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2016年04月28日
同人誌の値段設定。特に、相場より安い値段をつけることの是非
はじめまして、いつもうた子さんのtwitterやaskを楽しく拝見しております。
二次創作の対価関連のご意見がまとめられたtogetterをきっかけにうた子さんの存在を知り、感銘を受け、先日紙askを購入させていただきました。
二次創作以外の同人誌を購入するのは初めてでしたが、とても興味深く、楽しく読ませていただきました。特に巻末の「おわりに」を読んで、二次創作という文化に関わる者の一人として、自身の権利と責任について考えさせられました。
そして、もう既に多くの方が似たような質問をされているかもしれませんし、またこれはうた子さんに質問するべき事柄ではないのかもしれないとも思いつつ、是非ご意見を→伺いたくなり、質問を送らせていただきました。
それは同人誌の値段設定に関すること、特に、相場より安い値段をつけることの是非、です。
大前提として、同人誌の値段は作成者が自由に決めればよい、ということは、多くの方が共有している価値観であると考えます。
しかしその上で、ジャンルの相場を大きく下回る値段をつけることはマナー違反に当たる、という考えを持つ方も多いように感じます。(以前うた子さんも、値段設定に関し、相場から大きく逸脱することは好ましくない、といった旨をaskの回答でおっしゃっていたように記憶しております、記憶違いであったらすみません)
こういった考えの方の多くは、大部数を刷ることで単価を抑えることのできる大手サークルが、廉価で本を頒布することで、その他の中小サークルの運営を圧迫することを心配されているのだと思います。
しかし同時に、そういったご意見を持つ方が同じ口で、同人誌を買う時に値段なんて気にしない、欲しいものを買っているだけだ、と仰るのもよく見かけます。
私個人の感覚としては、極端な高値でなければ欲しい本を買いますし、またどれほど安くてもいらない本を買うことはありません。
そして欲しい本から順番に買っていき、予算が尽きたところで買うのを止めます。
大手サークルが廉価で本を頒布したのなら、その分他の本に払えるお金が増える、という感覚です。
果たして、大手サークルが→相場より安い価格で本を売ることは、本当に中小サークルの運営を圧迫するのでしょうか?
大手以外が不当に高い値段で本を売っていると買い手に誤解される可能性がある、といった意見も伺ったことがあります。
しかしそうした誤解をする一部の買い手のために、頒布価格は決められているのでしょうか?
一言、それは誤解であり、必要経費はケースバイケースなのだと伝えてあげればよいだけではないでしょうか? 大手は単価を抑えられるのだから頒布価格を抑えるべきだ、と主張する気は全くありません。
ただ、相場より安い価格で本を頒布することは、自分より規模の小さなサークルの運営を圧迫し結果としてジャンルを衰退させる、考えの足りない行為である、といった意見に、どれほどの正当性があるのか疑問を感じています。
私自身は旬ジャンルで小説本を作っており、有難いことに多くの方に買っていただけているおかげで、やや多めの部数を刷ることが出来ています。
相場価格で頒布を行った場合、必要経費を交通費宿泊費全て引いたとしても、確定申告が必要になる20万円以上の純利益が出てしまいます。
確定申告はとても面倒くさいので、したくありません。
ノベルティを作る技もなければ、ノベルティを作るという行為自体への興味もなく、本だけを作りたいオタクです。
なので、頒布価格をかなり安めに設定しています。これはマナー違反なのでしょうか。 そしてその他のサークルさんに迷惑をかけているのでしょうか。 (20万を少し超える程度の黒字なら確定申告なんてしなくても見逃してもらえるよ〜というのが現場のリアルなのかもしれませんが、それは嫌です)
私自身は、私の本を買って下さっている方は、値段が安いからではなく、キャラやカプ、原作への愛、あと少しだけ、私の書くお話が好きで買って下さっているものだと思っています。
しかし、最近色々な方のご意見をtwitterなどで拝見するにつけ、独りよがりな考えであるようにも思えてきました。
私は確定申告の手間を惜しむことなく、相場価格で本を頒布するべきなのでしょうか?
あるいは、あえて少部数再版を繰り返すことで、印刷会社にお金を落とすべきなのでしょうか?
個人的には、多めの部数刷ることで生まれる余裕は、買い手の方に還元したいのですが…… 長文になってしまってすいません。
同人文化についてお詳しいうた子さんのご意見を伺いたく、質問させていただきました。
お時間のある時にでも、ご意見お聞かせ願えれば幸いです。
<以下回答>
こんにちは。
わたしの頒布価格に関する回答は、下記の記事のことですね。
http://utap.hateblo.jp/entry/2016/04/27/232637
「>ジャンルの相場を大きく下回る値段をつけることはマナー違反に当たる、という考えを持つ方も多いように感じます。」
ジャンル相場から下回る値段を付けるとマナー違反と思われてしまうのは、何故か…考えてみました。
まず、「マナー違反」って、どういう時に言われるのかなあ…と考えると、みんなが気持ちよく生活していくのを邪魔したりしたときに、言われがちですね。
みんなが…ということで、大勢の人がやっていることから逸脱すると、「マナー違反だ!」と言われちゃうのかもしれませんね。
価格以外のことで他社と差をつけることを「非価格競争」と言いますが、同人界は、基本的にこの非価格競争で成り立っていると私は考えています。
たとえば、質問者さんがおっしゃるように、ノベルティを付ける。というようなことです。
そこに、相場より安く値段をつける「価格競争」を持ち込むことは、みんながしていないことなので、「マナー違反」と思われてしまうのかもしれません。
同人誌は「販売」ではなく「頒布」していることから分かるように、競争をするということは基本的にあり得ない前提であり、相場を逸脱して安い値段をつけることは、サークル者の思惑は関係なく、一般的に見て「価格競争に踏み切った」と見えることから、マナー違反にあたると思う人も居るのかな〜と思いました。
「>相場より安い価格で本を頒布することは、自分より規模の小さなサークルの運営を圧迫し結果としてジャンルを衰退させる、考えの足りない行為である、といった意見に、どれほどの正当性があるのか疑問を感じています。」
価格競争が激化した業界が疲弊し、衰退していくというのは、(あえて)マーケティングの観点から見れば、自なことかなあ…と思います。また、価格競争が激化した業界には新規参入がなかなか見込めません。
例えば、牛丼屋さん業界ですとか。
「>私個人の感覚としては、極端な高値でなければ欲しい本を買いますし、またどれほど安くてもいらない本を買うことはありません。」
これは、質問者さんのおっしゃったことで、私も同意です。
でも、可能だからと、ビッグサイト内の半分のサークルが、60ページの本を100円で売っていたら、残りの半分のサークルの40ページ500円の本は途端に「極端な高価」になりませんか。
どちらも原価ギリギリという、同じ条件の頒価設定であったとしても、本を買う側からの目線で見ると、大違いではありませんか。
価値観とは、そういうものではないでしょうか。
ちょっと話はそれちゃうんですけど、経済学において消費者って、常に合理的に判断してお買い物をするって考えられてたんですね。でも、最近になって「消費者って、そんなに合理的でもない!」て言う風にかわっていっているみたいで(例えば、同じような服を大量に買うとか、シーズン終わりにセールで服を買っちゃうとか、合理的じゃないけどやりがちですよね)
人間の心理とお金の使い方って非常に密接に関連してると思うんです。
私は俗な消費者なので、気になっていたカップリングの本が、相場より安かったら買ってしまう気がします。
また、私は肝が小さいので、自分と同じカップリングの大手さんが皆相場より著しく低い頒価で本を頒布していたら「大手さんがあんなに安く頒布しているのだから、わたしの本なんて手にもとってもらえない」と、とっても不安になると思います。
なので、同人界で価格「競争」なんてする必要ないじゃないか!と、それは当たり前のことなんですけど、人間心理として「価格競争」という結果になってしまうんじゃないか……人の心って、そういうものではないかな〜、と思います。
「>大手以外が不当に高い値段で本を売っていると買い手に誤解される可能性がある、といった意見も伺ったことがあります。
しかしそうした誤解をする一部の買い手のために、頒布価格は決められているのでしょうか?
一言、それは誤解であり、必要経費はケースバイケースなのだと伝えてあげればよいだけではないでしょうか?」
そうですね。これが可能なら、とっても良いアイディアだと思うのですが…これを伝えるのは、とてもとても大変なことじゃないかなあ。と思います。
貴方なら、この世の全ての「誤解をする一部の買い手」の誤解を、一言で、どうときますか?
私には、その一言がどうしても思いつきません。
スペースに来てくれる方全てに、出納帳を見せるか…印刷代の領収書をポスターにはっつけるか…書店に送った数や、前回の売れ残り、何部廃棄したか、廃棄証明書、全部スペースに貼り出すくらいしか、私には、思いつきません。そして私は、人の部数も知りたくありません。数字は悪魔なので、わたしは知りたくありません。
私のような、明細を見たがらないひとには、どう説明しましょうか…。
「>ノベルティを作る技もなければ、ノベルティを作るという行為自体への興味もなく、本だけを作りたいオタクです。なので、頒布価格をかなり安めに設定しています。これはマナー違反なのでしょうか。 そしてその他のサークルさんに迷惑をかけているのでしょうか。」
私がマナー違反じゃない。と思っても、ほかの人はマナー違反だ!と思うこともあると思いますので、はっきりとは言えません。マナーって、法律とか決まりじゃなくて、大勢の感覚でできてるものだと思うので…。
マナー違反かも…と気にされていて、ノベルティを作ることに興味がなく、本を作りたい…ということであれば、今までpixivなどに上げていたお話を本に再録してノベルティにするのはどうでしょう?
私の大好きな小説サークルさんがこの方法をとってらっしゃるのですが、ファンとしては紙版で手もとに置いておくことが出来るのはとても嬉しいことなので、買ってくれる方への還元にもなるんじゃないでしょうか?
普通に刷ったら、まだお金が余るということであれば、プリントオンさんの「わくわくドキドキセット」シリーズはどうでしょう?
デザインまでしてくれる素敵なセットもありますよ!わたしも、お金がたくさんあったら、やってみたい憧れのセットです
http://www.print-on.jp/doujin/comic/price/wakudokidx_price.htm
※「紙ask」というのは、わたしが以前にだした同人誌のことです。
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=53517544
二次創作の対価関連のご意見がまとめられたtogetterをきっかけにうた子さんの存在を知り、感銘を受け、先日紙askを購入させていただきました。
二次創作以外の同人誌を購入するのは初めてでしたが、とても興味深く、楽しく読ませていただきました。特に巻末の「おわりに」を読んで、二次創作という文化に関わる者の一人として、自身の権利と責任について考えさせられました。
そして、もう既に多くの方が似たような質問をされているかもしれませんし、またこれはうた子さんに質問するべき事柄ではないのかもしれないとも思いつつ、是非ご意見を→伺いたくなり、質問を送らせていただきました。
それは同人誌の値段設定に関すること、特に、相場より安い値段をつけることの是非、です。
大前提として、同人誌の値段は作成者が自由に決めればよい、ということは、多くの方が共有している価値観であると考えます。
しかしその上で、ジャンルの相場を大きく下回る値段をつけることはマナー違反に当たる、という考えを持つ方も多いように感じます。(以前うた子さんも、値段設定に関し、相場から大きく逸脱することは好ましくない、といった旨をaskの回答でおっしゃっていたように記憶しております、記憶違いであったらすみません)
こういった考えの方の多くは、大部数を刷ることで単価を抑えることのできる大手サークルが、廉価で本を頒布することで、その他の中小サークルの運営を圧迫することを心配されているのだと思います。
しかし同時に、そういったご意見を持つ方が同じ口で、同人誌を買う時に値段なんて気にしない、欲しいものを買っているだけだ、と仰るのもよく見かけます。
私個人の感覚としては、極端な高値でなければ欲しい本を買いますし、またどれほど安くてもいらない本を買うことはありません。
そして欲しい本から順番に買っていき、予算が尽きたところで買うのを止めます。
大手サークルが廉価で本を頒布したのなら、その分他の本に払えるお金が増える、という感覚です。
果たして、大手サークルが→相場より安い価格で本を売ることは、本当に中小サークルの運営を圧迫するのでしょうか?
大手以外が不当に高い値段で本を売っていると買い手に誤解される可能性がある、といった意見も伺ったことがあります。
しかしそうした誤解をする一部の買い手のために、頒布価格は決められているのでしょうか?
一言、それは誤解であり、必要経費はケースバイケースなのだと伝えてあげればよいだけではないでしょうか? 大手は単価を抑えられるのだから頒布価格を抑えるべきだ、と主張する気は全くありません。
ただ、相場より安い価格で本を頒布することは、自分より規模の小さなサークルの運営を圧迫し結果としてジャンルを衰退させる、考えの足りない行為である、といった意見に、どれほどの正当性があるのか疑問を感じています。
私自身は旬ジャンルで小説本を作っており、有難いことに多くの方に買っていただけているおかげで、やや多めの部数を刷ることが出来ています。
相場価格で頒布を行った場合、必要経費を交通費宿泊費全て引いたとしても、確定申告が必要になる20万円以上の純利益が出てしまいます。
確定申告はとても面倒くさいので、したくありません。
ノベルティを作る技もなければ、ノベルティを作るという行為自体への興味もなく、本だけを作りたいオタクです。
なので、頒布価格をかなり安めに設定しています。これはマナー違反なのでしょうか。 そしてその他のサークルさんに迷惑をかけているのでしょうか。 (20万を少し超える程度の黒字なら確定申告なんてしなくても見逃してもらえるよ〜というのが現場のリアルなのかもしれませんが、それは嫌です)
私自身は、私の本を買って下さっている方は、値段が安いからではなく、キャラやカプ、原作への愛、あと少しだけ、私の書くお話が好きで買って下さっているものだと思っています。
しかし、最近色々な方のご意見をtwitterなどで拝見するにつけ、独りよがりな考えであるようにも思えてきました。
私は確定申告の手間を惜しむことなく、相場価格で本を頒布するべきなのでしょうか?
あるいは、あえて少部数再版を繰り返すことで、印刷会社にお金を落とすべきなのでしょうか?
個人的には、多めの部数刷ることで生まれる余裕は、買い手の方に還元したいのですが…… 長文になってしまってすいません。
同人文化についてお詳しいうた子さんのご意見を伺いたく、質問させていただきました。
お時間のある時にでも、ご意見お聞かせ願えれば幸いです。
<以下回答>
こんにちは。
わたしの頒布価格に関する回答は、下記の記事のことですね。
http://utap.hateblo.jp/entry/2016/04/27/232637
「>ジャンルの相場を大きく下回る値段をつけることはマナー違反に当たる、という考えを持つ方も多いように感じます。」
ジャンル相場から下回る値段を付けるとマナー違反と思われてしまうのは、何故か…考えてみました。
まず、「マナー違反」って、どういう時に言われるのかなあ…と考えると、みんなが気持ちよく生活していくのを邪魔したりしたときに、言われがちですね。
みんなが…ということで、大勢の人がやっていることから逸脱すると、「マナー違反だ!」と言われちゃうのかもしれませんね。
価格以外のことで他社と差をつけることを「非価格競争」と言いますが、同人界は、基本的にこの非価格競争で成り立っていると私は考えています。
たとえば、質問者さんがおっしゃるように、ノベルティを付ける。というようなことです。
そこに、相場より安く値段をつける「価格競争」を持ち込むことは、みんながしていないことなので、「マナー違反」と思われてしまうのかもしれません。
同人誌は「販売」ではなく「頒布」していることから分かるように、競争をするということは基本的にあり得ない前提であり、相場を逸脱して安い値段をつけることは、サークル者の思惑は関係なく、一般的に見て「価格競争に踏み切った」と見えることから、マナー違反にあたると思う人も居るのかな〜と思いました。
「>相場より安い価格で本を頒布することは、自分より規模の小さなサークルの運営を圧迫し結果としてジャンルを衰退させる、考えの足りない行為である、といった意見に、どれほどの正当性があるのか疑問を感じています。」
価格競争が激化した業界が疲弊し、衰退していくというのは、(あえて)マーケティングの観点から見れば、自なことかなあ…と思います。また、価格競争が激化した業界には新規参入がなかなか見込めません。
例えば、牛丼屋さん業界ですとか。
「>私個人の感覚としては、極端な高値でなければ欲しい本を買いますし、またどれほど安くてもいらない本を買うことはありません。」
これは、質問者さんのおっしゃったことで、私も同意です。
でも、可能だからと、ビッグサイト内の半分のサークルが、60ページの本を100円で売っていたら、残りの半分のサークルの40ページ500円の本は途端に「極端な高価」になりませんか。
どちらも原価ギリギリという、同じ条件の頒価設定であったとしても、本を買う側からの目線で見ると、大違いではありませんか。
価値観とは、そういうものではないでしょうか。
ちょっと話はそれちゃうんですけど、経済学において消費者って、常に合理的に判断してお買い物をするって考えられてたんですね。でも、最近になって「消費者って、そんなに合理的でもない!」て言う風にかわっていっているみたいで(例えば、同じような服を大量に買うとか、シーズン終わりにセールで服を買っちゃうとか、合理的じゃないけどやりがちですよね)
人間の心理とお金の使い方って非常に密接に関連してると思うんです。
私は俗な消費者なので、気になっていたカップリングの本が、相場より安かったら買ってしまう気がします。
また、私は肝が小さいので、自分と同じカップリングの大手さんが皆相場より著しく低い頒価で本を頒布していたら「大手さんがあんなに安く頒布しているのだから、わたしの本なんて手にもとってもらえない」と、とっても不安になると思います。
なので、同人界で価格「競争」なんてする必要ないじゃないか!と、それは当たり前のことなんですけど、人間心理として「価格競争」という結果になってしまうんじゃないか……人の心って、そういうものではないかな〜、と思います。
「>大手以外が不当に高い値段で本を売っていると買い手に誤解される可能性がある、といった意見も伺ったことがあります。
しかしそうした誤解をする一部の買い手のために、頒布価格は決められているのでしょうか?
一言、それは誤解であり、必要経費はケースバイケースなのだと伝えてあげればよいだけではないでしょうか?」
そうですね。これが可能なら、とっても良いアイディアだと思うのですが…これを伝えるのは、とてもとても大変なことじゃないかなあ。と思います。
貴方なら、この世の全ての「誤解をする一部の買い手」の誤解を、一言で、どうときますか?
私には、その一言がどうしても思いつきません。
スペースに来てくれる方全てに、出納帳を見せるか…印刷代の領収書をポスターにはっつけるか…書店に送った数や、前回の売れ残り、何部廃棄したか、廃棄証明書、全部スペースに貼り出すくらいしか、私には、思いつきません。そして私は、人の部数も知りたくありません。数字は悪魔なので、わたしは知りたくありません。
私のような、明細を見たがらないひとには、どう説明しましょうか…。
「>ノベルティを作る技もなければ、ノベルティを作るという行為自体への興味もなく、本だけを作りたいオタクです。なので、頒布価格をかなり安めに設定しています。これはマナー違反なのでしょうか。 そしてその他のサークルさんに迷惑をかけているのでしょうか。」
私がマナー違反じゃない。と思っても、ほかの人はマナー違反だ!と思うこともあると思いますので、はっきりとは言えません。マナーって、法律とか決まりじゃなくて、大勢の感覚でできてるものだと思うので…。
マナー違反かも…と気にされていて、ノベルティを作ることに興味がなく、本を作りたい…ということであれば、今までpixivなどに上げていたお話を本に再録してノベルティにするのはどうでしょう?
私の大好きな小説サークルさんがこの方法をとってらっしゃるのですが、ファンとしては紙版で手もとに置いておくことが出来るのはとても嬉しいことなので、買ってくれる方への還元にもなるんじゃないでしょうか?
普通に刷ったら、まだお金が余るということであれば、プリントオンさんの「わくわくドキドキセット」シリーズはどうでしょう?
デザインまでしてくれる素敵なセットもありますよ!わたしも、お金がたくさんあったら、やってみたい憧れのセットです
http://www.print-on.jp/doujin/comic/price/wakudokidx_price.htm
※「紙ask」というのは、わたしが以前にだした同人誌のことです。
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=53517544