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アラフォー男 中小機械メーカーのエンジニア 中国に住んでいるあいだに中国人と付き合ってきました 白富美との結婚を夢見ながら、仕事やプライベートで自分の人生を見つめ直して暮らしています
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2015年01月08日

そんな事言うの?中国低所得者層のささやかな夢とは ローカルマッサージ嬢からの相談受ける

仲の良いマッサージ嬢から朝にメールが来た
(話しがあるので時間があったら会えないか)という内容

このマッサージ嬢とはローカルのマッサージ店で知り合った






外国人が行くような店内の内装が綺麗で店員のユニフォームをそろえたようなところではなく
普通のおばちゃんたちがマッサージをしている店
価格は手ごろであるが、彼女たちは専門の訓練を受けているわけではなく
見よう見まねでマッサージをしているので技術も高くない

彼女は安徽省出身
安徽省は中国の中でも比較的貧しい地域で上海に働きに来ている人が多い地域でもある
離婚をして自分ひとりで上海に来た
特に技術があるわけでもない彼女の仕事はマッサージとかレストランの店員とかいわゆる
アルバイト的なものしかない
上海にはこういった外地から来た人が多く働いている


その日は仕事が早く終わったし帰りはマッサージ嬢の店の近くを通りかかるので

「近くにいるので出てこれるか」
とメールを送る

「じゃあ路上で会いましょう」

しばらく待っていると彼女はやってきた
近くに彼女の家があるというのでそちらに移動する

現地の低所得層がすむマンションである
こちらのワンルームは大体こんな感じ
部屋とトイレ、シャワーがついている

窓から前の通りの景色が見える
通りには海鮮や肉等の食材を売っている店が多数ある賑やかな通りだ
壁には何故か滝のポスターがはっている

彼女はポットのお湯をコップに入れてくれるが
水道水を沸かしたお湯である






ベッドの上に2人で座り

「で、話しは何?」
話を切り出す

「田舎に部屋を買ったけど1万5千元ほど足りないのでお金を貸して欲しい」

大体想像はついていたがやはりこの話題である
マンションの写真や契約書を見せてくる
安徽省でワンルームマンション。18万元
上海の感覚からすると随分安い

「お金は貸せないな」

「そうか。お金ないの?」

「お金はあるが、貸したくない。貸して欲しいという人は好きではない」

「わかった。理解した大丈夫」
彼女はあっけらかんと笑顔で答える

「次は何時会える?」

「ちょっと最近忙しいから暇なときにまた連絡するよ」

二人で部屋を出て、彼女は仕事に戻っていった

彼女のようなアルバイトであっても家を買うという夢は持っている
中国は情が深いので親戚等への借金は当たり前であるのであるがちょっと無理な相談だな




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