はらっぱ２

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手先が器用


　一歳ちょっとの孫は、手先がとても器用。レゴをいじくったり、鉛筆で線を引いたり、ピアノは両手で鍵盤バンバンの合間に指先を使ったりする。タブレットの画面も指先でなぞる。昨日は、ハンガーに一生懸命ジージのおパンツを通そうと奮闘。
　最近、離乳食もスプーンで食べだした。ついこの前まで、手づかみで口に運んでいたのに…
手先を使うと、成長が早い？とか。器用な手先で、ゲームに夢中になるのかな。職人的な工芸のほうにいくといいな。ピアニストもいいな。と、勝手に想いをはせる僕。

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えんぴつ

　鉛筆を買った。幼児用のもちやすい三角形のやつ。大きな白い紙の上にすわらせて、線を書かせてみる。まだ、書くというより、鉛筆を引きづったり、点を打ち付けたりだ。すぐあきて、紙をもてあそぶ。毎日やっていたら、線らしくなってきた。早く〇とか、△とか描かせたいな。そのうちに色鉛筆も持たせたいな。
　どうも、僕のタブレットや、携帯電話いじる方が好きみたいだが、手書きの良さを教えてあげたい。大きくなったら、書道を教えよう！絵もいいな！ときどき、デジタルもいいけどさ。

　一緒にお弁当持って「写生」にいくのが、夢さ。

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なんでこんなに愛しい！？

　孫が、可愛くてしょうがない。周りの「ジジ・ババ」に聞いてもみんなそういう。なんで、こんなに可愛い・愛しいのかなー。もちろん、毎日の成長や発見、笑顔、しぐさ全てがそうさせるのだが…考えてみると…一つは、僕の愛する二人の娘の子だからかな。もうひとつは、娘たちの小さいころの思い出がほとんどない。思い出をとりかえそうとしているのかな。
　
　道ですれ違う同じ位の子が、みんな、うちの孫に見えてしまう。もう病気だ！幸せの病気だ!!

豆まき　

　近所の神社で、「豆まき」があった。上の孫と両親。下の孫と母親。ジージ、バーバの7人。すごい人だ。
年々まく豆や、品が増えている。拾う方も、紙袋やバケツを掲げて必死の形相？孫二人、まだ、抱っこ。人ごみの中では、つぶされそう。
　豆を拾うのは、女性軍にまかせて、ジージとおとうさんが外から見物しながら、子守。女性軍が熱中のあまり、なかなか戻ってこない。最初は”鬼は外、福は内”の声や、熱気で喜んで抱かれていた孫はさすがに、ぐずり始める。しかも、10キロ位に成長した二人は重い。とうとう1時間近く、最後の豆まきが終わるまで、女性軍はかえってこない。男二人、雰囲気を楽しむどころか、もう、腕、腰が壊れそう。
　戦利品を抱えた女性軍戻ってくるなり”あ~楽しかった””いい子にしていた?"。ハイハイそうですか、日ごろのストレス解消になったなら、良しとしましょう。トホホ。

　来年は、ジージも孫も、豆拾いに参加出来るかな…

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まるで、若い時の恋人との逢瀬みたい。うれしく、かなしい、二つの瞬間。

ハイハイ×ハイハイ

　下の孫も9カ月。ハイハイもうまくなった。上の13カ月の孫と、狭い部屋中ハイハイで競争？ついこの前までは、二人並んで寝てるだけだったのに…二人で公園でかけっこするのも、もうすぐ。楽しみだ。
　二人の孫は、僕の長女、次女それぞれの息子と娘。今は二人兄弟のよう。幸いみんな家が近いから、いつも一緒。仲良く育て！個性も伸ばせ！おたがいライバル！

　どっちも、ジージは好きのままでitemed

立った！

　つかまり立ちが精一杯だった、二人の孫（13か月男、9カ月女）がほぼ同時に、数秒間ではあるが、立っていた。（女の子の方が成長が早いみたい)。これで、慣れたらずっと立っていられるのかな？楽しみだ。次は、歩行だ！気の早いバーバが、靴を買ってきた。靴下と一体になった初歩きの靴らしい。公園ではかせてみたいな。
　上の孫が、最近、ハッキリと「ジージ」と言ってくれる。部屋にいると、高速ハイハイで私を追いかけてくる。もう、可愛い。もうすぐ、追いかけっこだ！

ココまでジジ馬鹿もくると、我ながら大したものだ！？

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普通に


　若者がよく使う言葉「ヤバイ！」と並んで、よく耳にする「普通に○○している…」。どうも、「ごく当たり前に」「特に意識せづに」というニュアンスか？あなた「何を、驚いてるの」「そんな、常識だ」という感も受ける！
　便利な言葉だ。いちいち説明せずに、自分の言動をサラッと肯定する。反論のスキを与えない。争わない現代の若者の知恵。コミュニケーションを円滑にする「マジックワード」だ。ちょっと、考えすぎかな？

　僕らの時代は「どうも」で、なんでも、すましていたっけ。昭和のマジックワード？

笑いのパワー

　8か月と一歳の二人の孫は、表情豊かで、よく笑う。
「赤子の泣き声と地頭に勝てぬ」や「赤ん坊は泣くのが商売」と言われるのは、生後半年くらい？なんだ。今では、泣くことより笑いがすごい！どちらかというと、女の孫の方が、よく笑うみたい。大人になっても、この笑顔が続くといいな。最近めっきり無表情となりがちな僕。大声で笑ったのは何時ころだったっけ。
　
　今日も孫に元気と、笑いのパワーをもらわなくっちゃ。

孫サイド

　今までの僕の落ち着ける居場所は独りで、静かに過ごせる時間や場所…「酒場のカウンターの端」だったり、「図書館のいつもの席」だったり、「銭湯」だったりした。一年前に孫ができてからは、育児、外食、散歩と孫と一緒に過ごす時間がグーンと増えた。いつも家族の笑顔の輪の中。悪くないなー。ホッとする。癒される。元気をもらう。発見がある…今は、孫の隣が「僕の居場所」。
　それにつれ、また、夜布団に入ってから読書する一人の時間も、一段と味わい深くなった。「藤沢周平」が愛しいな。