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ヴィアジェのお話@〜長生きは90万フランの得

ヴィアジェ=(Le Viager)

ジャンヌ・カルマン、享年122歳
彼女の長生きにまつわる逸話で代表的なのは、ヴィアジェに関する話だ。

ヴィアジェとは、フランスに根付いている、終身年金の制度だ。
ただし、日本での年金とは全く内容が違う。

簡単にいえば、老人が所有の家やアパートを売るのだが、生きている間は、毎月毎月、ずーっと売買代金が入って来るという仕組みだ。

システムで言うと、買主は年金を終身、売り主に支払い続け、
売り主の死と同時に、買主は無償でその物件を相続することになるらしい。

だから、長生きするほど、結果的にその不動産の売却価格は高くなることになる。
買主からすれば、売り主が早死にすれば、大儲け
長生きされれば、高い買い物で大損ということになる。

人の寿命で購入した物件の値段が変わって来る、日本人にとっては不思議な不動産売買。

しかも、売り主は死ぬまでその建物に住み続けて良いのだそうだ。

投資?、一種のギャンブルとも言える?
でも、れっきとしたフランスのシステムなので、そうした賃貸物件はたくさんあるらしい。
老人付きの代わりに、相場より賃料が安いアパートだ。

ただ、よくよく考えてみると、お国柄と言うか、非常に合理的なシステムとも言える。
つまり、
売主は、毎年決まった金額を、死ぬまで受け取ることが出来、しかも、住まいにも困らない。
しかも、定期的に安否を確認しに、人が出入りするから、高齢者の独り暮らしの不安も減るだろうし。
もっとも、死にそうな時に、買主が第一発見者だったら、助けてもらえなかったりして・・・

買主は無理のない月々の支払いで物件を購入でき、運が良ければ=売主が早死にすれば、格安の費用で、固定資産を手に入れることが出来ることになるからだ。

お互いうらみっこなしよ?

でも、ジャンヌの場合はやりすぎでしょ・・・(°д°lll)

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