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2017年06月06日

水菓子、火果子、干果子、氷菓子

昭和時代には
水菓子屋さんという果物屋さんがあったそうです。


自分も昭和生まれなんですけど、
記憶にはありません。


水菓子というのは、
もともとは果物のことだったんです。


そして、水菓子は
今では、水分の多いお菓子そのものを指す言葉になりました。


しかし、本当は水菓子は果物なんです。
で、水菓子、果物は神様が作ってくれたものなんです。


そして、人間が作った、作る工程のなかで
火を通すものを火果子というそうです。


でも、作る工程の中で
人間が火を通して作る火果子でも、
水分が多ければ、一般的に、それは水菓子といいます。


ババロア、プリンなど、et cetera。


では、干菓子は?

本当は、水菓子を干して
保存食、非常食にしたものを干菓子といいます。


でも、一般的には、
水分の少ない乾燥した和菓子の総称を干菓子というようです。
確かに、みんながそう認識してるとおもいます。

また、その方がしっくりします。


では、氷菓子は?

まさに凍っているもので
アイスキャンデーとか、ソフトクリームとか。


でも、お菓子そのものは果物
水菓子だったそうです。


言葉はくずれながら、変化しながら、進化します。


でも、最初はどうであれ、
沢山の人が使うことで、その言葉が値打ちを持ってくるのです。
仮想通貨みたいですねえ。w
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