我が家では長い間、テレビがありませんでした。
元々ほとんどテレビを観る習慣がなく、必要ならPCとソフトを使って観れたからです。
1年程前、録画に使っていた外付けハードディスクが壊れ、数ヶ月前パートナーが余ったテレビを持ってきて、さらに筆者のノートパソコンのSSD容量が減ってきたのをキッカケに立て直しを検討しました。
条件は下記で探しました。
@できるだけ経済的(安く済ませる)
Aテレビ録画できる
Bパソコン用の外付けハードディスクとして使える
C壊れなさそうであるという信頼感
Dコンパクトでいいデザイン
散々ネットで調べた結果、行き着いたのがこのSONY nasne(1TB)でした。
なんか変な名前。最初に外付けHDDを買ったときにも名前に覚えはあるのですが、マニアが使う何かの一般名詞だと思ってました。
上の条件に照らし合わせると
@2万円ちょっとで買える
Aテレビ録画できる
BPCの外付けハードディスクにもなる
C何と言ってもソニーが作ったと言う安心感
D小さくてシンプルで格好がいい
で、まさにぴったり。
早速手に入れたところ、いくつか誤算がありました。(ちゃんと説明読んでないだけなんですが…)
(1) 何かと有線接続が必要
テレビのそばのアンテナ線は既にテレビ用に使われていて、別の部屋のを使うために、今度は無線LANルーターが遠くなり、長いLANケーブルを追加購入しました。
アンテナ線もマンションの壁のソケットとnasneを繋ぐのに使ったら、テレビとの接続用ケーブルがない…
(2) それだけではテレビは見れない
まず、スマホで見るにはTorne(トルネ、\600)というアプリの購入・インストールが必要です。
(3) 嬉しい誤算
とりあえずiPhoneで番組予約や視聴ができるところまでやりました。
その晩、別の場所からTorneを立ち上げてみて、何も特別な設定はしていないのに番組予約できることがわかり、気に入った番組を予約録画したことをパートナーに告げました。
するとしばらくして、やはり別の場所にいるパートナーから「観たよ」と返事がありました。
特に設定しなくても視聴も外からできるのでした。
これはスグレモノだと納得しました。
その後、アンテナケーブルをテレビに接続するのは面倒なので、持っていたAppleTV経由で画面表示する作戦に切り替えました。
そうすれば家の中がケーブルだらけになるのも防げます。
追伸: 「AppleTV作戦」でテレビに映像を飛ばすのは失敗しました。Torneのスマホ映像は著作権の問題なのか、「規制によりできません」とエラーメッセージが出ます。
結局「DTCP-IPプレーヤーアプリ StationTV Link」というソフトをパソコンにインストールして観ています。2600円ほどの追加出費とはなりましたが、便利です。