今宵も元気なウサギです。
映画もいろんな種類があるけれど、一番好きなジャンルは「サスペンス&ミステリー」、その次は、「歴史もの」そして、ついつい見てしまうのが「ゲームもの」。今回は、そんな流れでコチラをチョイス!
★ビンゴ(2012年公開)
★あらすじ
主人公「正哉」は、死刑囚として刑務所生活を送っていた。苦しい刑務所生活ではあるが、大好きな「真弓」の写真を心の支えに何とか乗り切っていた中、死刑執行の日が訪れた所から物語は始まります。いよいよこの日が来たと身を震わせる「正哉」。しかし、移動した場所には「たくさんの囚人」と「奇妙な数字」が並ぶ空間だった…。無理矢理、椅子に座らされた「正哉」たちは、刑務官からの一方的な「これよりビンゴを始める」の号令のもと、訳も分からない「ビンゴゲーム」に強制参加させられる事に…。
一報、控室には「囚人が最期に会いたい人」として名前が挙がった人たちが集められていた。被害者家族、友人、加害者家族…様々に…。
「ビンゴゲーム」は本当に救済プログラムなのか?それとも…。加害者を取り巻く人間模様が何を導き出すのか?
★キャスティング
- 「正哉」 清水一希さん
- 「真弓」 松井咲子さん(AKB48)
★感想
「ゲームもの」は、当たり外れが明確に分かれる事が多いと思っているウサギ。今回は「当たり」でした。正直な所、キャストも知らない人ばかりだったので、どうなるかと思っていましたが、物語の設定が非常に興味深くて、最後まで楽しめました。現代では、「裁判員制度」が導入されていますが、この物語では「ビンゴゲーム」が採用されています。「ビンゴ」へ投入される「数字(ナンバー)」は、「囚人が最後に会いたいと願った人」という設定。加害者家族、被害者遺族、友人等々、様々な方が「等しき一票」を投ずる。そこには、「恨みだけの想い」「助けたい想い」「逃げ出したい想い」が交錯して、ビンゴが成立していかなかったり…。と多様な物語が見え隠れしています。
その中で、粛々と進められていく「ビンゴ」ウサギはあらためて「人」が一番怖いと思いました。「真弓」を演じる「松井咲子」さんを最後まで注視して頂くと、怖さの意味が伝わるかと…。気になる方は、是非、ご覧あれ!
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