それが俵屋旅館です。
スティーブジョブズや、トムクルーズなど海外の著名人が定宿としているそうです、流石です。
だからと言えるかもしれませんが、そう簡単に泊まることが出来る旅館ではありません。
一泊二食付きで1人60,000円から70,000円くらいします。
そんな高額でも何故毎年行くのか、それは俵屋旅館のホスピタリティーがこの金額以上に素晴らしいもので、
言葉は悪いですが、俵屋旅館の空間と時間とおもてなしの心をお金を出して買っている感覚で、
そのリターンは非常に大きなものです。
部屋は一間から二間あるものまで、色々なバリエーションがあります。
筆者が今年利用したのはこの部屋。
建物は非常に古い日本家屋ですが、お部屋も外のお庭も手入れが素晴らしい。
以前NHKで俵屋旅館の特集をしていましたが、外のお庭の草についた汚れまでも掃除人の方が手で汚れを取っていたのには驚きました。
全てに手が行き届いているのが部屋に入るなり感じられます。
コンセントやテレビなどは部屋に隠れるように配置されており、
季節ごとに変わる部屋のインテリアとして飾られている調度品は、季節に合わせて毎月代わり、
博物館に飾られてもおかしくないほどの素晴らしいものだけです。
部屋にはお風呂もあります、正直とても小さいです。
ビンボー根性の筆者は、この値段であれば高級温泉旅館に二泊は出来るのに、と思う俵屋旅館で唯一つの残念なポイントですが、こじんまりとした檜風呂は小さな中庭も見ることが出来るは素晴らしいです。
あとは何と言ってもお風呂にあるアメニティのシャンプーとコンディショナー、そして石鹸がとても上品で良い香りがするのです。
昨年このアメニティが旅館で売っていることを知り、こちらも高価ですが一年分買って帰り、自宅でも俵屋旅館の香りを楽しんでいます。
お食事も最高です。
夕食はコース料理で、季節に合ったお皿が使われて、お料理ももちろんのことながら素晴らしい。
一般的な旅館と違うのは、筆者達が食べ終わるのを覗き見しているのか?と思うほど、食べ終わった絶妙なタイミングで次の温かいお料理を仲居さんが運んでくるのです。
これには毎回驚かされます。
朝食は和食と洋食から選ぶことが出来、和食だと湯豆腐がつきます。
これが炭で温ためられた銅製の容器にはいっており、心身共にほっこりする美味しさです。
俵屋旅館はホームページも存在しません。
筆者は泊まる際に来年の予約をして帰りますが、電話での予約も可能です。
あとはJTBのホームページからだけ予約出来ます。
ただ部屋が指定出来ないので、この部屋に泊まりたいという希望があれば電話での予約をお勧めします。
http://www.jtb.co.jp/kokunai_htl/smartphone/list/A08/26/2601/260102/6232046/
これは来年の予約をした際に旅館の仲居さんが空いている部屋の値段を記載して下さったメモ書きです。
部屋によって値段が様々です。
来年はトムクルーズがお気に入りの部屋だという「富士」を予約して帰宅しました。
️トリップアドバイザーの俵屋旅館サイト
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