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2018年06月18日

ネパールの「ANNAPURNA100」に出たい

今年のトレランの計画を立てながらも、想いを馳せるのは来年以降のレース。


UTMBをどうするかは申し込みの時期に考えるとして、それ以外の海外レースにも興味が出てくるわけです。


以前は、UTMBよりももっと長い距離と時間でイタリアの山をぐるりと周る「トルデジアン」という超人レースに出てみたいなぁと思っていましたが、その前に、もう少し等身大に楽しめそうなレースがたくさんあることに気付きました。


その1つが、ネパールで毎年10月に開催されている「ANNAPURNA100(https://annapurna100.com/)」


ポカラ周辺で開催されているらしく、交通手段も少ないのでなかなかレースに参加するのも大変そうですが、今年くらいから少人数のツアーを組んでくれる人もいたりするので、前より楽に参加できそうかな、と。


100Kと50Kがあります。



憧れのネパールです。
憧れのヒマラヤです。


「カトマンズ」とかその地名だけでワクワクします。
いつか行ってみたいなぁと、どこにあるのか場所さえよく知らなかった子供の頃から憧れていた地名なので、レースで行けるのなら自分に対しての言い訳OKです。


よく分からないので、まずは50Kかな。


来年、UTMBかCCCに当選しなかったらAnnapurna50Kかな。



アジアでいえば、ボルネオやベトナムのレースにも出たいし、台湾、香港、韓国は近いから毎年どこかのレースにも出たいです。


去年、台湾の「FormosaTrail」が楽しかったので、今年も行っちゃおうかなと画策中。
微妙にスキーシーズンとかぶるので悩ましいですが、サクッと走って、屋台ご飯食べて、去年のレースでお世話になったタクシーの運転手さんと一緒に演奏して、くらいだったら最短日程でやれるかな〜。



ふぅ、
アンナプルナ、行きたいなぁ。



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2018年06月17日

八重山トレイル

1週間前の話ですが、6月10日は阿蘇から1カ月ぶりのレース。
「八重山トレイル」38kmの部に参戦しました。


土砂降り予報でしたが、パラパラ雨くらい。
これなら大丈夫的な雨の量。



このレース、レース名がきれいなのでうっかり楽しく走れるレベルだと油断していたら、意外にというか、超ハード。
登る登る、下る下る。
グッタリです。



足がつってエイドで休めば休むほどつりが激しくなって、しばらく悶絶していたりと散々でした。

おみやげ.jpg

参加賞の「ゆずとうがらし」(左奥)。
左手前は、途中の坂道で女の子が手渡してくれた手作りの貝の鈴の根付。
その子のおばあちゃん?の手作りかな。


右の可愛い飾りは、ゴールしたら本部テントにいらした女性がくださったもの。
その方も、根付を作ってくださったとか。

どちらも大切にします。



でも、参加賞のゆずとうがらし、道中の坂道で手渡していただいた手作りの貝の根付け、ゴールしたら大会本部にいらした女性からいただいた手編みの飾り? をいただき嬉しいです〜。



道中、一緒に走った参加者の方たちも、適度にゆるくていい感じでした。
途中で、「意外に辛いよね〜〜」とか愚痴を言い合いながら(笑)。
それも、私の走っている順位が後ろの方だからなのかな? と最近気づいてしまいました。
もっと速く、入賞争いの位置だと、みんな真剣でおしゃべりしたりしないんだろうなぁ、とか。

今回は、周りに写真を撮りまくっている人がいて、エイドを出てしばらくしたら逆走してきたので忘れ物かな?と
「どうしたの?」って聞いてみたら
「エイドの写真を撮るの忘れた!」ってわざわざ戻って行きました(笑)。

ツワモノです。


この方はこんな感じで写真を撮ることにやたらと時間を割いているので、その間に私は追い抜かし、また登りで抜かされて、その先の写真スポットで私は追い抜かしまた抜かされてと、ほぼ同じタイミングで走っていました。


写真を撮らずに真剣に走られたら、さぞかし速い方にちがいありません。
ブロガーさんとかなのでしょうか。
聞いてみればよかったです。



この大会が人気なのは、他にも理由があると思うのですが、
まずは、辛いなぁと思うような場所には必ず地元の方たちが応援に立っていてくださるのです。

坂道も辛いから歩こうかなーと思っていると、「がんばれー」って立っているので、歩けないじゃん!

嬉しいやら辛いやら。
でも、嬉しいのです。


とはいえ、今年は雨。
だんだん強くなる雨の中、カッパを着たり、傘をさしたりして、応援に立ってくださっています。


風もあるので、かなり寒かったと思うのですが、
それでも、「がんばってねー」って…。
ほんとう、その気持ちで十分なのですね、応援って。

みなさん、風邪引いてしまわれなかったでしょうか…。



さて、私自身の不手際はいくつかありまして、
一緒に行った人たちとスタート前の記念写真を撮り忘れて、さらに雨だったので壊れかけのスマホを奥にしまって使ってないにもかかわらずバッテリー切れになっていて、友達のゴール写真も撮れませんでした。


ごめんね、Kさん。
阿蘇では撮ってもらったのに。。。。

来年、UTMBに申し込むのか?

そういえば、今年のCCCは落選しました。
(ブログを見直して、そのことすら書き留めていなかった事実に愕然としましたが)


今年も10人くらいの仲間たちが100マイルのUTMBや100KのCCCに申し込みましたが、当選したのはCCCが2人だけ。

倍率高いです〜〜。



このレースは、他のレースを完走して与えられるポイントをためて、それぞれの部門にエントリーするのに必要なポイントを手に入れている人だけが出られるという、一見さんお断りな感じのレースです。


UTMBが15ポイント、CCCは12ポイントだったかな。(うろ覚え)


去年はCCCしか申し込めなかったのですが、今年はUTMFの6ポイント、阿蘇の5ポイントをいただけるので、なんと制限時間ギリギリなダメな感じの私でも100マイルのUTMBにエントリーできてしまいます。
モンブラン一周です。


出場できるかどうかは抽選なので別次元の話になりますが、
そもそもの話として
UTMBを完走できるのか?
そんなに長い距離を走れるのか? という心配が。


今の私は
UTMFと阿蘇でお腹いっぱいというか、
阿蘇で自分の力不足さを痛感したというか、
なんか、もう後ろ向きな感じです……。



でも、いろいろ考えていると、
だんだん面倒くさくなってきて
もうエントリーの時期に考えればいいかな、と。


それまで自分ができることをやればいっか、と。


いま考えられる「自分ができること」というのは、レースで力を付けるとゆうやり方で、
そうなると、どのレースがいいのか?


もう1本100マイルレースをやるなら9月の「信越五岳」。
去年は100kの部に出ましたが台風で50kに短縮されてしまい、消化不良というか卒業できてない感じ。


でも、山の力を付けるなら、信越五岳の次の週の「上州武尊山トレイル120k」でしょうか。
完走ブログを見ると、チマメだの辛いだの痛いだのなんだの、過酷そうなレースです。



んーーーー(悶々)
タグ:UTMB UTMF 阿蘇 Art
posted by めだかん at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | UTMB

2018年06月15日

初・熊本!「ASO ROUND TRAIL」

aso1.jpg







稜線を抜ける場所がいくつもあり、カッコいいのです



阿蘇の外輪山を109km廻るトレイルレース「阿蘇ラウンドトレイル」に行ってきました。

初めての熊本です!


aso2.jpg




映画の「ロードオブザリング」に出てきそうな妖精の国感のある風景



幻想的な造形の山を見ながら走ったり、カルデラ内の牧草地を走ったり、と前半は天気も景色も最高。

対して後半は、急登や小刻みなアップダウンの繰り返しのハードなコースで、おまけに大雨と強い風。柔らかくて足腰に優しい火山灰の土は、きめ細かな泥に変化。


aso5.jpg





熊本大震災で崩れた岩。それを乗り越える人の小ささがまるでホビットみたいな感じ






底なし沼的な場所ができていたり、激下り斜面は泥のウォータースライダーやコブ斜面的な泥の凹凸斜面になったりと、いろいろな泥斜面で泥まみれです。

aso7.jpg





食べそこねた「あか牛」たち。かわいい。





大自然の力の前では人はか弱い生き物だと再認識させられた2日間でしたが、予定外のハプニングさえも冷静にポジティブに受け止める参加者の人たちと一緒に過ごすことができて経験値が上がりました。

主催側の迅速な対応も良かったです。

aso4.jpg





カルデラ内の牧草地。広い場所を走るのは楽しい(←人の本能?)


コース、主催者、参加者の全てがレベルの高いレースだったなぁと、しみじみ。


aso3.jpg





奥の山々の、とんがってる部分が気になります

思い出したように、UTMFの話など

UTMF1.jpg



すっかり自分がブログをやっていたことなど忘れておりました。
すでに更新が止まってから半年が経っていました。

せっかく山の記録を書こうと思っていたのに、そのことすら忘れていたという。。。
これって痴呆?



ともあれ、その間にいろいろなトレイルレースに出ておりました。
順不同に、思い出す順番で書いてしまいます。


えい。



富士山の周りの山の中を大きく一周する、「UTMF」というレースに出場しました。

UTMF4.jpg

本当の初回に半分のコースの「STY」に出る予定でいましたが2011年の東日本大震災で中止になって、翌年に優先エントリーができたのですが、そんな気分ではなくなってしばらく離れておりました。

その間に、どんどんUTMF人気が高くなっていて、とりあえず久しぶりに出てみるか〜と思ったので応募してみたところ当選したので出場できることになりました。



UTMF3.jpg

人気の大会なのでエントリーは先着順ではなく抽選ですが、女性はほとんど当選すると言われております。事実、私の周りの女性は申し込んだ人はみんな当選。

ありがとうございます。

男性たちからは3回目でやっと当選した! とかいろいろな苦労話を聞かされました。
ごめんなさい。

トレランは女性が少ないので、トイレは空いているし、抽選は当たりやすいし、男女平等の社会なのにここだけ女性が優遇されています。

こんなヘナチョコランナーなのに、申し訳ないですが、がんばっています。



というわけで、
結果から言うと、限りなく制限時間ギリギリに近いタイムでゴールできました。

最初の山越えで足が疲れてしまい、(「そのあと、いくつ登ると思ってるんだ! ここで疲れる場所じゃないでしょう?」と自分ツッコミ入れたりしていましたが、なにしろ力不足で…)、早々にマッサージボランティアの方たちに施術していただきました。

UTMF5.jpg

そうしたら、魔法のように足の疲れがゼロにリセット!
すごい! マッサージ!

これに味をしめて、私は結局このUTMFでは3回もマッサージ受けました。
おかげでゴールできました。
感謝です。



いま思い出すのは、とにかく眠かったということでしょうか。

制限時間46時間だったかで、スタートが午後3時とかだったかなので(ちょっと記憶あやふや)、レース中に夜が2回やってきます。
完徹2夜は無理でしょう? と計画では2時間くらいの睡眠時間を予定に入れていたのですが、何しろマッサージを受けたり、それでなくても足が遅いのに〜、と睡眠時間がなくなってしまいました。


おかげで、2晩目の夜はまだ夜も早いうちから寝ながら歩いてしまいました。



広い道なら多少は大丈夫だと思うのですが、細いシングルトラックの山道でもウツラウツラしてしまい、目の前が崖の夢を見てふと目が覚めると、本当にあと1歩で崖だったりというちょっと命の危険のある感じでした。

普段なら、そんな危ない目に遭えば目が覚めそうなのですが、ぜんぜん眠気がなくならずに、「ちょっと分かってる? いま死ぬところだったんだよ?」と自分に対して説教モードをしつつも目が覚めず、またウツラウツラしながら歩くという、よく生きていたね、自分。
という感じでした。


メガシャキのようなカフェイン剤は効かず、じゃがりこ、柿ビーのような顎を動かす硬い食べ物も効かず。

UTMF2.jpg

あとは、ちょっと広いところで寝るしかない。と寝やすそうな木の根元を見つけて座って寝ようとするも、座る場所を見つける前に、そのまま木に手をかけて突っ立ったまま居眠りして通りすがりの人たちから「大丈夫? 眠いよね、がんばろう!」とか、たぶんそんな感じの暖かい言葉をかけられていたような気がします。



そんな状態で私は、自分が今どこにいるのか分からなくなっている状態に陥りました。

山にいるのは分かっていたのだけど、なぜか「UTMFの練習のためのナイトラン中」という妄想の中にいて、「本番ではこうやろう」「本番では気をつけようね、ってKさんに伝えなきゃ」とかブツブツ呟いては、「本番? あれ、今が本番?」というような意識が朦朧とした感じでした。



まぁ、
今こうしてブログを書けているのは、そんなこんなでも無事だったおかげ。

山の神さま、森の神さま、地面の神さまたちに感謝なのです。



富士山の周りを1周したので(実際には御殿場のあたりで入れないエリアが一部あり一周ではないけど)、これでもか!ってくらい、いろんな角度から富士山を見ることができました。



ボランティアに知り合いたちが何人もいて、元気をもらえたのも嬉しかったなぁ。

知り合いでなくても、いろいろ声をかけてもらったり、応援してもらったり、いい人たちばかりでした。

最後は河口湖の橋を渡ってゴールに向かうのですが、そこを道中で知り合った女性と一緒におしゃべりしながら走ることができたのも楽しい思い出。


その女性とは、2週間後の「阿蘇ラウンドトレイル」で再会することができて、レースとレースはつながっているなぁとつくづく思いました。

昨年の「信越五岳」で知り合った女性ともUTMFの道中になんどもすれ違ったのも嬉しかったです。
エール交換し合えて、がんばれました。


まぁ、後半は「ここでリタイアしたら、ここまで走ったのがチャラになってしまう! こんな大変なレースは1回で卒業したい〜」という後ろ向きな考えでがんばった感じです。
基本、後ろ向きなので。


7月1日にNHKのBSで放送されるみたいですね。
うちには一応テレビはあるけれど、テレビとして使っていないのでBS見られるのか分かりません。(Amazon のFireTVを見るための大きなモニターとして利用中で…)





タグ:UTMF
posted by めだかん at 03:52| Comment(0) | TrackBack(0) | UTMF

2017年12月17日

「私をスキーに連れてって!」世代に向けた準備中

いつも行っているスキーは、スポーツジムに通うような感じです。

所属しているスキークラブの合宿に参加して、決まった宿に宿泊して、そこをベースにして週末の2日間、午前と午後に合計5時間ずつレッスンを受けて、その前後にさらに自主練をしています。


でも今度の2月に、いつも一緒にトレイルランをしているメンバーをスキーに連れて行くことになりました。(一応、スキーの準指導員の資格を持っているので教えられるはずなのですが、人を教える経験値が少ないので、あくまでも一緒に滑るだけという感じになるはず)


でも、一応とはいえ研修会で理論も実技も勉強しているので、ふつうの人より知識はあります。


今度のメンバーは、「バブル時代にはスキーに行っていた」という人たちなので、それなりに伝えることが多そうです。

今年は「私をスキーに連れてって」という映画の30周年で、CMやイベントで知世ちゃんのスキーウェア姿を見る機会が多いです。
いつ見ても可愛いけど、道具は少し進化したので、滑り方もそれなりに変わりました。


今の板に合わせた滑り方をしないと、スピードが出すぎて木や人にぶつかったり、転んでケガをしたり心配です。

というわけで、バブルスキーのみなさんには
(1)今と昔の板の違い
(2)道具の違いによる滑り方の違い
の2点くらいを伝えられたらと思っています。


あまり長くなるとお互いに飽きちゃうので、簡潔に、分かりやすく伝えられるように、このブログでまとめてから2月を迎えたいです。


今週末は、指導員になる勉強をした時に一緒だった人たちと会うので、そんな世代への滑り方を教えてもらおうかなと思います。
指導員の勉強をしてよかったことの1つが、スキーを教える立場の人たちとたくさん知り合えたことです。財産の1つです。


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