今夜も元気なウサギです!
WEBニュースを見ていて、日本の「最低賃金引上げ」の話題をいくつか見つけたウサギ。約6年の海外駐在生活から帰国して2年。よく考えたら、「最低賃金の事、よくわかってないなぁ〜」って思って調べてみました。意外な発見もあって、まさしく「ファクトフルネス」に書いてあった通り、「統計的に物事を見るのは大切だなぁ〜!」って、あらためて思ったウサギ。そんな思いを少しでもシェアできたらいいな
★最低賃金 平均28円UPって
(朝日新聞デジタルさんから引用)
まず、現在の日本の平均最低賃金を知らなかったウサギ。あらためて発見が多かったです。例えば、2020年度の平均最低賃金が「902円」なのですが、首都圏および大都市とされる一部の地域しか平均を超えていない事や、「1,000円」を超えているのが「東京」「神奈川」のみという事実に驚きました。ウサギは勝手に「大阪」や「京都」も「1,000円以上」のようなイメージを持っていたからです。ちなみに秋(10月初旬あたり)に適応になるようです。
こうなると、28円UP(約3%UP)がスゴイのか?どうか?も、わからなかったので、最近の推移を調べてみました。
★日本の最低賃金2015〜2021年度予測まで
- 2015年度 平均798円
- 2016年度 平均823円(約3%UP)
- 2017年度 平均848円(約3%UP)
- 2018年度 平均874円(約3%UP)
- 2019年度 平均901円(約3%UP)
- 2020年度 平均902円(コロナ据え置き)
- 2021年度 平均930円(予測:約3%UP)
2015年度から「約3% / 年」の上昇を続けてきたことが分かりました。政府としても「3%」を目途にしているようなコメントも多々ありましたので、そういう政策なんだろうって思ったウサギ。2019年度から2020年度にかけては、現在も猛威を振るう「コロナウイルス」の影響を鑑みて「据え置き」対応になったそうです。そういえば、アベノミクスの中で「ベアアップ」の話があったけど、確かにこのタイミングで「据え置いた企業」も多かったという記事を読んだ記憶もあります。
★世界と比べると3%UPはどうなの
海外暮らしの時に、現地の友人から「最低賃金」の話を聞く機会が多かった印象が残っています。ウサギの周りの日本の友人達は、あまり「最低賃金」の話をする人たちではなかったので、新鮮な感覚で話を聞いていたことを思い出します。東南アジア各国では、先進国に追いつかんとすべく「最低賃金」の「年度上昇率」が高かったと記憶しているウサギ。先進国でも「年7%UP」している国もあったと思うので、「3%UP」と言うのは、少し寂しい感じもします。
現在70歳以上の方々が海外駐在していた時に、「駐在3年で家が建つ」なんて話を聞いた事がありましたが、ウサギの駐在の頃には、「世界」と「日本」の格差は埋まってきており、むしろ駐在生活の方が厳しい状態だたと感じているので、「今後はもっと厳しくなるんだろうなぁ〜」って思うウサギ。
★念のために
日本の「最低賃金」について、大枠わかってきたところで、念のために、「最低賃金」以上にもらえているか?の検証は必要だと思います。
残業時間を除いた収入 ÷ (250日 × 8時間)=自分の時給
「自分の時給」 > 「地域別最低賃金」であれば、ひとまずOK.
ちなみに、「最低賃金」は、「地域別最低賃金(都道府県別)」と「特定最低賃金(業種別)」があって、どちらかの高い方を「最低賃金」として会話するのが普通なんだって。ウサギも初めて知りました(笑)
★感想
今回調べてみて、興味深かったのは、「政府も早く平均1,000円以上にしたいと思っている」ってところ。やっぱり世界の「先進国」とは引き離され、「新興国」には急ピッチで詰め寄られている現状を打破したいんだろうと思うウサギ。「安い国ニッポン(著者:中藤玲さん)」じゃないけど、物価の停滞が「美しい日本」を各国の人に購入されてしまう状況を作ってしまう可能性が高い。
そんな世が来ても大丈夫な様に、ウサギはコツコツと【貯蓄生活】を続けて、どんな未来でも「一生青春」できる様に備えたいです(⋈◍>◡<◍)。✧♡
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