あの日
夏の終わりの早朝に感じる感覚
時々
ふと感じる感覚がある
夏の終わりの
冷たい空気と
夏の最中の重い感覚。
重たい空気と
少し冷たい風の中で
重たくなってきている体を起こすと
少し遠くなった
蝉の声が聞こえる。
そろそろ
夏から違う季節へと移行する
この瞬間に
思い出す顔がある
まだまだ
私にもわからない世界がある
そう感じながら
写真の向こう側を見つめていく
まだまだ
私は私であることを
実感して行く日々の途中である
そう感じながら
雲の向こうの晴れ間を見ながら
今日も何かを拾っていく
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