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jojo【恥知らずのパープルヘイズ】





注意。今回紹介しているのは、ミステリではありません。

 知っている人はすでにいると思いますが、この秋JoJoの奇妙な冒険の外伝といえる第一弾が発売されました。
 書いているのは『ブギーポップは笑わない』などを手がけている上遠野浩平氏です。

 ブギーポップシリーズは、昔読ませていただきましたが、内面描写や心理的葛藤などを得意とする作家だと感じました。

 JoJoと聞いて、もっとも人気なのはやはり、スタープラチナが思い出す人も多いと思いますが、私としては、この話の主人公であるパンナコッタ・フーゴのパープルへイズもとても印象に残って
います。
 なにせ、一人暮らしを始めて集めだした漫画のひとつがjojo奇妙な冒険−黄金の風−でしたからね。

 何はともあれ、黄金の風の途中で主人公達から一人離れてしまったフーゴのその後を補完する話となっています。

 主人公達と一緒に、かつてのボスディアボロに立ち向かうことができなかったフーゴ。一人ついていくことができなかったことに、裏切りを感じていたが、その感情に終止符を打たなくてはいけないときがやってきます。

 帯にも書かれている通り、

 これは、一歩を踏み出すことができない者たちの物語――。

 です。なぜ一歩を踏み出すことができなかったのか。同じ状況であった仲間、ナランチャが、どうして一歩を踏み出せたのか? 新たな戦いの中で、彼はそのときのナランチャと同じ感情を知り、ついに、一歩を踏み出します。
 
 そのときに、これ以上の成長を見込めないと思われた彼のスタンド能力は【パープルヘイズ】から【パープル・ヘイズ・ディストーション】へと変化を遂げます。
 発動すれば、本人さえも殺しかねない凶悪なウイルスの能力。
 
 フーゴの心の成長にいたるまでの葛藤。そして変化は、jojo未読の皆さんにも、是非に読んでもらいたい一品です。
   
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