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2014年12月24日

冬の装備は?

12月もあと1週間。

今年も一年終わってしまいますね〜

サーフィンを25年以上もやっていますが、毎年憂鬱な時期です。

生活的には新年を迎えるということは良いことなのですが、サーフィンにはこれから3ヶ月ほど厳しい冬を迎えるという事になります。

0185.jpg

そこで今回はウエットスーツの種類について書きたいと思います。

私がサーフィンを始めた時は冬にはセミドライ1種類しかありませんでした。

背中に鉄のチャックが着いていて、開け閉めが大変なうえ、裏地はジャージ素材でした。
ほぼ間違いなく1年しか持たないウエットで、今から考えると全く暖かくはなかったですね〜

今はタイプも色々と選べる上に、裏地も種類があり、なんといっても暖かくて柔らかいです!
だいぶ冬は快適にサーフィンできるようにはなってきているのですが、それでも寒いは寒いですよね…

今更ですが、タイプとメリットデメリットです。

セミドライ(背中チャックタイプ)

昔からあるタイプですが、チャックと体のあいだには生地がもう一枚着いていて、チャックから漏れた水が入らないようになっているタイプがあります。防水チャックのタイプですとこの裏地がないタイプも有りますが、あったほうが暖かいのでオススメです。

メリット
脱ぎ着がしやすい。
壊れにくい。
やや動きやすい。

デメリット
防水チャックタイプだと値段高め。
多少は首から水が入ってくる場合もある。
パドリング時に背中が張る感じ。

セミドライ(ノンZip)

10年ほど前から主流のウエットスーツ。
開口部は大きく最後に首からもう一枚かぶるようになっている。
一番多いタイプです。一番人気のあるタイプ。
デメリットが一番少ない無難なタイプです。

メリット
首のパーツが一枚物なので首からの水の浸入が少ない。
背中が張らないのでパドリングがやや楽。
水が入りにくく保温性が高い。

デメリット
2重にかぶるタイプだと肩周りが逆に重くなるタイプもある。
モデルによっては脱ぎきが多少しづらいものもある。

セミドライ(ネックエントリー)

ここ数年で使用者が増えてきているモデル。
メリットも多いがデメリットも…
好き嫌いがはっきりと分かれるタイプです。
メリットが勝るか、デメリットが勝るかなので新しい物好きな方は試してみるのも良いでしょう。

メリット
つなぎ部分が少ないので水の浸入が最小限。
重なり部分も少ないので背中、肩ともに楽。
パドリングが断然ラクです。
上半身に多少余裕があるので寒がりの方はインナーを着ても重くならない。

デメリット
脱ぎ着が大変。(家が海に近くてシャワーを浴びながら着替えるなら多少はラクです。)
上半身に空間が出来るので、濡れた部分が体にくっつくと寒くなる時がある。
首パーツがギリギリなので破れる可能性も。(1年ごとにオーバーホール推薦)

ドライスーツ(各タイプ)

セミドライとは違い、構造的にには水が入らないように設計されているタイプです。
ドライとは言っても着かた、転び方によっては水が入ってきます。
痩せ型の型は特に手首から水が入ってくる可能性が高いです。
濡れないでサーフィンしたい方にはオススメです。

メリット
濡れないように工夫出来れば断然暖かくて動きやすいです。
丈夫です。表面がジャージ素材なので、ラバーと比べると持ちます。
脱ぎ着が早いです。(濡れなければそのまま服を着るだけ)

デメリット
工夫しないと濡れます。(濡れると干すのが大変)
値段が高い。
チャックタイプですと一人で着れない場合も。
おしっこ出来ない。


私のおすすめはドライスーツです。

一番のメリットは濡れないように工夫(着る時と、サーフィン時転び方、ドルフィンの仕方等)出来ればほぼ濡れません。
服を抜いて、スポっと着るだけです。
帰りも濡れなければ、頭だけ洗って、スポっと脱いですぐに服が着れます。
セミドライはラバー部分が縫えないのですが、ドライはジャージ素材なので、2年目に水が染みてくるとか、固くなるといったトラブルが少ないです。

また、なんといっても調子良いのがブーツです。

今までは、ずぶ濡れの靴を裸足で履いてスケボーやれといった感じですが、ドライで濡れなければ、乾いた靴に乾いた靴下履いてスケボーやる感じです。(ドライスーツは靴下履いて着ます)

とにかく冬は足から冷えるので、ドライはほぼ冷えません。

メリットとデメリットを比較してウエットスーツを選んで快適な冬のサーフィンライフを送ってくださいね〜








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子供から大人まで、このブログでは初心者から3級レベルの方向けにレクチャーします。 ボード、ウエットスーツ、ギアの解説や、海に入れない時の陸トレもレクチャー。 脱初心者を目指すなら是非見てくださいね。
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