投資の世界で生き残るために

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今日の日本株を見ていると、だれも買わない、だれも買えない・・・でした。帰りの電車で人身事故・・・今日の相場で自殺したのかなとふと変な考えがよぎりました。個人にとってはバーゲンセールで優待とったと思ったら、暴落。そもそもやられている状況で、せめて優待だけでもと取りに言ったら爆弾を落とされた格好です。もちろん、仕掛けは海外勢ですがやつらが考えて居ることは2つ考えられます。一つはすでにショートポジションを構築完了し、下落トレンドを作り出そうとしている。次に、黒田砲３を引き出すために瞬間的に株価を下げそこでロングポジションを徐々に構築している。個人的には、前者の可能性のほうが高いと思っています。いずれにしろ、もう日銀はETFを買うお金がないのですから、何らかの黒田砲があるでしょうね。ただ、これが焼け石に水になる可能性は十分に考えておく必要あります。それにしても日銀のETF買いって毎回同じ金額で、同じパターンで買って、こんなことして下支えになっているんでしょうか？株価を上げたいだけなら、薄いときにガツンと買うと低コストで効果があるのに、いつもAMに1％以上の下落のパターンですからね・・・・。日銀もGPIFのように海外ファンドに運用任せればと思ったりします。いずれにしろ、いまロングポジは取るべきではないことは確かです。

さて、先週金曜日に権利を取りに行った個人にとっては散々な結果でした。ヨーロッパや中東がまたもや怪しい雰囲気になってきてます。シリア、難民、イスラム国、ロシア・・・不確定要素が多すぎます。こうなると心配なのがドル円相場です。円はこれらの国からしたら遠いお国です。一方、最近リスクオフの際に買われ出したユーロはこれらの騒ぎの主人公です。なのでユーロ売り、ドル買い、もっと円買い、の従来の方程式になる可能性が高いと考えます。ただ、そうなると円安頼みの225銘柄がダダ崩れになりますので、公的系の買い支えがはいるはずで、実はすでに少し入っているのではと感じる最近のドル円相場です。120円は郵政上場までキープしたいのでしょうか。個人的には、軽めの黒田砲３が出て、一度は持ち直すがそこから下落トレンドが起きる確率が高いように思います。牛丼の値下げ合戦も始まるようですし不吉です。

日曜日に考える・・・これは日経新聞のタイトルでもありますが、日曜日だからこそ考えることがあるのです。大型スーパーに行けば内需系の大手だらけです。つまり上場企業だらけということです。投資をしている人は少なくともお金にシビアです。その投資をしている自分の視点で見て、この店はいけそうかどうか？極端に言えばその店で最低生活必要用品以外の買い物をしたかどうか？したなら、その株は買ってもよいと自分は判断します。内需系はそれくらい単純で良いと思います。ニトリとか良品計画はそんな銘柄の代名詞でしょうし、もうかなり高くなりましたが、まだ社員が大企業病になるまでは株価は上がると思います。ただ、いずれこれらの会社もソニーや任天堂のように一度は凋落する可能性が高いのでこれらの株に「愛」を持ってはいけません。所詮株は金ですしこんなものに人間の心を捧げる価値はないとドライに投資すべきです。

9月に利上げを見送ったFRBであるが、見送った後のマーケットの状態があまりにも想定外で、イエレンさんは大急ぎで利上げはいつでもできる状態との発言をしました。すると、株は上がるし、ドルも強くなるし、だったら9月に利上げしとけばよかったー！と思っているはずです。いずれにしろ、FRBはこれで何も気にすることなく利上げができるようになったわけで、ホットしているところでしょう。悪材料が一つ消えたと考えてよさそうです。問題は市場のセンチメンタルです。私も相当やられた今回のしつこいアルゴの売りが怖くて、個人はもちろん、プロも危なければすぐに投げるので黒田砲３が出ない限り一筋縄ではいかないかもしれません。

ある政界筋から5兆円規模の国内株買い増しとの情報。
黒田砲２の時は日銀の年間ETF購入額が1兆円から3兆円へ増額との内容だったので
それ以上のインパクト。単純に考えれば仕込み時だが、225先物のナイトセッションも含めると
ここ数日で1000円も動き、またVW問題が収束していない状況では相当慎重なトレードが必要。