離婚してひとり暮らし始めましたよ

今年の初めには、自分が今年中に引っ越してひとり暮らしを始めるなんて、全然まったくちっとも予想もしてなかった私なので、当然ひとり暮らしの準備なんてこともまっっったくしてませんでした。

3月から始まった元夫とのアレコレや元夫実家への不信感、元夫との話し合いを重ねていると（ほとんど「話し合い」にはならなかったんですが）元夫が激怒する場面が増え、これはそのうち殴られるか、最悪殺されるな（暴力を振るう人ではなかったのですが、そういう普段暴力を振るわない人ほどキレると怖い）と身の危険を感じて、8月には家を逃げ出しました。
実際に暴力は振るわれてません。
「殴られそうで怖い」と相談したら、「殴られちゃえば警察に言って捕まえてもらえるし訴えられるじゃん」と言った友人もいましたが（もう友達じゃない）、私は殴られるのはいやだったんで、その前に逃げました。
なので、あのまま家にいても、もしかしたら元夫は暴力なんて振るわなかったのかもしれないんですが、私にとってはもう限界だったんです。

ええ、もう、本当にあれは「逃げ出した」と言うのがふさわしい引っ越しでしたね。
仕事関係の荷物は、4月の、私がそれまで仕事場として使っていた部屋を追い出された時点でよそに移していたので、それはゆっくり運ぶとして、とりあえず自分のものだけ（大きなものはベッドだけ、あとは着替えぐらい）を、ひとり暮らし用の引越しサービスで運びました。

なので、家電、家具のたぐいはほとんどない状態でのひとり暮らしスタートだったんですよ。
冷蔵庫とかコンロとかは知り合いから譲っていただけることになっていたのですが、私がそんなこんなで急に引っ越したもので間に合わず、引っ越してから1ヶ月ぐらいは冷蔵庫とコンロのないサバイバル生活（笑）でした。
それはそれで結構楽しかったですけどね。なにより、元夫の恐怖から逃れられて、ビクビクしないで眠れる毎日を確保できたこと自体が嬉しかったですし。

しかしまあ、カーテンやタンスとかはないといかんだろってことで、でもいかんせんお金がなかったので、どこか安いところでなんとかならないかと探した結果がこれ。

ニトリ


でした。なによりカーテンがね、安くて助かりました。カラバリも豊富で無地のものもちゃんとあって、安いけど見た目には落ち着いた感じがします。私はグリーンのカーテンに、外から部屋の中が見えにくいというミラーレースカーテンというものを組み合わせました。一応防犯として。
引き出し収納もいろんなサイズがあって、デザインもシンプル。私はお洋服はそんなにたくさんは持っていない（というか、置いてきたものも結構ある……）ので、とりあえず4つの引き出しを押入れの中で使ってます。寝室はタンスを置けるほど広くもないですしね。

他にも、食器やキッチン用品、バス用品、洗面所の隙間収納、折りたたみ式の洗濯物干し、洗濯バサミなどなどなど……、こまごましたもののほとんどをニトリさんで揃えました。
安いけれども、ちょっと見には安っぽく見えないデザインのものもたくさんあって、選ぶのも楽しかったです。

ほとんど「逃げ出す」という、ものすごくダメなやり方の離婚だったなあと、引っ越した当初は落ち込んでいたのですが、ニトリで安いけれども素敵なものをいろいろ選びつつ、新生活の夢を描けたのは、本当によかったなあと思います。

ニトリさんには感謝しています。


あ、引越し業者はここで探しました。





これもまたいろいろ大変だったんですが、その話はまた今度。