ヤヨパパのときどき日記

先日ヤヨちゃんが幼稚園で映画の割引チケットをもらってきました。
それも昔懐かしいアニメの7本立てで、今日一回限りの上映のもの。
是非連れて行ってくれとせがまれて、朝から行ってきました。


今時、子供向けでも一般向けでも映画はシネコンで座席指定で
鑑賞するのが当たり前ですから、会場に入って自分で席を決めるのは
新鮮だったようです。もっとも映画館ではなくて多目的に使えるホール
なので、いつもと勝手が違うという戸惑いもありました。


7本立てと言っても昔の「東映まんが祭り」とか「東宝チャンピオン祭り」
とは違い、短いものを揃えて全体で1時間40分です。内容も昔話と
昔の人気アニメです。幼児向けではありますが、ちょっと古いかな。


映画が始まって3本目くらいでしょうか、時々ドアが開いて外の光が
差し込むことが多くなってきました。明らかに途中退場です。やはり
古すぎて今の子供たちには受けが良くないようなのです。


何せ一番新しいのでも1980年代中盤くらいですから、今時の凝った
アニメを見慣れた子供たちにすれば、何これ？って感じでしょうか。
35年前はこれがスタンダードだったのですが、仕方ないですね。


パパの真後ろの席の男の子も飽きてしまったようで、足でシートを
けり始めました。はっきりとした声で「つまらない。帰りたい。」と言って
います。パパはウトウトしていたのですが、これでは寝られません。


ヤヨちゃんはどうしているかと横を見ると、とりあえずシートに向かって
大人しく観ています。面白いと思っているかどうか分かりませんが。


映画が終わって駅ビルのレストラン街でお昼を食べました。
その時どうだった？と聞いてみたのですが、
　　　　　「あんまり面白くなかった。私も途中で出たかった。」
と言っていました。やはりそうか、まあ仕方ないでしょうね、あの内容じゃ。


この上映会、どういう意図があったのかな？もちろん昔のアニメにも
優れたものはいっぱいあるし、ずーっと今も続いているのもある。
だけど今日の作品は今の子供たちにはちょっと辛いようでした。