えの寒さが続いて
おります。
さて、先日12月に入り、京都「一乗寺」
界隈のぶらり散歩に行って来ました。
一乗寺といえば、あの宮本武蔵が一乗寺
下がり松にて吉岡一門と決闘した地として
有名です。一乗寺下がり松古木は八大神社
境内の本殿西側に祀られてます。
<圓光寺の敷きもみじも本日見納め>
そんな一乗寺には詩仙堂〜圓光寺〜曼殊院門跡
など歩いて行ける距離に名勝史跡が多数残る
エリアです。(このルートは歩いて3時間強で
まわれます!修学院離宮も近くにあります)
<詩仙堂>
<圓光寺十牛之庭>
秋の名残、冬の景色が広がる枯山水庭園は
哀愁が漂う冬ならではの京都の風情が楽しめる
ので是非、おすすめです。
(紅葉シーズンにはない静けさがたまりません)
また、一乗寺は京都ラーメン発祥の地とも
云われる「北白川」エリアも非常に近く、
お洒落なカフェも結構あり、散策にはもって
来いのエリアです。
<曼殊院門跡・庭園、五葉の松>
次回は庭園が美しい、詩仙堂、圓光寺と
曼殊院門跡をそれぞれ紹介して行きます!
秋・紅葉の京都も素晴らしいのですが、
個人的には、比較的人が少なく、じっくり
観光できる冬の京都をお勧めします。
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はんなり京太郎です。
12月に入り毎週のように寒波がやって
来て、京都も厳しい底冷えの寒さが続いて
おります。
さて、先日12月に入り、京都「一乗寺」
界隈のぶらり散歩に行って来ました。
一乗寺といえば、あの宮本武蔵が一乗寺
下がり松にて吉岡一門と決闘した地として
有名です。一乗寺下がり松古木は八大神社
境内の本殿西側に祀られてます。
<圓光寺の敷きもみじも本日見納め>
そんな一乗寺には詩仙堂〜圓光寺〜曼殊院門跡
など歩いて行ける距離に名勝史跡が多数残る
エリアです。(このルートは歩いて3時間強で
まわれます!修学院離宮も近くにあります)
<詩仙堂>
<圓光寺十牛之庭>
秋の名残、冬の景色が広がる枯山水庭園は
哀愁が漂う冬ならではの京都の風情が楽しめる
ので是非、おすすめです。
(紅葉シーズンにはない静けさがたまりません)
また、一乗寺は京都ラーメン発祥の地とも
云われる「北白川」エリアも非常に近く、
お洒落なカフェも結構あり、散策にはもって
来いのエリアです。
<曼殊院門跡・庭園、五葉の松>
次回は庭園が美しい、詩仙堂、圓光寺と
曼殊院門跡をそれぞれ紹介して行きます!
秋・紅葉の京都も素晴らしいのですが、
個人的には、比較的人が少なく、じっくり
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2014年12月13日
2014紅葉見納めは京都山科「毘沙門堂門跡」にて
皆さん、こんにちわ。
はんなり京太郎です。
<高台弁才天の紅葉は圧巻!>
今回はこの秋、見納めとなった京都山科は
「毘沙門堂門跡」の紅葉を紹介します。
京都駅よりJRにてひと駅の山科駅を下車して
徒歩約20分の距離に毘沙門堂があります。
閑静な住宅街を抜けた山の麓に位置し、
途中には琵琶湖疎水などもあります。
<琵琶湖疎水沿いの紅葉も見事です>
<疎水沿いには“国鉄”山科駅の看板が、、、>
天台宗五箇室門跡のひとつで、高い寺格と
鄙びた山寺の風情が漂う古刹として知られ
地元では都七福寺神めぐりのひとつ毘沙門天
を祀ることでも有名です。
創建は大宝三年(703年)文武天皇の勅願で
僧行基によって開かれたと云われます。
<これより毘沙門堂門跡>
<この圧倒されそうな階段の上に仁王門が>
<前庭にある立派な枝垂桜の木>
<江戸初期の回遊式庭園“晩翠園”の紅葉も見事>
門前には「毘沙門堂門跡」の立派な石碑が
建ち、そこから急な階段を上ったところに
仁王門があります。(さすがに足が。。。)
唐門から本殿〜霊殿〜弁才天〜宸殿〜晩翠園
とお寺の方が案内をしてくれました。
弁才天の紅葉はテレビなどでも紹介される
スポットとして有名です。
また、宸殿前庭には大きな枝垂桜の木が
あり、春になると見事な桜を咲かせます。
また、宸殿の裏側には「晩翠園」という紅葉
が綺麗な庭園(江戸初期の回遊式庭園)があり
ます。
<霊殿の天井龍>
また霊殿の天井龍は霊殿の守護龍として
崇められ、狩野永叙主信が画いたもの。
目の向きや顔が見る角度によって変化し
見ごたえがありました。
<勅使門の紅葉は毘沙門堂もみじの代名詞かも…>
本殿をしっかりお参りした後は、勅使門脇の
通用口から境内を後にしましたが、勅使門へ
と続く緩やかな石段の紅葉が見事です。
勅使門は後西天皇より拝領した檜皮葺きの
総門で現在は毘沙門堂門跡門主の晋山式以外
は開閉されない開かずの門となってます。
紅葉シーズンのここのライトアップは幻想的
ですよ。
この秋の紅葉見納めでで訪ねた毘沙門堂の
紅葉は本当に見ごたえがありました。
まだご覧になっておられない方は、来年の
11月下旬頃に是非ともお越しください。
後記、、
山科駅から毘沙門堂へ行く住宅街の中に
「京小町もり」というちりめん山椒の店があり、
ここは芸能人の方も取材にたくさん訪れてテレビ
でも紹介されたことのある有名店です。
(京都出身の安田美沙子さん、三田村邦彦さん、
内山理名さん、星野真里さんが来店)
JR東海の「そうだ 京都、行こう。」の特典
提供のお店でもあるとか…。
毘沙門堂へお越しの際には是非、お立ち寄り
下さい。
<ちりめん山椒専門店「京小町もり」>
<数々の芸能関係者も番組取材で来店>
◎毘沙門堂門跡
〒607-8003
京都市山科区安朱稲荷山町18
TEL:075-581-0328
拝観料:大人500円 高校生400円 小中学生300円
※小学生以下は無料
拝観時間:8時30分〜17時00分 ※12〜2月は16時30分閉門
アクセス:JR山科駅、市営地下鉄山科駅、
京阪山科駅下車、徒歩約20分
http://bishamon.or.jp/
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はんなり京太郎です。
<高台弁才天の紅葉は圧巻!>
今回はこの秋、見納めとなった京都山科は
「毘沙門堂門跡」の紅葉を紹介します。
京都駅よりJRにてひと駅の山科駅を下車して
徒歩約20分の距離に毘沙門堂があります。
閑静な住宅街を抜けた山の麓に位置し、
途中には琵琶湖疎水などもあります。
<琵琶湖疎水沿いの紅葉も見事です>
<疎水沿いには“国鉄”山科駅の看板が、、、>
天台宗五箇室門跡のひとつで、高い寺格と
鄙びた山寺の風情が漂う古刹として知られ
地元では都七福寺神めぐりのひとつ毘沙門天
を祀ることでも有名です。
創建は大宝三年(703年)文武天皇の勅願で
僧行基によって開かれたと云われます。
<これより毘沙門堂門跡>
<この圧倒されそうな階段の上に仁王門が>
<前庭にある立派な枝垂桜の木>
<江戸初期の回遊式庭園“晩翠園”の紅葉も見事>
門前には「毘沙門堂門跡」の立派な石碑が
建ち、そこから急な階段を上ったところに
仁王門があります。(さすがに足が。。。)
唐門から本殿〜霊殿〜弁才天〜宸殿〜晩翠園
とお寺の方が案内をしてくれました。
弁才天の紅葉はテレビなどでも紹介される
スポットとして有名です。
また、宸殿前庭には大きな枝垂桜の木が
あり、春になると見事な桜を咲かせます。
また、宸殿の裏側には「晩翠園」という紅葉
が綺麗な庭園(江戸初期の回遊式庭園)があり
ます。
<霊殿の天井龍>
また霊殿の天井龍は霊殿の守護龍として
崇められ、狩野永叙主信が画いたもの。
目の向きや顔が見る角度によって変化し
見ごたえがありました。
<勅使門の紅葉は毘沙門堂もみじの代名詞かも…>
本殿をしっかりお参りした後は、勅使門脇の
通用口から境内を後にしましたが、勅使門へ
と続く緩やかな石段の紅葉が見事です。
勅使門は後西天皇より拝領した檜皮葺きの
総門で現在は毘沙門堂門跡門主の晋山式以外
は開閉されない開かずの門となってます。
紅葉シーズンのここのライトアップは幻想的
ですよ。
この秋の紅葉見納めでで訪ねた毘沙門堂の
紅葉は本当に見ごたえがありました。
まだご覧になっておられない方は、来年の
11月下旬頃に是非ともお越しください。
後記、、
山科駅から毘沙門堂へ行く住宅街の中に
「京小町もり」というちりめん山椒の店があり、
ここは芸能人の方も取材にたくさん訪れてテレビ
でも紹介されたことのある有名店です。
(京都出身の安田美沙子さん、三田村邦彦さん、
内山理名さん、星野真里さんが来店)
JR東海の「そうだ 京都、行こう。」の特典
提供のお店でもあるとか…。
毘沙門堂へお越しの際には是非、お立ち寄り
下さい。
<ちりめん山椒専門店「京小町もり」>
<数々の芸能関係者も番組取材で来店>
◎毘沙門堂門跡
〒607-8003
京都市山科区安朱稲荷山町18
TEL:075-581-0328
拝観料:大人500円 高校生400円 小中学生300円
※小学生以下は無料
拝観時間:8時30分〜17時00分 ※12〜2月は16時30分閉門
アクセス:JR山科駅、市営地下鉄山科駅、
京阪山科駅下車、徒歩約20分
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2014年12月07日
京都嵯峨野は二尊院“紅葉の馬場”でもみじ狩り
皆さん、こんばんわ。
はんなり京太郎です。
深まる秋も終わりを告げ、京の街も
寒い冬を迎えようとしてます。
早速12月に入り、寒波がやって来て
風邪をひきそうな底冷えが応えます。
さて、今日は11月連休に訪ねた京都嵯峨野は
二尊院華台寺(ケダイジ)の紹介です。
<「そうだ、京都 行こう。」のポスターにもなった勅使門>
この秋最後のピークということもあり、大勢の
観光客で賑わっておりました。
山門をくぐると紅葉に包まれた参道“紅葉の馬場”
が、境内の黒門、勅使門に向って続きます。
ここは絵になる紅葉ビュースポットです!
<紅葉の馬場>
<黒門から眺める境内>
<黒門から勅使門へと続く参道>
「百人一首」でも有名な小倉山の麓にあり、本尊に
釈迦如来と阿弥陀如来の二尊を祀ることが寺名の
由来とか。
嵯峨天皇の勅使により、慈覚大師が承和年間(834〜
847年)に開山したと云われてます。
また総門(京都市指定文化財)は豪商角倉了以が伏見城
の薬医門を慶長十八年(1613年)に移築したものです。
境内には本堂の他に、紅葉に包まれた梵鐘、角倉了以像、
小倉餡発祥の地碑などがあります。
<角倉了以像>
<小倉餡発祥の地>
紅葉美しい嵯峨野〜奥嵯峨散策の際には、是非とも
二尊院もお訪ねください。
嵐山より縁結びで有名な野宮神社、落柿舎なども
途中にありますので退屈しない散策路が続きます。
<縁結びの神様で有名な野宮神社>
<落柿舎の紅葉>
◎二尊院華台寺
京都市右京区嵯峨二尊院門前長神町27
TEL:075-861-0687
拝観料:500円
拝観時間:午前9時〜午後4時30分
交通アクセス:二尊院への公共交通機関
京福電鉄嵐山線(通称らんでん)「嵐山」下車、徒歩約20分
JR嵯峨野線「嵯峨嵐山」下車、徒歩約20分
市バス「嵯峨釈迦堂前」下車、徒歩約10分
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はんなり京太郎です。
深まる秋も終わりを告げ、京の街も
寒い冬を迎えようとしてます。
早速12月に入り、寒波がやって来て
風邪をひきそうな底冷えが応えます。
さて、今日は11月連休に訪ねた京都嵯峨野は
二尊院華台寺(ケダイジ)の紹介です。
<「そうだ、京都 行こう。」のポスターにもなった勅使門>
この秋最後のピークということもあり、大勢の
観光客で賑わっておりました。
山門をくぐると紅葉に包まれた参道“紅葉の馬場”
が、境内の黒門、勅使門に向って続きます。
ここは絵になる紅葉ビュースポットです!
<紅葉の馬場>
<黒門から眺める境内>
<黒門から勅使門へと続く参道>
「百人一首」でも有名な小倉山の麓にあり、本尊に
釈迦如来と阿弥陀如来の二尊を祀ることが寺名の
由来とか。
嵯峨天皇の勅使により、慈覚大師が承和年間(834〜
847年)に開山したと云われてます。
また総門(京都市指定文化財)は豪商角倉了以が伏見城
の薬医門を慶長十八年(1613年)に移築したものです。
境内には本堂の他に、紅葉に包まれた梵鐘、角倉了以像、
小倉餡発祥の地碑などがあります。
<角倉了以像>
<小倉餡発祥の地>
紅葉美しい嵯峨野〜奥嵯峨散策の際には、是非とも
二尊院もお訪ねください。
嵐山より縁結びで有名な野宮神社、落柿舎なども
途中にありますので退屈しない散策路が続きます。
<縁結びの神様で有名な野宮神社>
<落柿舎の紅葉>
◎二尊院華台寺
京都市右京区嵯峨二尊院門前長神町27
TEL:075-861-0687
拝観料:500円
拝観時間:午前9時〜午後4時30分
交通アクセス:二尊院への公共交通機関
京福電鉄嵐山線(通称らんでん)「嵐山」下車、徒歩約20分
JR嵯峨野線「嵯峨嵐山」下車、徒歩約20分
市バス「嵯峨釈迦堂前」下車、徒歩約10分
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