2014年05月11日
「美味しんぼ」何故非難の対象に?
美味しんぼの内容についての批判が話題になっています。
これはオーストラリアの生活情報サイトで作者の雁屋哲が語ったインタビューから波紋が広がりました。
〈これは私自身の体験ですが、取材から帰って夕食を食べている時に、突然鼻血が出て止まらなくなったんです。その後も夜になると鼻血が出るということが何日か続きました〉
1月13日「日豪プレス」のサイト上に雁屋氏のインタビューが掲載。「シリーズ・原発問題を考える」という特集内で、放射能の被害について自身の体験である鼻血との因果関係を疑った雁屋氏は。放射能による別の疑問をさらにこう語った。
〈取材後にすごく疲労感を感じるようになった。取材に同行したスタッフも、鼻血と倦怠感に悩まされていましたよ。低線量だから被害はないと言いますが本当でしょうかね。残酷な言い方になるけど、あの周辺は人は住んではいけない所になってしまった〉
これに対し放射線防護学が専門の日本大学准教授・野口邦和氏は
「放射線被曝が原因なら全身が被曝しているわけだから、鼻血だけの出血では収まらない。もし非常に高い線量の放射線を一度に被曝した場合には、『急性放射線症』が考えられます。震災後、急性放射線症が出るような線量の放射線を被曝した一般住民はいません。原発作業者の中でも鼻血の情報は聞いたことがない。倦怠感は放射能ではなく、ストレスが原因。一瞬にして震災で家族や知人を亡くした人や、想像を絶する町の様子に無気力になる人がいても不思議ではない」
と反論。
また雁屋氏は
〈『福島の食べ物を食べて応援しよう』というキャンペーンもありますが、これもどうかと思います。土の汚染はすごいですから。農作業中は、土が肌に触れたり、気管から吸い込んでしまったりします。そういう意味では農作業に携わる人の被曝量はものすごいものになります。僕は福島で一番問題なのは漁業だと思いますね。これから先、何十年経っても漁業復活は無理なのではないかと思います〉とコメント。
これに対し、福島県水産課の担当者は
「原発事故によって海が汚染されましたが、時間の経過とともに海水とか海底の土壌とか、魚介類も含めて食品衛生基準の100ベクレルをかなり下回っています。県のホームページでは、毎週1回モニタリングして業種ごとに公開しています。農林水産物全て検査した内容を表示しているので、確認してほしいです」と反論。
これらの記事はexciteニュースの一部抜粋です(一部省略)。
確かにこのコメントからは福島復興に対しての配慮に欠けるという意見があるのももっともです。
ですがそれに対して状況をよく知らないままあるいは周りに流されて批判する人もおり、
それがネットを通じて加熱しています。
ただあくまで一個人の意見に過ぎずそれを批判して作品の内容を変えろなどいうこととは話が別だと思います。
一個人が一個人の感じたことを作品の中に表現する創作活動を行っているだけで…
その表現物を他人が意図的に変えようとするのは表現の自由という基本的人権を侵害していませんか?
これはフジテレビの報道番組「ワイドナショー」で
松本人志さんも「作品やから。みんなで作るもんじゃない。作者のものであって、周りが抗議したって…外部の人間がストーリーを変えろとかいうのは、ちゃんちゃらおかしい」と述べられています。
確かに雁屋氏も物事の実態を把握できていないままに発言している点もありますが…
だからといって自分が責任感の無い発言をしていいことにはならないので
情報を見極めつつ意見交換をできるようなネットリテラシー、マナーを持つように努力しましょう!!
これはオーストラリアの生活情報サイトで作者の雁屋哲が語ったインタビューから波紋が広がりました。
〈これは私自身の体験ですが、取材から帰って夕食を食べている時に、突然鼻血が出て止まらなくなったんです。その後も夜になると鼻血が出るということが何日か続きました〉
1月13日「日豪プレス」のサイト上に雁屋氏のインタビューが掲載。「シリーズ・原発問題を考える」という特集内で、放射能の被害について自身の体験である鼻血との因果関係を疑った雁屋氏は。放射能による別の疑問をさらにこう語った。
〈取材後にすごく疲労感を感じるようになった。取材に同行したスタッフも、鼻血と倦怠感に悩まされていましたよ。低線量だから被害はないと言いますが本当でしょうかね。残酷な言い方になるけど、あの周辺は人は住んではいけない所になってしまった〉
これに対し放射線防護学が専門の日本大学准教授・野口邦和氏は
「放射線被曝が原因なら全身が被曝しているわけだから、鼻血だけの出血では収まらない。もし非常に高い線量の放射線を一度に被曝した場合には、『急性放射線症』が考えられます。震災後、急性放射線症が出るような線量の放射線を被曝した一般住民はいません。原発作業者の中でも鼻血の情報は聞いたことがない。倦怠感は放射能ではなく、ストレスが原因。一瞬にして震災で家族や知人を亡くした人や、想像を絶する町の様子に無気力になる人がいても不思議ではない」
と反論。
また雁屋氏は
〈『福島の食べ物を食べて応援しよう』というキャンペーンもありますが、これもどうかと思います。土の汚染はすごいですから。農作業中は、土が肌に触れたり、気管から吸い込んでしまったりします。そういう意味では農作業に携わる人の被曝量はものすごいものになります。僕は福島で一番問題なのは漁業だと思いますね。これから先、何十年経っても漁業復活は無理なのではないかと思います〉とコメント。
これに対し、福島県水産課の担当者は
「原発事故によって海が汚染されましたが、時間の経過とともに海水とか海底の土壌とか、魚介類も含めて食品衛生基準の100ベクレルをかなり下回っています。県のホームページでは、毎週1回モニタリングして業種ごとに公開しています。農林水産物全て検査した内容を表示しているので、確認してほしいです」と反論。
これらの記事はexciteニュースの一部抜粋です(一部省略)。
確かにこのコメントからは福島復興に対しての配慮に欠けるという意見があるのももっともです。
ですがそれに対して状況をよく知らないままあるいは周りに流されて批判する人もおり、
それがネットを通じて加熱しています。
ただあくまで一個人の意見に過ぎずそれを批判して作品の内容を変えろなどいうこととは話が別だと思います。
一個人が一個人の感じたことを作品の中に表現する創作活動を行っているだけで…
その表現物を他人が意図的に変えようとするのは表現の自由という基本的人権を侵害していませんか?
これはフジテレビの報道番組「ワイドナショー」で
松本人志さんも「作品やから。みんなで作るもんじゃない。作者のものであって、周りが抗議したって…外部の人間がストーリーを変えろとかいうのは、ちゃんちゃらおかしい」と述べられています。
確かに雁屋氏も物事の実態を把握できていないままに発言している点もありますが…
だからといって自分が責任感の無い発言をしていいことにはならないので
情報を見極めつつ意見交換をできるようなネットリテラシー、マナーを持つように努力しましょう!!
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