2016年02月26日
猫の腎不全の療法食ドライフード一覧。保証分析値や原材料まとめ画像あり
猫の腎不全用の療法食って、今では色んな種類が出てますよね。
うちの猫様は好き嫌いが激しく、療法食もあれこれ買って試したので、今まで試した療法食をここにまとめたいと思います。
※保証分析値や原材料などが見えるように、保証分析値などの写真についてはクリックで拡大できるようにしてます※
※商品によっては療法食なのか準療法食なのか判別が難しいものがありました(海外製のもの)。その辺はまとめて療法食って書いちゃってます。ご了承ください※
腎不全用の療法食〜ドライフード編〜
アニモンダ インテグラプロテクト ニーレン
こちらはドイツのアニモンダ社の療法食。
ドイツ製なので、原材料などにはかなりこだわって作られてます。
↑粒の大きさは、こんな感じ。
うちの猫様は体重2,7kgとかなり小さめサイズなので、アニモンダの療法食は粒が大きすぎました。
あと、硬かったです、けっこう。うちの10歳の猫様には噛めなかったですね。
なので砕いてやりましたけど、味が好みではないのか食べませんでした^^;
リンが療法食の中でもかなり少なめな方なので、食べて欲しかったんだけど・・・
ハッピーキャット ダイエットニーレ ローファットキドニー
こちらもドイツ製です。
うちの猫様はハッピーキャットの普通食を喜んで食べており、お腹にも合っていたようなので期待していたんですが・・・こちらは食べてくれませんでした。
↑粒は大きめで、硬かったです。
ドイツ製のキャットフードは基本、粒大きめで硬いのが多い印象。砕いてやりましたが、少し食べて終わりでした^^;
デトックス効果のあるハーブ配合など、こちらもドイツ製だけあって材料にはこだわってますね。
リンの量も申し分ないし、ハーブが色々入ってるのもあって食べて欲しかったなぁ。。
フォルツァ10 リナールアクティブ
フォルツァディエチって読みます。イタリア製です。
こちらは2種類の粒が入ってますよ↓
こちらは粒が小さめ!そしてそこまで硬くない。なので、シニアでもこのまま丸呑みしても大丈夫そうです。
ハート形のものはAFSタブレットというもの。
ビタミン、ミネラル、ハーブなどといった熱に弱い原材料を、常温で処理することで効果そのままにキャットフードにしているんです。
これがちょこちょこ混ざって入ってます。
なので、これが一番食べて欲しかった療法食なんですよねー・・・腸にいいオリゴ糖とかまで入ってるし、AFSタブレットもあるし、これならサプリいらずで腎臓の負担も軽減できそうだなって思ってたので。
結果、ぜんっぜん食べなかったですorz
なんとか数粒食べてもらったけど、味が好みではなかったようでした。
ロイヤルカナン腎臓サポート
こちらはロイヤルカナンさん。
腎不全用の療法食、ドライだけでも3種だしてます。こちらはそのうちの1つめ。
3種とも形も成分も違うので、成分チェックしてから買ってみてくださいね。
↑粒は普通〜ちょこっと大きめ。
硬さがね、けっこう硬かったですね、シニアにはちょっと硬すぎじゃないかなぁ。
うちの猫様には砕いてやりましたが、唯一ロイヤルカナンの療法食の中で全く食べませんでした。
残念。
ロイヤルカナン腎臓サポート スペシャル
こちらはスペシャル。各種、パッケージ似てるので注意です。
粒は三角形で、小さめです↓
硬さも、そこまでは硬くはないかな。少し歯肉炎のあるうちの猫様でも普通に噛んで食べてます。
うちの猫様はけっこうお気に入りで、しばらくは食べてました。(現在は飽きてしまいました^^;★追記:現在また食べ始めました)
小さ目粒なのと、転がりにくい形状なので与えやすかったですね。
ドイツなど海外製のプレミアムフードに比べ、ロイヤルカナンのものは嗜好性が高いです(うちの猫の場合)。
ロイヤルカナン腎臓サポート セレクション
こちらは粒の中にクリーム(?)入りです。
シーバデュオと見た目がそっくりなので、うちの猫様は大喜びで食べてました。
ただ粒がかなり大きめなので、割ってあげた方がいいかも。
硬さ的にはめっちゃ柔らかいというか、サクサクというか、シニアには食べやすいサクホロ感。指で簡単に割れますよ。
療法食の中では、ダントツで嗜好性が高いと思います。
どうしても食べてくれない場合、このセレクションを一回試してみるといいんじゃないかな。
1か月ほどで飽きて食べなくなりましたが、その2か月後にまた食べ始めました。ローテーションしてます。
なお、ロイヤルカナンの療法食3種の粒の大きさの比較は↓以下の通りです。
ドクターズケア キドニーケア チキンテイスト
こちらはノバルティス社のチキン味。同じのでフィッシュ味も出てます。
↑ここのはかなり粒小さ目。
歯のないシニア猫さんでも丸のみでイケると思います。
うちの猫様は歯は揃ってますが、あんまり硬いと折れないか心配になります。
その点、キドニーケアの粒は硬くなくてサクッとしてるので、歯の心配もなくそのままあげられて楽でいいです^^
リンも療法食の中でかなり低いです。0,3%以上なので。
これは、2か月弱ほどうちの飽き性の猫でも食べ続けてくれました。でも今現在は飽きて食べません^^;
ローテしようとしたけど、もういいほど食べたのか2か月開けてもまだ食べないですね・・・
ドクターズケア キドニーケア フィッシュテイスト
見た目はチキンテイストとほぼ同じ。
でもやはり味は全然違うようで、猫様はチキン味は好きでしたがフィッシュ味は食べず。
口には合わなかったようです。
ただ、キドニーケアはどちらもかなりの高カロリーなので、少食の猫には助かると思います。
ヒルズ プリスクリプションダイエット k/d
こちらは米が主原料になってます。
カロリー高め、リンは療法食の中では0.6%と高めですね。
粒は・・・丸飲みするには微妙に大きい感じ。
シニアにはちょっと硬いと思う。でもドイツ製のものやロイヤルカナンの腎臓サポートに比べると、そこまで硬くはない。
うちの猫様の噛んでる加減を見てると、アニモンダやハッピーキャットに比べると硬くなく、ロイカナの腎サポの次くらいの硬さっていう感じです。
うちの猫様はこれが大好きなようで、よく食べてます(★追記:1か月弱で飽きました^^;でも少し間をあけるとまた食べてくれるのでローテーションしやすくて助かってます。これが一番よく食べます)
ユーカヌバ Kアシスト
↑なぜか保証分析値のリンとかの%が載ってないです。
慢性腎不全用の療法食ならそこ大事でしょ!公式サイトにも載ってないし。
ただうちの猫様、ずっとユーカヌバの療法食の消化器の弱い猫向けので育ってきてるので、そこはまぁ信頼しております。
粒の大きさは↓
・・・うん、デカイですな。大きすぎますよ。大型猫用ですか?
腎不全といえばシニア猫が多いのになぜ大きい粒にするんだ。消化器の弱い猫向けのはもっと小さいしサクサクしてたのに。
粒自体もめっちゃ硬い。歯のないシニア猫さんとか歯肉炎の猫さんには食べづらいか食べられないかと。。
触った感じは、外側の湿ったクッキーという感じ。
割って食べさせましたが、数粒しか食べず・・・
1,5kgからしか販売がないので、ほとんど捨てることに・・・500gから出してくれ〜orz
ベッツセレクション 腎ケア
これも1,5kg入りからしか売ってない・・・でも中身は小袋で小分けになってます♪良心的だ♪
これね、めっちゃ粒がペラッペラ!薄いです!!
そんで炭が入ってるので真っ黒↓
魚の形は飲み込み辛そうだけど、薄いので舐めて食べるうちの猫様には食べやすいみたいでした。舌にくっついて口へ入れやすいみたい。
ただ、すぐ飽きました…3日ほどで^^;
でも中身が小分けになってるお陰で、時間を空けてまたあげてみることができるので嬉しい。
ただウンチも黒くなりますので、ウンチに血が混ざることがある子とか、ウンチの色などをチェックしなければいけない子には向かないかも。
ベットライフ 療法食 キャットフード RENAL
こちらはイタリア産です。
粒は硬すぎず、丸くて厚みもそんなになく食べやすい形状です。指で割れるくらいの硬さ。
他のメーカーの腎不全用の療法食と、粒の大きさを比較↓
ロイカナのセレクション以外は、小粒で食べやすいです。
セレクションは大きいけど一番柔らかいです。でもうちの猫は食べるのが下手なので、セレクションだけは全て半分に割ってあげてます。
うちの猫様の食いつきはとっても良好!食べる量も増えてくれて、助かった〜><
香りは少し香ばしいような感じです。油分でべとつくってこともないです。
スペシフィックFKD
原材料:小麦、トウモロコシでんぷん、動物性油脂(豚および牛)、トウモロコシ蛋白、ジャガイモ蛋白、魚油、米、卵、粉末セルロース、ミネラル類(Ca, K, Cl, Fe, Mn, Zn, Se)、魚粉、ビタミン類(VA, VB1, VB2, VB6, VB12, ナイアシン, パントテン酸, ビオチン, 葉酸, VD3, VE, VK, コリン)、酵母蛋白加水分解物、サイリウム種皮、タウリン、クエン酸カリウム、ヒマワリ油、トリプトファン、リジン、L-カルニチン
酸化防止剤:BHT、BHA、没食子酸プロピル、L-アスコルビン酸パルミチン酸エステル
乳化剤:クエン酸モノグリセリド
成分:粗タンパク質19.8%以上、粗脂肪20.0%以上、粗繊維5.1%以下、粗灰分7.2%以下、水分9.0%以下
エネルギー456kcal/100g
かなりの高カロリーですね!療法食の中では断トツで1番カロリー高いです。
粒が大きいとレビューで目にするもので、我が家の猫に食べられるのかと思いまだ買っていないのですが、もし買って試したらここにレポ追加しますね。
ジェーピースタイル ダイエテティクス キドニーキープ
こちらは日清の出している療法食。
限られた動物病院でしか購入できませんので、これが欲しい場合はこれを取り扱っている動物病院にかかる必要があります。
うちの猫様が通っている病院では取り扱っているんですが、いかんせんカロリーが100gあたり360kcalと、うちの少食の猫様には足りないのです(最低でも390kcal/100gほどは欲しい)。
なので多分、今後も頼むことはないかなと思います。
逆に、腎不全だけどカロリー低めのものが欲しいという場合はいいと思います。粗脂肪も12%と低いので、腎不全用の療法食にしたら脂肪やコレステロールが上がってしまった場合などにもいいかと。
公式サイトで取り扱いのある動物病院が探せるので、参考にしてください。⇒公式サイトはこちら
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・・・ということで、腎不全の猫用の療法食ドライフードまとめでした。
※慢性腎不全の猫用療法食のウェットフードのまとめは別記事にまとめました(文字数多すぎて投稿できなかったので^^;)
ウェットの療法食はこちらにまとめてます⇒腎不全用の療法食ウェットまとめ
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