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2015年05月19日

テイクオフが早い人は滑り出しもはやい?

先日の日曜日は久々にサイズも有り、やっとサーフィンが楽しめた感じでした。

そこで気づいたことを書きたいと思います。

小波が続くとどうしてもテイクオフの時にパドリングが早くなったり、力んだりして逆にテイクオフが遅くなっていことに気づきづらい状況になります。

感覚の”ズレ”が生じてしまうんですね。

そこで今日はそういったズレの回避法とテイクオフのコツを紹介します。

まずはズレですね。

波が良かったりすると早く沖にでていっぱい乗りたいと思うのが普通だと思います。

が!そこで焦って海に入るのはそのズレを生む最大の要因です。

”良い波!”って思いすぎると、もし沖に行って見た目よりも意外と厚くて乗りづらかったりした場合そのズレが出てくるんです。

『乗れると思っているのに乗れない!』

そうすると、パドル力が足りないとか、もっと前に!みたいにずれて行ってしまいます。

そのズレを回避するためと、普段から波を冷静に見る癖をつけるために”パドリングを早くしない”という事を沖に出るゲッティングアウトの時から意識してください。

スポーツ全般そうだと思うのですが(私はゴルフもやるのでゴルフではこれが悩み…)、一度力むと力みは取れないんです。

力みが出ると波に押される感覚が鈍ります。

鈍ると波に押し出される感覚が薄くなり”もっと漕がないと”と悪循環になるのです。

なので私は沖に出るとき、極力ゆっくりパドリングしています。

沖に出る気無いのか?ってほどに!(笑)

でも沖に出る時間は大して変わりませんよ。

一回一回のパドリングでゆっくりでも出来るだけ水を掴んでいるので。

逆にパドリングの推進効率が良くなっているんですね。

これは沖にでて乗ろうとするときにも効率が良いままになっているのでテイクオフも早いですよ!

そうするとテイクオフが早くなる好循環が生まれます。

実際にテイクオフはいかに波の力を利用して滑り出すという事も重要なのですが、上級者がテイクオフが早いのは”滑り出しを察知するのが早い”という理由も有ります。

波の力を感じながらパドリングするので、滑り出す瞬間が分かるんですね。

『滑り出した!』っと思ってからテイクオフの動作に入るともう遅いんですよ。

『次のひと掻きで滑り出すな!』ってわかるんですよ。

で、ひと掻きしたら次のテイクオフの動作に素早く移る!

なので上級者は滑り出しも早いことは早いのですが、立ち上がるまでの動作に”遅れ”が無いので早くも見えるんですね。

こういった事も自分では気づかないので、友達に横から見てもらうとか、やはりビデオでチェックしてほしいところですね。

次回海に入るときにチェックしてみてくださいね。

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