2022年05月23日
なぜ、直売野菜は新鮮なのか?
こんにちは、ベジママキッチン です!
今日は知っていそうで知らない事も多い、野菜の流通についてお話していきます
みなさん、農家さんが作ったお野菜がどのようなルートでお手元まで届くかご存知でしょうか?
現在の一般的な流通をまとめてみました。
スーパーや八百屋さんに並ぶ多くの野菜のほとんどは、朝収穫し、午後に集荷場(JAなど)へ運ばれ、夜に市場にいきます。
そこから販売業者が買い付けをして、自身のお店に運び、品出し準備のあとに店頭に並びます。
ここまでおおよそ、野菜が収穫されてから一日半経過します。
収穫されてから一日半で店頭に並ぶならめちゃめちゃ新鮮じゃないと思いますよね。
これは、売れまくっているお店、または絶対に在庫を持たない場合の事例なので現実的には難しく、多くのお店が在庫からの販売、店頭に野菜が減ってきたら仕入れしたものを並べていくという形になっているので、店頭に並ぶ時点では三日以上経過してるものも沢山あります。
物によっては切り口に水をつけて保冷していたり、たくさんの野菜を冷蔵庫に戻すことはしないので、店頭に並べたまま翌日も売り、カットしパッケージングし直して店頭に並ぶケースも多々あるのでお店により基準が違ったり、買うまでに不特定多数の人が触っているので傷みやすかったり、野菜の鮮度や栄養が不透明になるということが起きてしまいがちです。
なので、買う野菜により味の差が出てしまい、美味しいものに当たる事もあれば、買ってきてすぐ腐ってしまうという事もあるのです。
ただ、野菜の一番売れている市場はスーパーや八百屋さんなどがほぼ割合を占めるので、お店としては仕入れた以上、ロスを減らして売り切ってしまわなければいけないので廃棄直前の野菜は値下げ、タイムセールなどで売るなど各お店ごとに様々な努力をされています。
大量仕入れして安く売り、野菜購入率を上げる企業努力がそこにはあるのですね
味や栄養に差はあるものの、安く安定的に野菜を買えるのがお店の最大のメリットだと思います。
では、一方で直売所はどうなのか?
新鮮な野菜が安く売っているイメージのある直売所
直売所といえど、様々あり、JAの直売所、道の駅や商業施設にある直売所、無人直売所、最近ではスーパーの中にも直売野菜コーナーがありますよね
「直売」とは名前の通り、農家さんが直接その場に卸すことです。
間に人を挟まず、自分で値段を決めて自分でお店に並べて、売れ残ったら自分で回収する、これば直売所のシステムです
農家さんが直接契約してるので、自分で値段を決められたり、少量から出せるので、少量栽培、農業を始めたばかりで収穫が少ない場合、年齢的に引退された農家さんなども野菜を作って出したりできます。
消費者さん的にも、誰がどこで作った野菜なのか背景が見える、比較的値段も安い、毎日店頭に並ぶので鮮度が良いと言ったメリットがあります。
ただ、個人的な立場でいうならば、直売所の野菜は安価にしないと売れないケースが多く、全部売れたところで農家さんの収入が沢山上がるわけではないので、細々と作って卸す、または大収穫している農家さんが規格外だけ直売所に出すというケースが多いのかなと思います。
これが全てではないですが、日本の農業は様々な発展を繰り返し、今日までこのような流通で農家さんは生産されてきています。
単価が100円を切る野菜も珍しくないので、家族を養うために何百キロという野菜を売らなければいけないのが通常で、JAやお店の協力を経て助け合いながら進歩してきたのが、日本の農業です。
時代は変わり、10年ほど前からも農業にも本格的にIT化が進み、インターネットに詳しい農家さんは新たな販路して野菜の通販に踏み切る方々も増えてきました。
大きいところに出荷すれば売り上げは安定するけど、自分が丹生込めて作った野菜は集荷場で各地の野菜と混ざり個性を消していきます。
個性の生まれる野菜だからこそ、自分のこだわりの栽培法や地域特有の野菜の育ち方、味や食べ方を直接伝えたいという農家さんが増え、SNSでの情報発信、通販のシステムの確率もしてきています。
次回は、この農家直送、通販の流通、ベジママキッチンの取り組みなどについて詳しくお話します
読んでいただき、ありがとうございました
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みなさん、農家さんが作ったお野菜がどのようなルートでお手元まで届くかご存知でしょうか?
現在の一般的な流通をまとめてみました。
スーパーや八百屋さんに並ぶ多くの野菜のほとんどは、朝収穫し、午後に集荷場(JAなど)へ運ばれ、夜に市場にいきます。
そこから販売業者が買い付けをして、自身のお店に運び、品出し準備のあとに店頭に並びます。
ここまでおおよそ、野菜が収穫されてから一日半経過します。
収穫されてから一日半で店頭に並ぶならめちゃめちゃ新鮮じゃないと思いますよね。
これは、売れまくっているお店、または絶対に在庫を持たない場合の事例なので現実的には難しく、多くのお店が在庫からの販売、店頭に野菜が減ってきたら仕入れしたものを並べていくという形になっているので、店頭に並ぶ時点では三日以上経過してるものも沢山あります。
物によっては切り口に水をつけて保冷していたり、たくさんの野菜を冷蔵庫に戻すことはしないので、店頭に並べたまま翌日も売り、カットしパッケージングし直して店頭に並ぶケースも多々あるのでお店により基準が違ったり、買うまでに不特定多数の人が触っているので傷みやすかったり、野菜の鮮度や栄養が不透明になるということが起きてしまいがちです。
なので、買う野菜により味の差が出てしまい、美味しいものに当たる事もあれば、買ってきてすぐ腐ってしまうという事もあるのです。
ただ、野菜の一番売れている市場はスーパーや八百屋さんなどがほぼ割合を占めるので、お店としては仕入れた以上、ロスを減らして売り切ってしまわなければいけないので廃棄直前の野菜は値下げ、タイムセールなどで売るなど各お店ごとに様々な努力をされています。
大量仕入れして安く売り、野菜購入率を上げる企業努力がそこにはあるのですね
味や栄養に差はあるものの、安く安定的に野菜を買えるのがお店の最大のメリットだと思います。
では、一方で直売所はどうなのか?
新鮮な野菜が安く売っているイメージのある直売所
直売所といえど、様々あり、JAの直売所、道の駅や商業施設にある直売所、無人直売所、最近ではスーパーの中にも直売野菜コーナーがありますよね
「直売」とは名前の通り、農家さんが直接その場に卸すことです。
間に人を挟まず、自分で値段を決めて自分でお店に並べて、売れ残ったら自分で回収する、これば直売所のシステムです
農家さんが直接契約してるので、自分で値段を決められたり、少量から出せるので、少量栽培、農業を始めたばかりで収穫が少ない場合、年齢的に引退された農家さんなども野菜を作って出したりできます。
消費者さん的にも、誰がどこで作った野菜なのか背景が見える、比較的値段も安い、毎日店頭に並ぶので鮮度が良いと言ったメリットがあります。
ただ、個人的な立場でいうならば、直売所の野菜は安価にしないと売れないケースが多く、全部売れたところで農家さんの収入が沢山上がるわけではないので、細々と作って卸す、または大収穫している農家さんが規格外だけ直売所に出すというケースが多いのかなと思います。
これが全てではないですが、日本の農業は様々な発展を繰り返し、今日までこのような流通で農家さんは生産されてきています。
単価が100円を切る野菜も珍しくないので、家族を養うために何百キロという野菜を売らなければいけないのが通常で、JAやお店の協力を経て助け合いながら進歩してきたのが、日本の農業です。
時代は変わり、10年ほど前からも農業にも本格的にIT化が進み、インターネットに詳しい農家さんは新たな販路して野菜の通販に踏み切る方々も増えてきました。
大きいところに出荷すれば売り上げは安定するけど、自分が丹生込めて作った野菜は集荷場で各地の野菜と混ざり個性を消していきます。
個性の生まれる野菜だからこそ、自分のこだわりの栽培法や地域特有の野菜の育ち方、味や食べ方を直接伝えたいという農家さんが増え、SNSでの情報発信、通販のシステムの確率もしてきています。
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読んでいただき、ありがとうございました
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