今宵も元気なウサギです!
個人投資家にとって期待値が高かった「2023年の税制改革大綱」。12月16日に発表されましたね。何と言っても関心事項は「新NISAがどうなるのか」だったと思いますが、ウサギ的には「良化した!」という印象です。それでは、まとめてみたので、一緒に見ていきましょう!
★新NISA(まとめ)
改正点の中で、まず「分かりやすくなったなぁ〜」って思う事は、「つみたてNISA」と「一般NISA」が統一化されたことですね。一時期は、2023年から「一般NISA」を2階建てにする等、ややこしくする話もありましたが、シンプルになって「すっきり」しました。
2つ目に、現行では、「つみたてNISA」と「一般NISA」の片方しか選択できなかったですが、統一されたことで双方の活用が可能になったことは大きいかったと思います。この効果で、年間に投資に回せる金額が合計360万円まで可能になったことは個人投資家にとっても大きなメリットとなります。ただし、生涯非課税限度額の上限は1,800万円ですので、お金がある方は「5年間」で払込が完了する事になります。
3つ目に、現行では、「制度の使用期間」「非課税期間」に制限(上限)がありましたが、「恒久化」「無期限化」がなされた点です。生涯非課税限度額は、先程も書いたように1,800万円ですが、いつ売却しても非課税であることはありがたいですし、仮に1,000万円の払い込みが終了している段階で、致し方なく1,000万円を売却した場合として、生涯非課税枠が残り800万円から1,800万円に復活するという点も魅力ですね。ただし、年間の払込上限360万円の部分は復活しないので気を付けましょう!
4つ目に、「現行NISA」で積み立てた分は、2024年開始の「新NISA」の生涯非課税限度額1,800万円に含まれないという所です。ウサギも遅ればせながら「つみたてNISA」を約2年行っておりますので合計80万円くらいの払い込みがあるのですが、この部分は、「旧NISA」のルールのまま別管理とされることになります。
★ウサギの独り言
特定口座分を売却してNISA側へ投入!
2023年10月から「新NISA」の手続きが始まりますので、それまでに検討したい内容は次の通りです。
@2023年内は「旧NISA」積立継続
A2023年内で、「特定口座」の積立分を売却
B2023年10月時点で、「新NISA口座」を設定する証券会社を選択
*楽天証券
*SBI証券
C投資商品の選択
*「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」
*「eMAXIS Slim 先進国インデックス」
ウサギのインデックス投資への入金額は、月額「約10万円〜15万円」なので、1,800万円までの生涯非課税額に到着するには、1から始めると次の様になります。
【10万円の場合】1,800万円÷年間120万円=15年
【15万円の場合】1,800万円÷年間180万円=10年
長期インデックス投資は順次積立が望ましいですが、非課税期間をできるだけ長くすることを考えるとスタートで年間投資額上限近く入金した方が得になるケースが多いと思っているので、「特定口座」側を売却してでも(約20%の課税はされますが)、長い目で見ると「付け替えるべきだろう」と考えています。
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