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2012年09月01日

三、 楽天とアマゾンのEC事業の比較

● アマゾンは、世界規模のECサイトが、日本でも国内最大級のECサイト。楽天は周知のとおり言わずとも知れた日本ナンバーワンの通販ショッピングモール。
● アマゾンのEC事業形態は個人でも法人でも出品できる。イメージはブースが並んでいるドーム型という感じである。楽天はモール型になっており、各店舗の集合体として成り立っています。イメージとしては商店街といったところだ。
● 決済
 楽天では各店舗ごとによって決済の種類は異なるが、アマゾンではネット販売における決済は揃っています。ユザーからも多くの決済手段があるほうが当然好ましいため、アマゾンの方がいい。
● 商品の比較
 そもそも欲しい商品がどれ位の価格で販売されれているのか。それを知る手段としては楽天は各店舗ごとに見比べることが出来るし、アマゾンではそれが難しいのもあるまた、ウィンドウショッピングを楽しみたい方も楽天には向いている。
● ポイント
 楽天の特徴である楽天ポイントは全商品に対して少なくとも購入した商品に対して1%の付与率でユーザーに還元される。対してアマゾンはポイントがついたり、つかなかったりと商品に対して差がある。さらに楽天ではポイント5倍でしたり、10倍というキャンペーンを行っていることから、楽天の方が還元率は高い。
● 商品の質・梱包
 楽天はそれぞれの店舗ごとに商品の質や、梱包に差がある。対してアマゾンは、物流センターから商品が出荷されるので、商品の質や、梱包は一定といったところだ。これに関しては若干アマゾンに軍配が上がる。
● 配送期間
 楽天は各店舗ごとによって配送期間は異なりますが、アマゾンは全国どこでも3日以内の配送を確約している。
● 送料
 消費者にとっては送料はかなり重要視する位置にあるが、楽天ではこれまた店舗によって差がある。売れている店舗では集荷数が多いため送料は安く設定されている。対してアマゾンは1,500円以上のお買い上げで送料は無料で、1,500円以内でも全国一律300円とユーザーの送料負担がかなり軽減される。これはアマゾンの方が圧倒的にいい。

posted by jacky at 22:58| 企業研究
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