今回感想を書く漫画は、オノ・ナツメ先生のｎｏｔ　ｓｉｍple(ノットシンプル)という漫画です。



まずこの漫画の絵は個人的にですが非常にシンプルな絵だと思います。ただそれが悪いかというと全然そんなことありません。(シンプルなだけでヘタではありません。この絵であってこそ、この漫画の味が出るんだと思います。)
この漫画は非常に悲しい漫画です。主人公が最後までツキがなくてみていてかわいそうになりますが、主人公を支えてくれる友達の存在や主人公が最後の最後まで希望を失わなかったこともあり読み終わった後は温かい気持ちになれます。(逆に後味が悪いと思う人もいると思います)
しかし、この漫画の話はフィクションですが、この漫画の主人公の状況によく似た人たちが世界にはたくさんいると思います。そう考えるとなんだか悲しくなります・・・。
主人公は暗いことやつらいことばかりではなく時として楽しいこともあったので少しは救われた？んじゃないでしょうか(それでも悲しい結末でしたが・・・)
ページ数が３１０ページ以上あるんですが話がよくまとめられているので非常に読みやすく意外とすぐに読み終わります。しかし、読み終わったあとには心に何かが残ると思います。
この本はいろいろな世代の方に見てほしいです。タイトルの通りｎｏｔ　ｓｉｍｐｌｅ　単純じゃない　です



このブログを読んでこの本に興味を持った方がいればこちらでも購入することができるのでよろしければどうぞ。


ぎょぎょさん、ケメコさん、コメントとおほめの言葉をありがとうございます。
これからもより一層頑張っていきますのでよろしくお願いします。