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2019年05月22日

PENTAX K3-2 & DA16~85 WRレンズ(2)・・・各部の画像

ペンタックスK3-2 DA16-85 WR付 の外観


_DSC9850.JPGフロント部分・・・
ニコンやキャノンに比べて、直線的なデザインであり、これはこれでスッキリしていてよい。グリップの感じは、手の大きめな私でも安定して握れます。

背面部分・・・
モニターは固定式。ボタン類は総じて押しやすい。しかし一点だけ、OKボタンはもう少し高さがあるともっと押しやすいはず。液晶モニターは、屋外でも見やすい方に類すると思う。
_DSC9864.JPG

_DSC9872.JPG正面右サイド・・・
上部にGPSボタン。ニコンD750等ではこの辺りには内臓フラッシュボタンがあるが、本機にポップアップストロボは無くて、代わりにGPS装置を内臓。
また本機には、シンクロ接点がきちんと装備されていることは特筆モノ!。同クラス以上の機種でもニコンなどでは切り捨てられて存在しないもの。ペンタックが如何に真摯なメーカーかわかる一例だと思う。

底面・・・
電池室。開閉の仕組み一つとっても、不可抗力で開かない様に十分な工夫がなされていて感心した。N社に比べてあきらかに慎重な設計だ。
_DSC9869.JPG

_DSC9867.JPGレンズキャップについて・・・
指で掴む部分が、切り込みの角度が鋭角かつ深く切ってあり、滑らずに非常に掴みやすい!この様な細やかな配慮こそがメーカーへの信頼に結びつくというもの。
ちなみにN社のキャップは単に90度角なのですが、実際しょっちゅう滑って落としてしまい、ストレスに感じておりました。(説明がヘタで恐縮です。)

16~85mmWR・・・
このレンズ、ウオータープルーフなのです。と言っても完全防水であるわけはなく、防沫型であありますが、しかしそれが実際どれほど心強いか。
朝露や霧などの条件下でも安心感という点で大きなアドバンテージがありますね。
その上、このレンズの描写性能ときたらそれはもう、、、。

この16~85mmと同タイプのニコンズーム(DX)がありますので、きっとまた実写比較してレポートして見たいものです。
_DSC9855.JPG


今回は、ザックリと外観を見回して見ました。
デザインとしては、同レベルのNikon D7200などと比べると、直線的でやや無骨かもしれませんが、私の様なアナログカメラ世代としてはしっくりくるし、慣れれば寧ろ好きです。

このカメラも、発売からかなりの月日が経っており、新鮮味は薄れておりますが、機能面ではまだまだ先進的で、十分に戦力になるカメラです。スポーツ向きかというとやや厳しいかもしれないですが、AF速度もかなり早い方だと思いますし、迷いも少ないです。

頼りになるカメラであることは、ほぼ間違いありません。

以降、折に触れて、実写画像や、個別機能などを述べて行きたいと思います。

* お断り:当ブログ掲載の写真・動画・その他の無断使用は、著作権等の都合上厳禁とさせて頂きます。

2019年05月17日

PENTAX K3-2 & DA16~85 WRレンズ(1)・・・隠れた名機、名レンズに感銘。

PENTAX K3-2 DA16~85 WR 付きを1年間余使ってみて。


_DSC9847.JPG


20年余り、、、専らニコンのみ使い続けてきた私が、どうしてまたPENTAX K3-U を購入する事になってしまったのか?。
第一の理由は、アストロレーサーなる機能に惹きつけられた事。
第二の理由は、リアルレゾリューション機能への強い関心でした。

GPS内臓のカメラは他にもありますが、一眼レフでこんなに手の届く価格帯はPENTAXのみであり、しかも、星空のミニ追尾撮影がカメラと三脚のみでできる!という完全オリジナル機能つきなのです。

何を隠そう、はるかな昔、私は天文少年でした。10代の頃には天体望遠鏡も持ってましたし、中学生のころに40mm口径のアクロマート対物レンズを購入して屈折望遠鏡も自作しました。反射望遠鏡の反射鏡の手研磨にも挑戦した天文ファンだったのです。今も、カセグレン望遠鏡を持っています(倉庫に眠ってますが)。

この購入動機が、結果として、私をニコン以外のメーカーに目を向かせる契機となりました、久し振りに。

アストロレーサーやリアルレゾリューション機能については、後々またゆっくりと綴たく思ってるのですが、このページで私が述べたいのは、長期におよび実質的なニコン党だった自分を激しく後悔している、という事なのです。

職業カメラマンの常に漏れず、単にニコン(orキャノン)なら間違いないと信じて(信じ込もうとして)きました。
顧客の手前、ニコンならば無条件に信頼されるという計算もありましたし、
仕事道具としての耐久性(壊れない事)を最重視せざるを得ないという事情もありました。

フィルム時代には、オリンパスやコンタックスなどもサブで併用していたのですが、
デジタル化して以降は、ずっと浮気なしのニコン一筋だったのです。

正直なところ、デジタル化が私のカメラ少年的好奇心を薄めてしまったからでもあるのです。
デジタル画像データは、設定如何でどうにでもなる“巾”というのが広すぎます。メーカーによるレンズの個性とか、フィルムの個性とか言った要素が薄れてしまい、曖昧な、変動的な画像だという認識です。PC後処理でもどうにでもなるのも、そもそも気に食わない。
結果、私の好奇心を冷めさせてしまい、『まあニコンだけでいいや』という気分になってしまった事も大きい。どうせ他社レンズも昔ほど個性を出せないのだからして、、、という訳です。

つまらない事ですよね。本当に寂しい!デジタル化。

しかし、
久し振りにPENTAXを使って思ったのは、『楽しい!』のです。
撮影が楽しいのです。

撮って来た画像を家で見るのがまた楽しい。

若かりし頃、白黒フィルムを現像し、暗室で印画紙に画像が浮かび上がってきた時の嬉しさを、遠く思い出します。あれに近い愉しさ。

このPENTAXは、カメラマンとしての私を変えつつある。
と言うよりも、本来の写真好きを蘇らせてくれる出会いとなったのです。

以降、少しずつ詳細を語らせていただきます。まずは、ここまでにて。

*お断り:当ブログ掲載の写真・動画・その他の無断使用は、著作権等の都合上厳禁とさせて頂きます。

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2016年02月27日

次期 仕事カメラ(2)サブ機の候補

<欲しいカメラ候補>

私は、長いことNikon一筋です。もう25年以上になりますか。
さすがに、他メーカーのカメラがどんなになっているのか気になりますし、使ってみたくなることもあります。

Nikonに対しては、私は特にそのソフトウエア類に深〜い不満が溜まっていることもあり、、、。

どんなカメラなら私に一番合っているのか。
もっとも利便性が高いのか。
とりあえず白紙の状態から、一度考え直してみることにしました。

まああくまでサブ機として、なのですが。

あくまで仕事で使う上で、どういった機能が欲しいのか、
それを下に箇条書きに抽出してみました。

・ 画素数は、2400万画素位まで(これ以上は不要、D800からの反省)
・ WIFI
・ バリアングル液晶モニター
・ 最低感度ISO50。
・ ストロボ同調 1/250秒
・ シンクロ接点端子(大型ストロボ用の端子)
・ ファインダー視野率 100%
・ GPS(あればあったで便利)
・ 動画撮影機能の充実度(特に動画撮影時のAF、4K動画)
・ テザー撮影可能


以上、仕事上で最低満たしたい性能になります。

逆に、それほど重視しない機能としては、

・ 超高解像度(高画素)・・・D800で卒業
・ 高速連写      ・・・動くものはほとんど撮らない
・ 超高感度画質    ・・・室内スポーツなども撮らない

など。

私の仕事は、じっくり型の撮影タイプであり、カメラに高度の機動性は必要ありません。

以上の抽出条件を頭に置きながら、先にサブ機の候補を出してみましょう。
現在発売中の機種を見渡してみたところが以下の4機種が浮かんできました。

<キャノン EOS 80D >
       この3月下旬発売予定ということ新しいだけあって、上の条件をほとんどクリア。
       しかし無いのは、シンクロ接点、GPS、低感度ISO設定の3項目も。
      * APS-Cサイズ(サブ機ゆえOK)。
      * 動画撮影時のAFが可能なのはデジタル一眼レフでは希少です。
      * 機能から判断して、価格も納得。

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<PENTAX K-3 II>
       昨年5月発売。
      *未搭載機能・・・WIFIなし・バリアングル液晶なし・ST同調が1/180秒止まり・テザー撮影不可
              (但しWIFIは、EyeFiカードで対応可とのこと)
      * リアルレゾリューションシステムという高画質撮影機能が特に魅力。
      * ローパスフィルターレス。
      * GPSを内臓。また、本格的HDR撮影が可。
        三脚を使ってじっくり撮影すると超高画質が得られるタイプ。
        私向きかもしれないが、やや機能的に欠落項目が多いかも。
        特にWIFIがないのは残念。
      * 価格は、スペックとしては相当リーズナブル

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< NIKON D7200 >
        2015年3月発売ですでに一年経過。
     * 未搭載機能・・・バリアングル液晶、ISO100から、シンクロ接点、GPS等なし 4K動画未対応
     * 発売が最も古く、機能的にやや寂しいか。
        ただ、基本性能は非常に優れていて使いやすく、道具として完成度が高い一台。
     * 機能的にやや古い印象があるので、価格面でやや割高感あり。
       

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これ以外の候補なのですが、< NIKON D5600 ><NIKON D5500>
などもスペック上はある程度十分なものがあります。ただ、仕事で使うとなると視野率やシンクロ速度などがどうしても致命的になってきます。

どういった結果になりますが。
とにかく新規にサブ機を購入することは真剣に検討中です。









2016年02月18日

ニコンD800への反省

これ、私の今までのメインの仕事カメラです。
_DSC5342.JPG

現在の仕事用、NikonD800です。メインで使ってきたカメラです。



この2年半余りも、仕事用のメインカメラがニコンD800でした。
流石に長期にわたって使いすぎました。シャッターの耐久回数も余裕で超えているでしょうし、、、。
(シャッター回数の関係から、前までは平均1年半ほどで機種の更新をしてきました。)
仕事中の急な故障もそろそろいつ起きてもおかしくはないと思われ、不安も増すばかりです。

もうそろそろ新機種への更新タイミングかな、いやいやすでにかなり過ぎているとも。

というわけで、次機種を何にしようか悩んでおります。
(こんな時が、ある意味いちばん楽しい時でもあります。)


長い間の馴染みぶかいD800について、簡単に振り返ることにしました。

一つのデジタル一眼を2年半あまりも使ったのは、D800が初めてです。以前は1年〜1年半で全て新機種への買い換えを行ってきました。

デジタルカメラは実用性能に達して、まだ10年余りに過ぎないまだまだ新しいアイテムですから、毎年ニューモデルが出れば、その都度画質性能も確実に向上するという日進月歩の連続だったわけであります。
画質がアップする以上、カメラマンとしてもこれを追いかけるべきと、新機種を律儀に購入しつづけました。

でも、この頃では画質面とりわけ静止画についてはかなり熟成してきました。
やや一服感があるわけです。

さて、ニコンD800は発売当時、圧倒的解像度で話題になりました。その解像度3640万画素は、ごく最近出たキャノンEOS5Dsの5000万画素に追い越されはしたものの、発売から3年近く経った今でも2位であり、デジタル商品としては異例に長期間にわたって健闘しています。

私も、何を隠そう、この解像度に惹かれてD800を購入したのです。どんな大伸ばしの仕事にも対応可能であり、鬼に金棒という潜在的安心感を得たかったのが主たる理由です。
世間では、画素数競争などは愚かだ!という声もあり、自身も同様な気持ちでもありました。しかし、それまでがやや物足りない解像度でやってきたという経緯があったので、この解像度への不安から解放されたいという気持ちの方が余程強かったのです。

では実際のところ、D800を使用し続けてみてどうだったのか。

モンスター級の解像度は、確かに心強かったです。
だた厳密に振り返れば、2年以上の期間、3640万画素の必要がほとんどなかったのも事実だったのです。

通常使用ではむしろ、高解像度ゆえの重いデータの苦痛を嫌という程味わうことになってしまいました。

なんでも言えることなのですが、『過ぎたるは及ばざるが如し』です。
私の場合は、1200万画素や1600万画素ではやや不足するものの、3640万画素までは到底要らない。
おそらく2000〜2400万画素が余裕もあり、ちょうど良いあたりだった様なのです。

個別ケースですが、
料理撮影などでは、ニコン一眼の内臓機能である”クロップ撮影”(撮像素子の真ん中部分しか使わない)により、2500万画素あるいは1600万画素での撮影もできます。画角が狭く切り取られますが、ブツ撮りでは対応可能で、問題ないのです。この機能は、料理や商品撮影ではむしろ好都合な場合も多いです。

ところが問題は、施設撮影です。広角レンズの場合です。広角を駆使する施設撮影では、このクロップ機能は画角が狭くなってしまうためそもそも使えません。このために施設撮影は、全て3640万画素のフルサイズで行わなくてはならないのです。

施設写真は、バリエーションカットも多くなる傾向が強く、自然カット数も多くなります。
それに連れてパソコンの後処理で扱うデータ総量が膨大になりますし、ストレージを食うペースも早くなり、なかなか大変なことになってしまうのです。

施設写真こそ、本当はサクサクと処理をしないと大変な時間がかかります。実際の作業時間は、撮影に要した時間を超えてしまうことが殆どです。
1日撮影したとしたら、次の日は終日作業日にしておかなくてはならないという現実です。
これは深刻きわまる不効率です。画素数だけが原因ではありませんが、カメラマンにとっては、デジタル時代の不幸です。

ところでキャノンの場合、デジタル一眼のハイグレード機には、S-RAW、M-RAWなどの選択肢があります。
施設撮影では、これは非常に優れものです。
レンズの画角に一切影響なく、カメラの画像処理エンジン内でサイズダウンしたRAWデータを作成してくれるのです。
キャノンこそ、ヘビーユーザーのことを現実面に立って考えてくれていると思われます。
キャノンについては、これまでは画素数でいたずらに競争するようなことなく、堅実にデジタルカメラを作ってきていると感じます。高画素機もここでやっと5000万画素という特殊機を発売しましたが、それは一機種のみ。あくまで特殊扱いのようです。他機種は多くても2400万画素まで。
その画素数でも上記  S-RAW や M-RAW を搭載してくれています。

ところがところが、ニコンはどうしたわけなんでしょう。この便利な機能をいつになっても採用してくれません。3640万画素ものカメラであっても非搭載です。これニコンに要望を出したこともあるのですがね。

もしかするとこれはキャノンだけの特許なのでしょうか。特許というほどの複雑な機能とも思われませんけども。

Nikonは、とにかく丈夫で良くできたカメラメーカーであるとは思ってます。丈夫さは感心するほど。
が、ユーザビリティという点で、昨今は今ひとつのメーカーだと私は痛感しています。

製品に、どうしても押し付け的な姿勢が感じられるのです。これでなんとか使え、的な。
基本的に本当の「ユーザー第一」がまだまだ欠けているのではないでしょうか。
いいかえれば、ブランド力に甘えて、妥協しているようなところが少し見えて来る。
ユーザーに甘えているところが出てきている、と思います。
私はそう思えて仕方ありません。

カメラ本体についてではありませんが、ついでなので
同社のPCソフトウエアについても一言。

・私はNikon CaptureNX2 CameraControl2 などの有料ソフトも使用していますが、とにかく、頻繁にク
 ラッシュするようになってしまった。頻繁などというレベルではなく、数コマ処理すると固まる、そこで仕
 方なく強制終了し再起動して数コマ処理するということを延々何十回も繰り返しながら使うのです。
 これ、地獄です。
 
・一方では、ずっとアップデートができないというソフトもあります。
 画像処理には私はMac(インテルCore5)なのですが、あるニコンのソフトでは、「インテルCoreでないのでインストールできません」などという矛盾したメッセージが出てインストールできないことなど、Nikonのソフトウエアの不具合は一つ二つではなく、添付ソフトを含めほとんどにおいて経験しました。問い合わせてもまともな返事がないですし、だんだん嫌になってしまって我慢するようになってしまいました。

・また、OSのアップデートへの対応も非常に遅い。事実2〜3ヶ月の後追いでやっとの対応。その間、全く使用不可です。さらには、対応した段階で問い合わせたユーザーに知らせることもしない。こちらが時々確認するしかなかったのです。
 これ、地獄です。ユーザー側からしますとね。

とにかくニコンのソフトウエアは、ボロボロです。酷いとしか言いようがない!
誹謗中傷などではなく、客観的な事実だからしょうがないのではないでしょうか。

OSへ対処する際のソフトウェアの優先順序にも疑問でした。
実際、カメラ同梱の添付ソフト類から先に対応が始まったのでした。
有料版の「CameraControl2」などは最後の最後でした。
そもそも有料のソフトウェアの方が、強いて言えば添付ソフトより責任が重いのではないでしょうか。
優先順位を使用ユーザー数か何かで判断したのでしょうか。

それとも、私が厳しすぎるのでしょうか。
しかし、このところニコンのソフトで受けている私の苦痛は、半端なものではないので、せめてこのくらいは言わせていただきたかったのです。

さてさて、、、
不満ばっかりになってしまいました。

公平を期して長所と思うことも以下にまとめておきます。
・まず頑丈である。これに尽きます、ニコンは。
 プロとしては何よりも大切。これがNikonを選ぶ理由の9割と申しても過言ではない。
 故障は、非常に少ないです。
 出張撮影のカメラマンなら、出先で故障ということが何よりも怖い。
 故障しないという安心感こそ、得がたい宝です。

・明るく見やすいファインダー。
(他のメーカーもよくなっているのでしょう、きっと)

ブランド価値が高い
 素人受けが良い、という不純だが決して軽視できない選択理由。

・傷にかなり強いボデー素材。
・異なる機種でも共通した操作性。
・豊富なアクセサリー、レンズ類。


しかしこの頃では、ぜひ、ペンタックスやキャノンなどもとても使ってみたい私です。
それだけの良さそうな気になるカメラが幾つか出ています。

特に、静止画撮影ならペンタックス、動画撮影ならキャノンが光ります。
このあたりの話は、今回のテーマではないのでまた別の機会を得てとさせてくださいませ。

ただ、今とても気になる一眼レフ2機種をピックアップのみ致します。
(理由は、次回に)


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次回は、新機種選びのテーマで。
最後まで、堅い話なのにどうもありがとうございました。



2015年12月25日

撮影日記;31 熱海海上花火大会(冬花火)& 花火の撮り方

熱海湾を舞台に12月の花火大会でした。


_DSC9137-b-多重露出.jpg


熱海温泉では、花火大会を年間を通じて、定期的に開催しています。
12月という珍しいシーズンに、花火大会が2回も行われました。
私は、12月13日の日曜日に『熱海海上花火大会』の写真を撮ってきました。
もう一回は12月23日でしたが、両日とも、雨がちな良くないコンディションでったにもかかわらず、多くの花火見物客で賑わいました。

私の撮影した上記写真のポイントは、今回は『熱海親水公園』とよぶ熱海湾の中では西に位置する(海に向かって右)、ヨットハーバーのある場所を選びました。
熱海親水公園のあたりは、打ち上げ場所から最も近い場所であり、”迫力”は最高です。というわけで、夏季などは有料観覧席エリア設置が多い場所のようです。

打ち上げ場所から近いので、縦位置で撮ろうとしたのですが、横幅が収まりきりませんでした。打ち上げ箇所は数カ所あるので、写真のように幅が広いのです。
それで、横位置メインで撮ることを強いられるのですが、すると、ご覧のごとく高い花火は切れてしまうわけです。残念ですが、これも迫力のうちと割り切るしかありませんでした。

_DSC9091-2.jpg_DSC9090-b.jpg


<花火の撮影方法の基本>

ごく基本的な花火の撮影方法です。
花火撮影法としては、他にも多少ありますが、以下がおおよそ最もオーソドックスでしょう。

花火大会当日、ふと周囲を見回せば、スマホやコンデジを、しかも手持ちで撮る方々が沢山いらっしゃいました。今のデジタル技術なら、それでも一応は撮影できてしまうのが凄い進歩であります。ただ、撮れると言っても、あくまで”一応”なのです。それで良いのなら、それで良いのですけど。

*ある程度ちゃんと撮りたい人のために、花火撮影に必要な基本的なものを挙げます。

   カメラ(一眼レフデジタル、ミラーレス一眼など)
   三脚
   ケーブルレリーズ(リモコンシャッター等でも可)
   黒いつや消し紙など(大きさ20cm四方程度)
   ヘッドライト(作業用)

   こんなところです。折りたたみ椅子とかもあったら良いかもしれません。

<カメラ設定>について

   感度    ISO100(基本)
   絞り    F11前後
         *上記2設定は、花火の明るさ・打ち上げ場所からの距離などで調節します。
   露出Mode  マニュアル ・・・・ バルブ(B)or タイム(T)に。
          *バルブやタイム機能のあるカメラでないと厳しい。
   レンズ   広く全体を撮りたい時は広角、花火のアップを撮りたいなら望遠気味のレンズ。
         もちろんズームでOK。ただし、今回の様に近いと標準ズームの広角側ではやや無理です。

   ケーブル(コード)レリーズをセット。
   三脚に固定。

<撮り方>

   上記カメラ設定後、いよいよ花火が上がる前になりましたら、
   まずあらかじめ ”黒い紙” などでレンズを覆います。
   ケーブルシャッターあるいはリモコンでシャッターを押して、バルブ開放状態にします。
   撮りたい花火が上がりそうなら、その直前に黒紙をレンズから外せば、その間だけ露光します。
   意に沿わない花火なら、素早くまた黒紙で覆ってこれを遮断します。

   どんな位置に花火が上がるかなどは、もう経験と感です。
   打ち上げの音の大きさとか、アナウンス放送の内容とか、いろいろ勘案して予想します。
   
   熱海海上花火大会では、間髪入れずどんどん打ち上がるので、この方法もなかなか難しいのですが。
   とにかく素早く判断していくしかありません。
   また、ついつい余計に多く露光しがちですが、決して欲張らず、割り切って打ち切ることが大切です。

   花火大会というのは、それぞれにかなり特性があり、何年も同じ場所の花火大会を見ていますと、
   割合打ち上げの順序などの予想ができるようになってきます。
   良い花火写真を撮るには、気に入った花火大会に毎年通いつめるというのも、有効な方法です。

<注意>
   以下、デジタルカメラとして、特に注意すべき点を付記します。

     ・デジタルカメラは長時間露光が長くなると、画像ノイズが増幅して画像が荒れてゆきます。
      この点こそが、未だフィルムに完敗な部分なんです。
      この限界時間は、機種や設定感度などでかなりのバラツキがあるところです。
      できれば、ご使用の機材を事前テストして、把握しておくのも大切です。

     ・また、”長時間ノイズ補正機能” は、OFFにしたほうが良いと思います。
      ONのままでは、ノイズ処理のために次のシャッターがすぐに切れず、チャンスを逸してしまいか
      ねません。
      そこまでしてONにしても、私はそれほど画像が良くなったとは感じません。
      むしろ、画像の先鋭度が犠牲になりがちです。もしどうしてもノイズを処理したければ、PC上で
      純正ソフトにて後処理すれば済むことです。

  以上は、私の撮影法であり、これ以外にも微妙に異なる方法があります。
  しかし、最もメインの標準的と思う方法をご紹介させていただきました。
  参考にしていただけましたら幸いです。


  以下は、アマゾンのカメラ機材のサイトページです。
  比較検討しやすいので、こちらもご参考ください!

amazon カメラサイト


 エントリーカメラ、さらに本気でも使えるものとして、オススメしたいデジ一眼が下です。
  画素数・チルト液晶・Wifi内蔵・GPS・小型軽量等、てんこ盛りながらも、今一押しのお求め安さです!!


<お断り>当ブログに掲載の写真の無断使用・転載は厳にお断りいたします。

2015年03月24日

初めまして、田舎カメラマンのブログ始めます。

初めまして。
私は、伊豆半島の田舎で地方カメラマンをしています。
もう20年以上になってしまいました(早いものです)。
私の仕事の中身は、観光地にあるので、おもにホテル旅館などの仕事が多く、約7割ほどを占めます。
皆様がよく目にされる宿泊関連サイトなどの料理写真や建物・客室・風呂などの施設写真などをよく撮影しているのです。

と言いましても、仕事はこの数年来、少しずつ暇になってきております。
カメラマンの業界というものが、デジタルカメラ時代に入ってよりこのかた、全国的に斜陽となってきたのですが、また、国内旅行業界も、同様に右肩下がりの状態できています。
皆さんも、海外旅行の方にどうしても意識がいってしまいがちですよね。
私だってそうなのですから。

まあ、呑気な性分なので余り気にしていない自分もあるのですが、それなりに不安ではあります。

ただ、ここへきてやや様子が変わってきたかな、という気もします。
円安なので、海外からの観光客が地方へも来るようになってきましたし、
国内旅行自体もやや持ち直しの気配を感じます。

まあ、明るくいこうと思います。
仕事柄、カメラマンというのはけっこう孤独なものです。
少しでもどなたにか読んでもらえれば嬉しいので(一方通行でもいいのです)、
それを原動力として続けていけたらいいと思っています。

でも、決して大した内容とはいきません。
日記の域をでないでしょう、きっと。
まあ気楽に行きたいと思います。今後ともよろしくお願いします。
--

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地方カメラマンmasa
伊豆半島の付け根辺りを根拠地にフリーカメラマンとして孤軍奮闘しています。ホテル・旅館への出張撮影が多いため撮影者からの情報発信を志してみました。それ以外にも興味本位なテーマも含めて行きたいです。
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