何を望めばいいのかわからなくなる時は
誰にでもある。
誰かのミス
誰かの泣き言
誰かの不満足。
私より幸せになることが許せない
私が幸せにならない訳がない
私があの子より劣っているはずはない
私はあの子に勝てる
こうやって
負の連鎖は始まる
私とあなたは違う
私とあなたは違う。
そのこと。
あなたはあなたの幸せを探さないといけない
きっと
私とは違う
あのことも違う
だって
魂が違う。
個性が違う
人間が違う
だから、
私たちは
一生分かり合えない
人からものを奪う時の
人の心理
どういう人がどういう人の物を奪うか。
そして
奪った人はどうなるのか？
こうやって
人間は
目に見えない犯罪を犯しつづける
犯罪者という自覚が必要
その中で
幸せは生まれるのか？
幸せは生まれるのか？
何かを求める時
何かにすがりたい時
貴方は何を求める
純真な
綺麗な
心から素直になれる人
きっと
物を奪われた人は
貴方を許すだろう。
でも
貴方は二度と信頼できない
犯罪者なのだから。
友人
知人
上司
部下
貴方は
罪を犯している
目に見えない
犯罪。
あの子が幸せになるはずがない
そういうあなたの目には
もう幸せは映っていない。
この劇場に出てきた
色々な亡霊。
貴方たちは十分強い
独りで生きて
独りで戦って
私にはあなたたちのようなことは
真似できない
人を踏みにじってまで
絡まっていく
蜘蛛の糸
幸せとは
と言われたときに
見せる表情で
人間の生き方がわかるような気がする
そんな
呪文を私は最後に呟きつ続ける
きっと
君はそれで幸せなのかい？
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