活性酸素の害を防ぐには、
抗酸化物質を食べ物から摂取と聞きますよね。
抗酸化物質カロテノイド編
カロテノイドは、動植物に存在する赤色、
黄色などの天然色素の総称です。
体内の活性酸素を除去する効果がありますが、
人間は自ら生成することはできないので、
食べ物から摂取することになります。
カロテノイドは、
●植物性カロテン類
(β-カロテン、リコピンなど)
●植物性キサントフィル類:
(ルテイン、β-クリプトキサンチン、
カプサンチンなど )
●動物性キサントフィル類:
(アスタキサンチン) に分けられます。
種類と食材をチェックします。
β-カロテン:
ニンジン、カボチャ、ホウレンソウ、
ブロッコリー、モロヘイヤなど(緑黄色)
自然界に最も多く存在するカロテン類であり、
体内で必要に応じてビタミンAとして
目の健康を維持し、β-カロテン自体が持つ
強力な抗酸化力も発揮します。
リコピン:
トマト、スイカ、柿、グアバ(赤色)
リコピンの抗酸化力はβ-カロテンの2倍以上、
ビタミンEの約100倍ともいわれ、
血流を改善する効果があります。
ルテイン:
マリーゴールドの花弁、ホウレンソウ、
レタス、芽キャベツなど(緑黄色)
目が受ける紫外線、有害な青色光を吸収するなど、
目の健康維持に効果があります。
ゼアキサンチン :
パプリカ、トウモロコシ、卵黄、
ほうれん草など(黄色)
ルテインとともに存在し、 目の健康維持に
効果があります。
アスタキサンチン:
サケ、カニの殻、イクラ、エビなど(赤色)
抗酸化力はビタミンEの約1000倍と
いわれています。
網膜や脳などの細部にまで働きかける
という特徴を持っているため、
体内のあらゆる部位において、高い抗酸化力
が発揮されるといわれています。
β-クリプトキサンチン:
ミカンなどの柑橘類の皮や、トウモロコシ、
ビワなど(黄色)
抗腫瘍、抗がん作用があるといわれています。
カプサンチン:
赤とうがらしや赤ピーマン(赤色)
生活習慣病の予防効果が期待されています。
フコキサンチン:
コンブやワカメ、モズクなどの海藻類(赤褐色)
脂肪燃焼を促進するといわれ、
メタボリックシンドローム予防に期待ができます。
まとめ
カロテノイドは、脂溶性のため水に溶けにくく、
油に溶ける性質を持っているので、
油を使っての料理法が望ましいようです。
カロテノイドは、ビタミンCやビタミンEなどの
抗酸化ビタミンと協調して作用を高め合うと
考えられているので、色んな食材をバランス良く
摂取するようにしたいですね。
ぽちっとしていただくとうれしいです
タグ:エイジングケア
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